憲法九条の会・生駒 【2014~2009】

 

 

【2014~2009】


  


「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2014年12月22日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・

「憲法九条の会・生駒」創立10周年記念集会
143名が参加、充実した内容で成功裏に終了。
みなさん、ありがとうございました。


12月7日の午後、生駒市図書会館で標題の集会が開かれました。創立10周年記念であると同時に、「中央の九条の会」がこの秋、全国7500団体以上の九条の会に、安倍政権の集団的自衛権行使への動きに反対して立ち上がろうと、呼びかけたことに呼応したものです。
集会では、「九条の会・生駒」のこの10年の歩みが、プレゼンテーションの映像でわかりやすく上映されました。続いて、東京から来られた、元自衛隊員の井筒高雄さんが、「憲法解釈による集団的自衛権と自衛隊の迷走」と題して、陸上自衛隊レンジャー部隊としての過酷な体験を話され、入隊の際には遺書を書かされたこと、自衛隊は災害救助も行うが、主たる任務は戦争のための訓練であり、集団的自衛権で米軍や多国籍軍の下請けになるリスクについて話されました。井筒さんへの質疑応答も行われました。ついで歌手の早苗ネネさんが、憲法九条を歌った「サヨナラ戦争」などですばらしい歌声を披露しました。最後に、集団的自衛権行使に反対するアピールを採択して閉会しました。

(写真、アピールなどは、12/16更新掲載しました)
orこちら

(お願い)
この記念集会では、元自衛隊員を東京から、プロ歌手を岡山からお招きし、その交通費と謝礼をはじめ、会場費、ちらし・ポスター・チケットの印刷費など、多額の費用がかかりました。みなさんの参加協力費や多くの方々から募金をいただきましたが、12月20日現在なお全体として約2万円の赤字となっています。九条の会が、今後の活動を継続するためにも、みなさんのいっそうのご支援をお願いいたします。募金は下記の口座へお願いします。




●総選挙、自公連合が衆議院議席の3分の2以上を占め、改憲策動の危険性高まる。

12月14日投票の総選挙で、自民公明連合は衆議院の3分の2以上を占めました。自民党は、総選挙公約の中で、「憲法改正原案を国会に提出し、憲法改正のための国民投票を実施、憲法改正を目指す」と明文改憲の方針を明記していました。安倍首相は、選挙で国民の信任を得たとして、改憲に向けた議論を推進する考えを表明しています。しかし、憲法9条改正には国民の過半数が反対です。九条の会は、国民と共に憲法を守る闘いを推進します。今後とも、みなさんの積極的なご参加、ご協力をお願いします。

●みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。
「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。

・・・・・・こ れ か ら の 予 定・・・・・・

・1月12日(祝)6・9行動 核廃絶署名(13時 生駒駅)
・1月19日(月)共同センター憲法署名(11時 生駒駅)

第124回 運営委員会
2015年1月27日(火)13:00~15:00 
UFO(生駒駅北 コナミスポーツの東隣り)
当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。

お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。




「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2014年11月6日号(部内資料)


・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・

「憲法九条の会・生駒」創立10周年記念集会」
今年の12月で、憲法九条の会・生駒は創立10年を迎えます。この10年を振り返り、また集団的自衛権行使の閣議決定がなされた今、ますます重要になってくる「九条の会」の活動を強化し、今後のあり方を探求する集会です。みなさん。多数ご参加ください。
12月7日(日)午後1:30~4:30 
生駒市図書会館(近鉄東生駒駅北 徒歩7分)3階市民ホール。

 
 
 

「戦争する国に反対 憲法九条を守る 
    奈良県民集会とパレード」



奈良県全体の集会とパレードです。多数ご参加ください。

11月24日(休日)午後2時  JR奈良駅前東口広場

 
① 日米両政府が「日米軍事協力の指針(ガイドライン)」見直しに向けた中間報告を発表しました。7月1日の集団的自衛権閣議決定を適切に反映し、同盟を強化すると明記。報告は、指針見直しで「周辺事態」という地理的制約を削除し、世界のどこにでも米軍と共に自衛隊が武力行使する方向を示しています。

② 10月19日和歌山県は防災訓練を実施、これにオスプレイ2機が参加。県内外から118機関、約6400人が参加、陸海空の自衛隊約1500人に加え、海上自衛隊の護衛艦も串本町の沖合いに展開し、オスプレイやヘリコプターの洋上拠点としました。県管理の民間空港である南紀白浜空港などに離着陸し、初めて基地外の訓練実績を作ったのです。白浜町での抗議集会には約700人が参加。

③ 10月21日、ミサイル防衛に直結する米軍Xバンドレーダーが京丹後市(経ケ岬)に、住民への何の説明もなく搬入が強行されました。現地で抗議行動、京都府庁前でも抗議行動が行われました。

④ 10月21日、中教審は小中学校で行われている「道徳の時間」を「特別の教科」とし、検定教科書を使用させ、評価を行うとの答申を下村文科相に提出しました。「規範意識」「愛国心」「徳目」を導入。


  ●10月4日、生駒南第2小校区憲法九条の会が、創立3周年記念の集いを行いました。
clickで拡大します
      
●みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。
   「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。

     ・・・・・・こ れ か ら の 予 定・・・・・・
・11月6日(木)6・9行動(核廃絶署名 11時 生駒駅)
・11月19日(水)共同センター憲法署名(11時 生駒駅)           
・11月19日(水)樋口陽一講演会「憲法をまっとうに議論するために」
(18:30なら100年会館)奈良弁護士会

・11月24日(祝)九条守る奈良県民集会とパレード(14時 JR奈良駅前)
・12月7日(日)「憲法九条の会・生駒」創立10周年記念集会
(13:30生駒市図書会館市民ホール)
            
 
     第121回 拡大運営委員会
2014年11月19日(水)12:30~15:00 
UFO(生駒駅北 コナミスポーツの東隣り)

当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。



 
 



「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2014年10月6日号(部内資料)


・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・

「憲法九条の会・生駒」創立10周年記念集会」
今年の12月で、憲法九条の会・生駒は創立10年を迎えます。この10年を振り返り、また集団的自衛権行使の閣議決定がなされた今、ますます重要になってくる「九条の会」の活動を強化し、今後のあり方を探求する集会です。みなさん。多数ご参加ください。
12月7日(日)午後1:30~4:30 
生駒市図書会館(近鉄東生駒駅北 徒歩7分)3階市民ホール。
 
 

 

