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◆事務局住所
〒630-0246 生駒市西松ケ丘25-98(長尾方)
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発行責任者 池田順作 0743-76-8788 | |
「憲法九条の会・生駒」創立10周年記念集会」が開かれ、143名が参加
12月7日の午後、生駒市図書会館で標題の集会が開かれました。創立10周年記念であると同時に、「中央の九条の会」がこの秋、全国7500団体以上の九条の会に、安倍政権の集団的自衛権行使への動きに反対して立ち上がろうと、呼びかけたことに呼応したものです。
司会の崎本治三郎さん
開会の挨拶をする池田順作さん
集会では、「九条の会・生駒」のこの10年の歩みが、プレゼンテーションの映像でわかりやすく上映されました。
プレゼンで紹介された故奈波宏さん
続いて、東京から来られた、元自衛隊員の井筒高雄さんが、「憲法解釈による集団的自衛権と自衛隊の迷走」と題して、陸上自衛隊レンジャー部隊としての過酷な体験を話され、入隊の際には遺書を書かされたこと、自衛隊は災害救助も行うが、主たる任務は戦争のための訓練であり、集団的自衛権で米軍や多国籍軍の下請けになるリスクについて話されました。井筒さんへの質疑応答も行われました。
講演する井筒高雄さん
若者、母親と井筒さんの質疑応答
ついで歌手の早苗ネネさんが、憲法九条を歌った「サヨナラ戦争」などですばらしい歌声を披露しました。
歌う早苗ネネさん
閉会の挨拶をする谷山清さん
最後に、集団的自衛権行使に反対するアピールを採択して閉会しました。
日本を「海外で戦争する国」に変えることに反対するアピール
安倍内閣は7月1日、国民多数の声を無視して、集団的自衛権行使を認めることを中心とする「閣議決定」を強行しました。 「閣議決定」は、これまでの「憲法9条のもとでは、海外での武力行使は許されない」としてきた政府解釈を180度変え、日本への攻撃がなくても日本が米国のために武力を行使し、海外で戦争する国になる道をひらくものです。 安倍内閣は今後、「閣議決定」を実際に運用するために、自衛隊法や周辺事態法など多数の関係法律などを改定するとともに、日米ガイドライン改定にも反映することを目論んでいます。新ガイドラインは、集団的自衛権行使、戦闘現場での後方支援を前提にしたもので、自衛隊が米軍の戦争を地球規模で支援することになります。 秘密保護法はいよいよ12月10日に施行される予定です。運用基準では、これまで指摘されていた問題点がほとんど改善されず、市民やマスコミが情報を得ようとすると罰せられ、違法な秘密を保持していた側は罰せられないものであり、「何が秘密か、それも秘密」という事態は変わりません。 国民のなかに戦争への不安がひろがっています。 戦争のない平和なアジアと世界を願う私たちは、憲法九条を守り、「閣議決定」を直ちに撤回すること、集団的自衛権行使のための立法措置を行わないこと、秘密保護法を廃止することを強く求めます。 以上、宣言します。
2014年12月7日 「憲法9条の会・生駒」創立10周年記念集会
会場の様子
| 「憲法九条の会・生駒」創立10周年記念集会プログラム 輝け!憲法九条 ――語り継ごう 日本の平和――
とき 2014年12月7日(日) 13:00開場 13:30開会 ところ 生駒市図書会館市民ホール
プログラム ○ はじめの挨拶 ○ メッセージ朗読・・・生駒市長、市議会議長 ○ 「憲法九条の会・生駒」10年のあゆみ(映像) 第1部 平和について語り合おう 元自衛隊員 井筒高雄さん 若者 母親 参加者と共に語る
休憩10分
第2部 平和を歌おう 早苗ネネさん 「サヨナラ戦争」他 みんなで合唱(「サヨナラ戦争」の歌詞配布)
○「憲法九条の会・生駒」からの訴えと閉会の辞
主催;「憲法九条の会・生駒」 後援;生駒市、生駒市教育委員会
●みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。 「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。 |
since2005.1.19
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