 
菅官房長官、辺野古新基地建設はあくまで進める、と表明
 菅官房長官は、内閣改造で新設の「沖縄基地負担軽減担当相」を兼務することになったことで、9月17日沖縄を訪問した。県内の米軍基地をヘリコプターで上空から視察、辺野古上空は数分間の飛行というパフォーマンスで終え、住民は海岸や海上から抗議した。仲井真知事との会談では、「新基地建設は粛々と進める」「米軍の抑止力を維持しなければならない」と改めて表明した。20日には、辺野古の浜で住民5500人が集会を開き、知事選(10月30日告示、11月16日投票)勝利へ翁長候補が決意表明した。
 
日米軍事協力の指針(ガイドライン)の再改定へ
 江渡防衛相は9月18日、ケネデイ駐日米大使と会談、ガイドラインの再改定に向けて、作業を加速させることで一致した。自衛隊の海外派遣が具体化される危険性がある。        
 
核兵器持込の沖縄密約は今も
 1966年から69年にかけて、沖縄返還交渉の米側担当官を務めたモートン・ハルペリン氏は、有事の際沖縄への核兵器の持ち込みを認めた日米密約について、「確かに存在し、今も有効だ」と述べた。しかし、外務省はこの密約の存在を認めていない。
 
道徳の教科化
 中教審の道徳教育専門部会は9月19日、道徳を「特別の教科」として位置づけ、検定教科書を導入するなど、国家が特定の価値観を国民に押し付ける危険な内容の答申を出した。指導要録に記述式の記録欄を設けて評価を行うとしている。
 

       「九条の会」生駒・北葛城交流会報告 
                  2014,9,19 広陵町中央公民館
     全九条の会が出席、各会が地味で粘り強い活動を交流し、学びあいました。

・九条の会三郷
  ① 西谷文和講演会を130名参加で成功させ、参加された若い人、動ける人、いろいろの分野の人を訪ねて、世話人を増やす活動に取り組んでいる。
  ② 九条ニュースを400人に配布している。

・九条の会へぐり
  ① 7月12,13日 集団的自衛権問題で宣伝カーを出してアピール。いろいろの分野の人が自分の考えを訴えた。
  ② 戦争展・・・・市とも協力して開催。
  ③ 9周年行事として、9月21日 西谷文和講演会 120名参加で成功。

・九条の会斑鳩
  9月役員会で、11月2日 佐藤真理弁護士 「戦争する国」に反対する学習会を開催する。

・九条の会大和郡山
  事務局体制とスタッフ 準備中

・王寺九条の会
  ① 王寺、河合、上牧、広陵の九条の会が協力して、10周年まほろば音楽祭を630名参加で成功させた。10回の実行委員会、拡大実行委員会も2回。それぞれの九条の会が任務を分担し、「ぞう列車」を中心に多くの人を集めた。
  ② 王寺独自で、8月9日、9月9日 憲法改悪阻止の署名宣伝活動

・河合九条の会
  今年は大きな集会を開かず、小さな集会をこまめに開いている。9月28日映画「封印された原爆調査報告」上映会

・上牧九条の会
  8月9日上牧平和企画 10回目で今年は戦争体験と「はだしのゲン」上映

・奈良広陵九条の会
  ① 9の日宣伝 8/9、 9/9 香芝九条の会と協力して
  ② 91㎝×4mの横断幕を作製・宣伝
  ③ 10/13 宮尾耕二弁護士の憲法学習会開催
  ④ 若い世代の世話人を増やす。
 
 
   ●みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。
    「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。
 
 
     ・・・・・・こ れ か ら の 予 定・・・・・・
・10月14日(火)共同センター憲法署名(10:30~生駒高校正門前)
・11月6日(木)6・9行動(核廃絶署名 11時 生駒駅)
            
     第120回 運営委員会
      2014年10月16日(木)14:30~17:00 たけまるホール研修5
当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。
          



「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2014年9月9日号(部内資料)


・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・
 「憲法九条の会・生駒」創立10周年のつどい
12月7日(日)午後1:30開会 生駒市図書会館
この10年、営々と活動してきた九条の会が、節目を迎えました。
みなさん、多数お集まりください。
この10年のプレゼン、生駒市立上中学校吹奏楽部の演奏、
元自衛隊員とパネルデイスカッション、ねねさんの歌、などもりだくさんです。

 

辺野古工事の強行は、現代版“銃剣とブルドーザー”
沖縄県民の総意を無視して8月14日、沖縄防衛局は辺野古の海上にブイ設置作業を開始、18日には海底ボーリング調査の作業を開始しました。1950年代に米占領下の沖縄各地で、銃剣で武装した米兵とブルドーザーが、そこに住む沖縄県民を追い出し、家々を焼き払い、土地を取り上げ、基地を拡張し、今日の広大な米軍基地を作りましたが、いま安倍内閣が同じやり方で、新米軍基地を作ろうとしています。その先の本体準備工事の入札は、6月上旬に秘密裏に行われ、大手ゼネコン大成建設(東京都)が50億円で落札受注しました。この事実を沖縄防衛局は公表していません。11月の知事選前にも本体工事の入札、着工も強行する狙いで、全てを後戻りできない既成事実化しようとしています。

 
① 8月6日、広島の平和記念式典で、安倍首相は昨年のあいさつ文のコピーを流用、被爆者からは犠牲者を冒涜するものだと批判が出ています。

② 同日の、広島市での首相と被爆者団体との会談で被爆者代表が、平和公園の記念碑の石棺には「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」とあるが、集団的自衛権行使を容認した閣議決定は、この碑文の誓いを破り、過ちを繰り返すものだとして、閣議決定の撤回を求めました。首相はにらむような視線で「国民の命と平和なくらしを守るためだ」と言うだけ。

③ 長崎でも平和式典で被爆者代表の城台美弥子さんが、閣議決定を「日本国憲法を踏みにじった暴挙」と批判しました。

④ 集団的自衛権行使容認に反対する意見書を可決した地方議会は、8月12日現在190議会にのぼっています。
 
⑤ 8月15日の全国戦没者追悼式で安倍首相は、歴代首相が表明してきたアジア諸国への「加害」の反省や「不戦の誓い」を、昨年に引き続き表明せず、また靖国神社に玉串料を奉納しました。

⑥ 8月11日、沖縄知事選へ向けて、翁長那覇市長に県政野党が出馬を要請、同市長は昨年1月の建白書の立場で闘うと表明しました。
(建白書=オスプレイ配備撤回、普天間基地閉鎖・撤去、県内移設断念を求める内容で、沖縄の全41市町村長、議会議長、県議会と、主要な経済的、社会的団体の代表が署名。2013年1月に安倍首相に提出しました。)
 
 
●8月24日(日)生駒市平和委員会主催の、夏のつどいXⅢ~語り継ぐ戦争と平和~が図書会館で、
 

●8月31日(日)第9回九条の会鹿ノ台校区平和のつどいが、ふれあい会館で行われました。

 第9回 鹿ノ台校区平和のつどい
~100数名の参加で盛況~
 
9回目を迎えた今年、東京から作家 雨宮処凛さんを招き、「生きづらい今を」というタイトルでパネルデイスカッションを開きました。校区の人を中心に、近隣九条の会、新聞案内を見た人たち100数名がつどい、討議しました。著書も20冊完売。若い世代の参加もありました。ご協力ありがとうございました。
 
 
 8月31日、「鹿ノ台校区平和のつどい」が行われ、会場いっぱいの100人が参加しました。つどいは今回で9回目です。憲法九条の会鹿ノ台校区の崎本冶三郎さんは、「平和の尊さと9条を守る大切さを考えながら、1人ひとりの生き方を考える集いになれば」とあいさつしました。
 作家の雨宮処凛(かりん)さんが講演、その話しをもとに参加者は、青年と奨学金、右翼と左翼の違い、脱原発デモの広がり、貧困問題など幅広いテーマで討論しました。
 雨宮さんは、「学生の4人に1人が、卒業と同時に500万円の借金を背負って、社会に出ていかざるをえない現実がある」と、奨学金が貧困ビジネスになっていると話しました。また、奨学金の返済が滞っている青年に、国が自衛隊への入隊を勧誘する計画があることを話し、「アメリカと同じ、経済的徴兵制を考えていることが見える」との危惧を述べました。
 参加した生駒市の遠田日出子さんは、「いろいろな意見が聞けてよかった。若者が自衛隊に行ったらと心配になりました。時代を見直さないといけないと考えさせられました。」と話しました。
 
 
●みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。
   「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。
 
 
・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・
・9月19日(金)共同センター憲法署名 11~12時 生駒駅
・9月27日(土)自主学習フェスタ「原発ゼロ・核兵器にない世界について考える」
(15~17時;たけまるホール研修3)生駒市平和委員会

・10月4日(土)生駒南第2小校区九条の会が2周年のつどい(13:30生駒南第2小学校)
・10月6日(月)6・9行動 11~12時 核廃絶署名 生駒駅
 

           

    第119回 拡大運営委員会
2014年9月17日(水) 12:30~14:30 たけまるホール研修5

当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。

 





「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2014年8月9日号(部内資料)


・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


“軍人の直感”戦争になる 元幹部自衛官 胸中を語る
隊員の命の重み 首相はわかっているのか
「集団的自衛権にさわると戦争になる。」三十数年間、専守防衛を信じて、自衛官人生をまっとうした元幹部自衛官の口をついた“軍人の直感”。東日本の静かな住宅街で暮らす元幹部自衛官。人生をかけた自衛隊での生活を振り返りながら「今までは個別的自衛権。日本が外部から武力攻撃があったときだけ、自衛隊は「必要最小限の武力行使」をする専守防衛だった。集団的自衛権は違う。日本が攻撃されていなくても「同盟国」が戦争状態になれば、自衛隊は外国の戦場で武力行使をする。」「戦争になれば、殺し殺されることになる。私は入隊のとき、国を守るため、と教えられたが、これからは同盟国=日米安保条約のために戦争することになる。」戦後69年間、自衛隊は戦場で人を殺すこともなく、殺された自衛隊員もいない。「まちがいなく憲法があったからだ。自衛隊員が戦場で血を流せば、入隊希望者は激減し、やがて徴兵制に行き着く。その先は憲法が禁じる軍になる



●14年版防衛白書 「戦争国家」へ大転換
8月5日の閣議で報告された2014年版防衛白書。集団的自衛権容認は「歴史的重要性あり」と強調。秘密保護法は軍事情報の管理を強化、武器輸出を推進する防衛装備移転三原則、軍拡の目標を示す新たな「防衛計画の大綱」「中期防衛力整備計画」など、目白押し。また、辺野古の基地建設について、「速やかに事業に着手する」など、「戦争する国家」への大転換を示しています。

●集団的自衛権の閣議決定撤回を、被爆者が首相に迫る
広島県内の7つの被爆者団体の代表7氏が、8月6日広島市で安倍首相と会談し、「69年間、1人の外国人も殺さず、1人の戦死者も出さなかったのに、集団的自衛権行使は、殺し殺される国にするものだ」と閣議決定撤回を求めました。しかし首相は「国民の命と平和なくらしを守るためだ」と強弁しました。被爆者団体の吉岡事務局長は、平和公園の記念碑の石棺の「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」とあることに言及、「閣議決定」は「この碑文の誓いを破り、過ちを繰り返すものだ」と厳しく批判しました。

●全国7500の憲法九条の会、10月に大行動へ! 核署名410万が国連代表へ
 「九条の会」(中央)は、発足10周年の6月10日、東京都内で講演会を開き、7月5日には「いまこそ主権者の声を全国の草の根から」と題したアピールを発表。10月を全国統一行動月間とし、全国すべての会の行動を呼びかけました。
 いっぽう、8月6日原水爆禁止世界大会では、日本原水協から410万4911人の核兵器廃絶を求める署名が、アンゲラ・ケイン国連軍縮問題担当上級代表に手渡されました。参加者7000人を前にケイン氏は、「核兵器のない平和で公正な社会を達成するまで努力しよう」と呼びかけました。

●みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。
   「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。

     ・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・
・8月19日(火)共同センター憲法署名 11~12時 生駒駅
・8月24日(日)夏のつどいX掘糎譴蠏僂粟鐐茲畔刃臓繊1:30図書会館、生駒市平和委員会)
・8月31日(日)第9回九条の会鹿ノ台校区平和のつどい(1:30鹿ノ台ふれあい会館)
・9月6日(土)6・9行動 11~12時 核廃絶署名 生駒駅


       第118回 拡大運営委員会
2014年8月20日(水) 12:30~14:30 たけまるホール研修5
当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます





「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2014年7月8日号(部内資料)


・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・
  7月1日、安倍政権が集団的自衛権容認閣議決定の暴挙
・これは「海外で戦争しない」ことを大原則としてきた憲法の平和原則に対する、戦後かつてない挑戦です。安倍首相は、臨時閣議後の記者会見で、日米同盟や自衛隊の増強といった「抑止力」をくりかえし強調し、解釈改憲を正当化しました。
・今後、自衛隊法改定など十数本に及ぶ関連法案の作成チームを立ち上げ、直ちに作業を開始したい、と述べました。年末に予定されている日米軍事協力の指針(ガイドライン)再改定を念頭においた時期と行程が想定されています。
・全労連、新日本婦人の会などでつくる憲法共同センターは1日昼、約3000人が「戦争反対」などのプラカードをもって首相官邸前で緊急行動を行い、夜は新宿駅前で宣伝しました。奈良では7月2日夜、近鉄奈良駅前で500人が緊急集会を開き、市内をパレードしました。生駒では同日、憲法改悪許さない生駒共同センターが、宣伝カーで市民に閣議決定の暴挙を告発、集会参加を呼びかけました。


 ●辺野古既存施設の解体開始、新基地建設の動き強行に怒りの声
防衛省沖縄防衛局は7月1日、辺野古の米軍新基地建設へ向けて、滑走路建設予定地にある既存施設の解体作業を開始しました。事実上の建設工事着工に、市民や県民から怒りの声が沸きあがっています。V字型滑走路部分に位置する工場や、診療所、隊舎、倉庫の解体作業で、2019年10月末を完了予定としています。さらに政府は7月1日、辺野古沖の常時立ち入り禁止区域を拡大する閣議決定をしました。従来の辺野古沿岸部から50mの範囲を、沖合い最大2.3kmまで大幅拡大し、海底ボーリング調査に海上で抗議する県民の排除、弾圧を狙ったものです。
進む秘密保護法施行の準備
先日閉幕した通常国会で、国会に「情報監視審査会」を設置する国会法改定が強行されました。国会最終盤に自民、公明の与党が持ち出し、まともな審議もないまま成立が強行されましたが、これは、「国会が情報保全の措置をとらなければ、特定秘密は提供しない」という秘密法の規定を使って国会に常設の秘密会を作るものです。そして、近く「情報保全諮問会議」の第2回会合を開き、秘密保護法に基づく「特定秘密」の指定や解除の基準、「秘密」を取り扱う公務員などへの「適性検査」の方法などについて「有識者」で検討する運びです。座長は読売新聞の渡辺恒雄会長・主筆です。
実話-消えた番組-甦った番組!
 たまたま6月4日、毎日新聞夕刊のTV欄で、6ch報道ステーションが「憲法九条が守ったもの、米の要求を阻んだ秘話」を放映するのを見かけ、テレビの前で待ったが、遂に放映されることはなかった。翌日、TV朝日に電話したが、「番組変更の理由は言えない。再放送についても「分からない」との返答。安倍首相の マスメディア工作がここまできたか。ところが、その番組 が甦ったのだ。6月27日に放映されたのである。視聴者 の抗議が届いたのか。

  内容を紹介しよう。歴代の自民党内閣が、アメリカから の強い要請があっても「憲法九条の下」戦闘地域での軍事 行動支援はできないと拒否してきた経過を説明。アフガン、 イラク戦争の時も、経済支援と後方支援をしてきた。しか し、安倍内閣は一方的な意法解釈で暴走しようとしている と展開。 
 
ついで、アフガンで医療や農業での支援を続ける「ペシ ャワール会」の中村哲さん(医師)が登場。現地では、日 本人は特別扱いされているという。日本は憲法九条の下、
武力行使しない国で、侵略することはないと思われていて、軟禁や逮稀があっても、日本人とわかる と釈放されたと強調。だから集団的自廟権の行使は危険だと語られた。
 
最後に解説者の古賀茂明さんが、閣議決定で集団的自衛権で憲法九条をないがしろにする方向はおかしい。国民的論薄を丁寧にすべきではないか。「今、事態を冷視している時でなく、ひとりひとり が抗議すべきではないか」と締めくくられた。当然の報道とはいえ、清涼感を持った。翌朝、TV朝日 へ励ましの電話を。(文責 崎本)
 
2014年(平成26年)6月4日(水)夕
ラテ欄記事 予定

教科書展示会で、来年度小学校教科書をチェック、奈良県議会へ要請行動
 安倍内閣が「教育の再生」と称して、教科書検定や教育委員会制度に介入している中、6月13日~ 7月11日の間、来年度小学校教科書の展示会が図書会館で行われています。6月28日に、憲法九条 の会や新婦人のメンバー11人が教科書をチェックし、ミーティングを行いました。
 
① 6月28日(土)図書会館1時より
       「小学校教科書を見る会」を取り組みました。
 11人の参加で理科、国語、保健、音楽、社会、算数を手分けして1時間ほど検討しました。
検討結果の交流を行いました。

 

教科
出版社
感想
理科
東京書籍・啓林館
いずれも学ぶ目的をハツキリと示している。
国語
東京書籍など
平和教材はしっかり入っている。
1・2年生の漢字などの量が多い
保健
学研・文教出版
「健康って何?」などが発達段階にそって述べられている が、「命の重み」の記述が少ない。
音楽
教芸、教育出版
「国歌」の扱いが多く、それもアメリカやオリンピックの例を 引きながら「誇りを持って歌う」などと記述
社会
日文・東京書籍・光村・文教出版
「領土」の記述が「韓国や中国」の不当性を強調する内容 に変わってきている。
「新しい憲法の話」一部削除(「心配いりません以下」)
「警察予備隊をつくった」削除
算数
啓林館・文教出版・大日本図書など
つまずく箇所として「1年10のかたまり」「2年かけ算の意味を九九」 「3年・4年小数と分数の意味」「5年小数と分数の乗除」などを検討。分かりやすい、意味が見てとれる 提示をしているかで見ると、啓林館が優れていました。
その後、各自でアンケート用に検討内用と意見を記入して提出しました。
 
 
② 奈良県議会に「新しい歴史教科書をつくる会奈良県支部」から、採択についての請願が、文教くらし委員会に出され、7月3日の委員会、6日の本会議で採決が行われるという情報が入り、急遽要請文をもって、
6月30日11時15分県庁玄関ロビー集合で行動を起こしました。
 
2014.6.30奈良県議会「文教くらし委員会」議員に
「新しい教科書をつくる会」請願を採択しないよう求める要請行動

7月3日委員会、6日本会議という日程を前に、新日本婦人の会と憲法九条・生駒から7人が参加して、議員に要請行動をしました。
 
「つくる会」の請願文は、①学校現場の声を反映させないように求めている。②改悪教育基本法に基づく「歴史・公民」の評価を求めるというもので、以下の点から採択しないよう求めました。
①より広く意見を求めて採択を進める、とりわけ現場の声を生かすという観点と真反対の内容
②特別な観点で評価して、点数を付ける評価方法は、多様な視点、とりわけ子どもとの関係で分かりやすさや事実を多面的に考え、真実を求める姿勢を育てる点から見た評価と真反対の内容
③とりわけ「つくる会」は「自由社」と深いつながりがあり、そうした団体が「教科書採択制度について請願する」というのは重大な問題がある
維新議員はけんか腰、自民慎重、民主・共産・無所属は反対の意向
 文教くらし委員会の8人の議員に要請してまわりましたが、維新は「あの請願のどこが悪い」といい、けんか腰でした。自民党は扱いに苦慮している様子で、できれば採択しないで済ませられないかを思案中と言います。共産・民主それに無所属の議員は、請願に反対だと表明されていました。
 
●みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。
   「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。
 
・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・
・7月9日(水)6・9行動 11~12時 核廃絶署名 生駒駅
・7月18日(金)共同センター憲法署名 11~12時 生駒駅
・8月6日(水)6・9行動 11~12時 核廃絶署名 生駒駅
・8月9日(土)6・9行動 11~12時 核廃絶署名 生駒駅
・8月24日(日)(1:30図書会館、生駒市平和委員会)
夏のつどいXⅢ~語り継ぐ戦争と平和~
日時 2014年8月24日(日)13:30~16:00
場所 生駒図書会館・実習室
(交通の任が無い方は、車でお越えに上がります。こ連絡ください。)
私たちは平和を願って戦争の体験を語り継ぐ集いを毎年開催しています。
 
今年お話を引き受けて下さった方です。(敬称略)
○四方 豊司 88歳 生駒市松美台在住
激動のあの時代を幸運にも生き抜かれ(18歳~20歳の頃)
現在もご活躍中-。
 
青春時代
昭和18年、死んでたまるかと満州に渡る。関東軍総司令部に就職。
翌年春、貨車で一週間かけ朝鮮プサンを経て日本に帰る。
南方で飛行場建設の部隊要員の教育を受け、移動で各地をまわられ新潟にて終戦。
 
お話は暗い時代にかかわらず、ユーモアたっぷりのエピソードです。
生駒の古史についても少し話して下さいます。
(現在、生騎民族会会員。5月に共同執筆で「生齢の古道」を出版されました。)
 
 
主催:生駒市平和委員会
連絡先 
山上(0743-78-1982)、田中(74-3694)、杉本(74-8919)、正木(75-7489)
 
 

 
第第117回 運営委員会
2014年7月22日(火) 10:00~12:00 たけまるホール研修5

当会は運営委員を決めていません。
当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。
 

 

 


「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2014年6月9日号(部内資料)


・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・

5月15日、安倍首相が集団的自衛権容認へ本格的に乗り出す
・5月15日、「安保法制懇」が報告書提出、安倍首相が記者会見で、2つの事例をパネルで示し、「国民の命を守る」のフレーズを多用しながら、集団的自衛権行使容認の検討を指示しました。この「安保法制懇」の議事録を全面非公開とすることを政府は決定しました。
・政府は、自民・公明の「与党協議会」に集団的自衛権行使容認など、「海外での武力行使」を禁じた憲法解釈の変更を正当化するための15事例を正式に提出しました。
・5月28日の衆院予算委員会で、アフガン・イラク戦争で「武力行使をしてはならない」「戦闘地域に行ってはならない」とされていた2つの歯止めについて追及された安倍首相は、「非戦闘地域、後方地域という概念も含めた検討が必要」と述べ、戦闘地域でも活動できるように検討することを否定しませんでした。
 
「憲法共同センター」が結成総会
5月30日、「憲法改悪反対共同センター」を改組して、「戦争する国づくりストップ! 憲法を守り・いかす共同センター」(略称;憲法共同センター)の結成総会が東京で開かれました。前者は、新日本婦人の会、自由法曹団などの呼びかけで2004年に結成、大江健三郎氏らが呼びかけた「九条の会」に賛同し、各団体の憲法署名を広げるなど草の根の運動を発展させてきましたが、安倍内閣と国民の憲法をめぐるせめぎあいが強まる中、解釈・立法・明文のいずれの改憲も許さない大運動を機敏に提起する組織に発展する、としています。
 
憲法改悪反対署名が有権者の過半数に(美浜町)
和歌山県美浜町で、憲法改悪反対署名が有権者の過半数を超えています。「九条の会美浜」が誕生したのは2005年9月。06年8月から署名を本格化。日曜行動など町内を3巡し、13年8月に3330人の署名に達し、有権者の過半数を超えました。
 
教科書展示会で、来年度小学校教科書をチェックしよう
 安倍内閣が「教育の再生」と称して、教科書検定や教育委員会制度に介入している中、6月13日~7月11日の間、来年度小学校教科書の展示会が図書会館で行われます。誰でも閲覧できます。また6月28日(土)は14:30より図書会館和室でミーテイングを行います。ご参加ください。

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・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・
・6月13日~7月11日 小学校教科書展示会(図書会館、28日14:30より同和室でミーテイング)
・6月14日(土)集団的自衛権と原発講演(14時 大和ビル)
・6月20日(金)共同センター憲法署名 11~12時 生駒駅(前回18日とあったのは間違い)
・6月24日(火)平和行進(16:20市役所ロビー集合、行進17:20~18:30)
・7月9日(水)6・9行動 11~12時 核廃絶署名 生駒駅
・7月18日(金)共同センター憲法署名 11~12時 生駒駅
 
 
 
第116回 運営委員会
2014年6月24日(火) 10:00~12:00 たけまるホール和室
当会は運営委員を決めていません。
当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。 お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。


二市七町「憲法九条の会」交流会報告
                        2014、5,16 プリズムへぐり
安倍首相の集団的自衛権の会見の翌日であり、9つの「九条の会」すべてが出席し、熱気ある交流会になりました。各九条の会とも、創意ある取り組みを展開しています。
 
・九条の会・三郷
  4月20日、西晃弁護士講演会「安倍首相は何をねらっているか」53名が参加。わかりやすい学習会だった。7月6日、午後1:30~3:30 西谷文和「戦争の現実、安倍政権の虚構」講演会(三郷町立図書館)
 
・九条の会・斑鳩
 5月25日、10周年行事として、映画「ひまわり」の上映会。町の掲示板、宣伝カーで宣伝。2回上映し、190名参加した。
 
・九条の会・大和郡山
 世話人会が成立せず、活動停止の状態。・・・・なんとか活動を再開したい。
 
・九条の会・王寺
 署名では反応がいい。憲法会議のちらし、1時間で150枚配布。「まほろば平和音楽祭」へ他の九条の会と協力し、取り組みはじめている。
 
・河合九条の会
 今年は大きなイベントではなく、小さな学習会をくりかえし開催していく。4月19日DVD「標的の村」を見ての交流会、22名が参加。7月19日広島の被爆者のDVD
 
・かんまき九条の会
 6月8日、「まほろば平和講演会」 「武器で平和は築けない」高遠菜穂子 午後2時~王寺町やわらぎ会館
 
・奈良広陵九条の会
 3月6日、伊藤真講演会「日本国憲法の値打ち」香芝九条の会と共催で250名参加。チケット553枚売る。7月20日、小出裕講演会企画。賛同者が減る傾向・・・アピールを出し、賛同のための新しい署名に取り組む。5月3日香芝九条の会と30人参加でテイッシュを配布、宣伝活動、その後デモ行進。
 
・九条の会・へぐり
 4月19日鈴木良講演会「靖国問題」40人参加。5月3日ピースウオーク、1時間少しの行進、毎年の恒例行事。45人が参加。9周年行事として、9月20日西谷文和講演会企画。  (文責 崎本)


小学校教科書展示会を開催
 平成27年度(2015年)から全国の小学校で使用する教科書の見本を展示します。
◎とき・ところ=6月13日㈮~7月11日㈮の9時30分~17時 図書会館
◎問合せ=教育指導課(内線632)
図書会館の休館日  6月16日(月)、23日(月)、30日(月)   7月4日(金)7日(月)
 
 
教科書展示を見る会6月28日(土)1時展示室集合~2時30分和室
 
教科
 つまずきやすい単元や国の教育強化に関わること
国語
・平和教材(「一つの花」など)が削られていないか
・文章表現が、「何を書くか」より「どう書くか」スキルに傾いていないか。 子どもの関心との関係はどうか。
算数
 各学年でつまずく単元が、分かりやすくなっているか。
・「繰り上がり、繰り下がり」にどれほど時間をかけるか
・2年生 かけ算九九で「かけ算の意味」を重視しているか
・3年生  割り算(等分除と包含除をていねいに)
         小数の分かりやすいイメージ
     分数の本質が分かる内容か
    「時間・時刻」「角度」は60進法であるので導入が重要
・4年生 小数の加減乗除の工夫
・5年生 分数の加減の工夫
・6年生 分数の乗除の工夫
理科
(3年生から)
・実験、観察が子どもの視点からか、子どもが出来るものか
・子どもの豊かな予想(仮設)で実験、観察が行われているか
社会
・5,6年の教科書を中心に、日清、日露戦争、南京大虐殺事件、沖縄戦、領    土問題などで政府の一方的見解になっていないか。
・憲法に保障された権利の記述はどうなっているか
地図
 ・使いやすい統計、資料があるか
・竹島・尖閣など領土問題の表記がどうなっているか
音楽
・「君が代(あるいは国歌)」の扱いはどうなっているか
その他 
子どもの関心を引き出し、子どもたちで出来る課題になっているか
 
生駒市採択区・現在の使用教科書
国語 書写 社会 地図 算数   理科  生活  音楽 図画工作 家庭 保健
光村  光村 大書 帝国 大書 啓林館 啓林館  東書  日文  開隆堂 光文
 
アンケートの要点
・多くの人が教科書に関心を持つことが大切。その上で、広報や展示方法、展示期間について改善すべきことを書く。
・教科書について、こういう点がいいと思うというところを書いて選ぶ。
・教科書については、教員が内容も、子どもたちの反応も分かっているので、採択に当たっては、現場の教員の意見が反映した調査資料や選定委員会等の答申(報告)などに基づいて教科書を採択してください。

教科書を見る会の案内
市民の声を教科書採択に届けよう
 

教科書(小学校)を見る会にご参加下さい

 
6月28日(土)1時 図書会館・教科書展示場集合
 
 2時半より和室で意見交換会

教科書は各教科毎、出版社毎にあります。
各教科に分かれて、それぞれの出版社毎に比較検討して、
「意見(アンケート)」を出します。
それは7月の教育委員会の中で報告されます。
 
 
比較検討する上で、「どんな観点で見ていけばいいか」については、
当日みなさんにご呈示します。
たくさんの方の目で、たくさんの意見を出しましょう。
 
 
来年使用の  小学校教科書採択日程

図書会館 展示期間
6月13日(金)~7月11日(金)9時30分~17時 
7月定例委員会終了後
 「選定員の種目ごとの調査報告」 
 「各学校の調査研究報告」を選定委員会委員長より文書で報告。
「教科書センター訪問者の意見」を 事務局から報告。

8月 教科書採択
臨時教育委員会
               


「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2014年5月12日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


  第10回奈良県憲法講座で渡辺治氏が講演
5月6日、奈良県文化会館で第10回憲法講座が開かれて約300名が参加、渡辺治一橋大学名誉教授が「安倍政権の改憲と日本のゆくえ」と題して講演しました。その中で渡辺氏は

① アメリカは、かつてベトナム・アフガン・イラクで戦争したが、シリアのように今や戦争しにくい状況になった(米国内の、もう戦争はいやだという厭戦世論、及び米国自身の財政危機)。代わって、ヒト・カネ・モノで他国に肩代わりさせる路線への転換。アジア重視、対中国二面戦略。日本の活用。秘密保護法や集団的自衛権は米国の許容範囲。しかし、アジア諸国は日本の明文改憲に警戒。

② 安倍政権は、解釈改憲と明文改憲の同時遂行路線で行こうとしている。当面問題になっている集団的自衛権の問題のみならず、そのあとの問題、集団的自衛権に関連する自衛隊法の改正、周辺事態法の改正、日米防衛協力ガイドラインの改定など、秋から冬にかけての見通し、さらに本格的な「戦争する国」づくりへ向けて、安倍政権は明文改憲に着手し、憲法九条を変え、国防軍や軍法会議設置へ進もうとする、という安倍政権が描く全工程を鮮明に解説されました。

③ 九条の会の10年の問題点と教訓。「九条」に専念する“九条おたく”も必要。九条改憲反対の一点で、あらゆる保守層含む共同行動が大事。保守層にも安倍政権に対する危惧と離反あり、かつてなかった一点共闘の市民運動の高揚、女性の運動、中高年の運動、地域に根ざした運動の高まり、自治体の首長、議会への働きかけなど、今後の展望を解説されました。
質疑応答のあと、最後に集会宣言を拍手で採択しました。



●国民投票法改定へ8党改憲派が合流
5月1日、新憲法制定議員同盟は大会を開き、「一昨年の安倍内閣の誕生以来、憲法問題は大きく動き出した」と安倍政権の改憲の動きを高く評価しました。自民党は、自公民ら与野党7会派共同で提案された国民投票法改定の見通しがついたとして、改憲スケジュールの具体化に乗り出し、最短で2年後の2016年に初の国民投票実施を見据え、「環境権」新設など公明党や野党が同調しやすいテーマに絞り進める方針です。

●集団的自衛権で「殺し殺される」と、自民総務会長が批判
 自民党の野田聖子総務会長が、雑誌「世界」6月号で、「集団的自衛権が行使できる、武力行使ができるとなれば、自衛隊は軍になる。軍隊は殺すことも殺されることもある。いまの日本に、どれだけそこに若者を行かせられるのでしょう。・・・・・そういうリアリズムを語るべきです。」と批判。

●東北の全6県、首長9条の会連合が発足へ
 5月16日、秋田市で「憲法9条を守る」の一点で首長及び元首長らが集まり、保守の立場の人も含めて「東北市町村長九条の会連合(仮称)」が結成されます。



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・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・

・5月19日(月)共同センター憲法署名 11~12時 生駒駅
・6月9日(月)6・9行動 11~12時 核廃絶署名 生駒駅
・6月18日(水)共同センター憲法署名 11~12時 生駒駅


     第115回 運営委員会
   2014年5月27日(火) 10:00~12:00 たけまるホール和室

当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。



生駒市俵口小学校区憲法九条の会「第11回平和を考えるつどい」
「第6回平和の作品展」(2014.4.15~27)


今年は「9条世界会議・関西」のブースで取り組んだ「9条一言ボード」と「憲法9条がノーベル平和賞候補に」の新聞記事を入り口に掲示。
部屋には「教育者として憲法遵守宣誓書」(自筆)を展示しました。最近自治体が、「憲法九条の会の催し」の後援を中止する理由に「政治的だから」という動きがあり、「公務員こそ憲法遵守義務があることを忘れるな」「憲法を守るというのが普通で、変えろと言うのこそが政治的だ」という思いをこめました。
昨年を上回る61名の出展者(初10名)があり、和凧、写真、絵画、版画、押し花、ちぎり絵、革細工、似顔絵、ペーパークラフト、日本画、お面、折り鶴、石ペイント、絵手紙、書道、服、ポールペイントなど多彩な展示になりました。
これまでの出展者がお知り合いに「あなたも出展されたら」と声かけされたり、お知り合いに「あなたの作品はいいので、出展下さい」と誘ったりして輪が広がりました。

お面の細工、ちぎり絵や押し花の繊細さに感心される方も多く、期間中に、140名を越える方々に参加いただきました。
特に、お知り合いの方とご一緒に来ていただいた出展者の方が多く、それも何回も違う方と来ていただきました。出展者のみなさんには、参加者の広がりをつくっていただきました。
カンパとしての「ハガキと石のペイント」販売は好評で、多くの方に購入していただき、石の作品は、追加して制作するほどでした。

又、今年初めての取り組みとして「似顔絵コーナー」を開きました。4日間で10名の方々が描かれ、とても好評でした。中にはお孫さんを連れて二人の似顔絵を描かれる方、小さい子どもさんの似顔絵を描かれる方など、いつもとちがう雰囲気になりました。
毎年やっている治安維持法同盟の署名、核署名、憲法署名の声かけを行いました。生健会出展品販売による東日本大震災支援金にも取り組みました。 
最後の27日には、初めての試みとして「出展者の交流会」を開き、20名の方が参加されました。それぞれが作品のこと、いろいろな想いを楽しく話されました。
作品展を通じてお互いに知り合い、つながりあえる交流会になりました。
6回目の作品展は、いくつか新しい試みを加え、新たな広がりが生まれました。そのことで、いろいろな方が気楽に平和(9条)に関心を持っていただける機会が出来ました。また治安維持法同盟、新婦人、年金者組合、平和委員会、生健会など「平和を願う団体の交流の場」にもなりました。(長尾)



「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2014年4月11日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・

憲法改悪許さない生駒共同センター主催の
「安倍内閣暴走ストップ!生駒市民集会」盛大に開かれる

[雨の中、入口の看板]


3月30日、生駒市内で「安倍内閣暴走ストップ!生駒市民集会」が開かれ、 強風と雨にもかかわらず、147名が参加しました。集会は、最初に夏原幸子さん の平和の歌で始まり、次いで日本平和委員会代表理事の内藤功弁護士が 「秘密保護法廃止の手をゆるめず、政権の暴走を阻止しよう」と題して約90分 講演しました。
内藤氏は、安倍政権暴走の背景と根源は何かについて、
①多数議席の驕り、 ②国民生活・国民感情とかけ離れ、③異常な歴史認識・侵略戦争と植民地支配 への反省なく、④平和をめざす世界の大勢を無視し、⑤日米同盟の深化と矛盾 ⑥軍需産業の利益を図る、の6点を解明しました。
また今後2年余りの改憲戦略「見取り図」にふれて、国家安全保障基本法案が 「戦争する国」の正体・骨格を表しており、そういう国家づくりの司令塔として 国家安全保障会議を設置し、秘密保護法が戦争国家の動きを隠蔽し、情報を 操作するものと解明しました。
今後憲法の生命力をどう活かすか、について、憲法9条をめぐる各種裁判闘争 の半世紀にわたる成果を活かそう、と各種裁判の具体的内容にふれて、憲法を 守る闘いの方向を示されました。質疑応答のあと、最後に集会宣言を拍手で 採択しました。
 
詳細はこちら 3/30 生駒市民集会
 

 


●第10回奈良県憲法講座で渡辺治氏が講演されます。
 「九条の会」奈良、及び「九条の会」奈良県ネットワークの主催で、毎年取り組まれてきた憲法講座が第10回を迎え、5月6日(火、休日)午後1時半、奈良県文化会館小ホールで行われます。終了後、JR奈良駅前までパレードを行います。渡辺氏は「安倍政権の改憲と日本のゆくえ」と題して講演、改憲を阻止する国民的共同をいかに作るか、について訴えられます。参加費800円。

●みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。
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・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・
・4月15~27日 第11回平和の作品展(俵口校区・憲法九条の会、ギャラリーERI・四里四方)
・4月19日(土)共同センター憲法署名 11~12時 生駒駅
・5月6日(火、休)第10回憲法講座 渡辺治講演(1時半 文化会館 九条の会奈良県ネットワーク)
・5月9日(金)6・9行動 11~12時 核廃絶署名 生駒駅
・5月19日(月)共同センター憲法署名 11~12時 生駒駅
 
 
第114回 運営委員会
2014年5月7日(水) 10:00~12:00 たけまるホール和室
当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
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  ●国民投票法改定案提出へ
自民、公明、民主、維新、みんな、結い、生活の与野党7党は、憲法改定の手続きを定めた国民投票法の改定案を共同提出することで合意しました。今国会中の成立が図られています。選挙権年齢について、改正法施工後2年以内に18歳に引き下げることを目指し、各党間でプロジェクトチームを設置する、などとしています。船田元自民党憲法改正推進本部長は、憲法改正の土俵作りという観点において、共同提案ができるのは大きな前進だ、と述べました。


 


「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2014年3月10日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・

 


●市民集会の「プレ集会」開かれる
上記市民集会に先立つ「プレ集会」が、2月23日セイセイビルで行われ、38名が参加しました。(憲法改悪許さない生駒共同センター主催) 安倍内閣の暴走ぶりを描いたDVD「ストップ戦争への道」(ザ・ニュースペーパー出演)の上映と、長尾さんのプレゼンテーション「世界の流れに逆行する安倍内閣」を見て、学習しました。安倍内閣が、どのような過程を経て憲法改悪へ、戦争する国家へ進もうとしているかを浮き彫りにしました。3月30日の市民集会の成功へ向けて、すでに多数のチラシが配布され、ポスターも100枚余りが貼られていますが、いっそうの努力を呼びかけました。

●核廃絶署名・秘密保護法廃棄署名
3月6日啓蟄の日、午前11時から恒例の「核兵器のない世界を」の署名活動、6・9行動を13名の参加で生駒駅コンコースで展開しました。同時に「秘密保護法撤廃」の署名もしました。小雪ちらつく寒い日でしたが、足をとめて署名に応じる人、「秘密保護法は絶対許せない」と憤りをぶつける人など、私たちが元気をもらいました。1時間で核署名23筆、保護法撤廃署名21筆が集まりました。

●自民党の教育委「改革」案、露骨な政治支配へ
自民党は、2月19日文部科学部会を開き、安倍内閣が進める教育委員会制度「改革」案を大筋で了承しました。新たに教育委員長と教育長を統合した「新教育長」を設け、首長が教育委員とともに任命・罷免するもので、首長の支配権限を強化、国が教育委員会に「是正要求・指示」を出せることを盛り込んでいます。3月中に地方教育行政法改定案を国会に提出する構えです。

●武器輸出3原則を放棄し、「死の商人」国家へ
2月23日、安倍政権は、武器輸出3原則を放棄し、これに代わる新たな武器輸出管理原則の素案を<まとめました。事実上の武器輸出解禁により、日本は世界市場でシェアを争う「死の商人」国家へ変貌します。経団連は、かねてから武器輸出の解禁を求めてきました。

●みなさんの、憲法九条の会への、また3/30市民集会への賛同募金をお待ちしております。
   「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・
・3月19日(水)共同センター憲法署名 11~12時 生駒駅
・3月30日(日)「安倍内閣暴走ストップ!生駒市民集会」共同センター13:30~セイセイビル文化ホール
   この集会に参加できない方は、どうか募金でご協力ください。(上記郵便振替口座へ)
憲法改悪許さない生駒共同センター主催の

「安倍内閣暴走ストップ!生駒市民集会」

   お誘い合わせて多数ご参加ください

・4月9日(水)6・9行動 11~12時 核廃絶署名 生駒駅
・4月19日(土)共同センター憲法署名 11~12時 生駒駅

第113回 運営委員会
2014年4月2日(水) 14:30~17:00 たけまるホール研修2

当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。

 

 



「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2014年2月10日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


憲法改悪許さない生駒共同センター主催の

「安倍内閣暴走ストップ!生駒市民集会」と「プレ集会」

にお誘いあわせのうえ、多数ご参加ください。

◎プレ集会は、2月23日(日)10~12時 セイセイビル404号室です。

◎安倍内閣暴走ストップ!生駒市民集会は、3月30日(日)1時半~4時半

      生駒市コミュニテイセンター(セイセイビル)1階文化ホールです。


●「教育再生」への暴走

安倍政権は、今年自らかかげる「教育再生」を一気に進めようとしています。

①教科書検定基準の改悪。第一次安倍内閣当時強行採決した改悪教育基本法の「愛国心」教育に反するかどうか、を合格・不合格の基準に含める。

②道徳の時間を「教科」化する。検定教科書で、国が定める徳目を教え込む時間とする。

③教育委員会制度を廃止する。首長が教育長を任命する。

④学習指導要領を改悪教育基本法にそって、全面的に改変する。侵略戦争や従軍慰安婦の記述や、尖閣や竹島の領土問題の記述で、安倍カラーを持ち込む。


●世界の著名102氏「辺野古」中止へ国際署名、民意無視の日米政府に異議
 声明の呼びかけ人は、当初の29人から102人に拡大、「私たちは、国際署名運動を開始し、沖縄の新基地建設に反対し、普天間基地の即刻返還を求め、沖縄の人々の民主主義と人権を無視する安倍氏とオバマ氏に異議を申し立てる。」「基地建設に反対する稲嶺市長の再選で示された民意は、基地建設のための埋め立てを承認した仲井真知事と、同知事に従うよう圧力をかけた安倍首相への不信任に相当するもの」と強調しています。

●憲法25条に違反する年金切り下げ許さない、全国で11万人の不服審査請求

 昨年10月からの年金切り下げは許さないと1月31日、全日本年金者組合が全国いっせいに不服審査請求を行いました。沖縄を含め、全国96箇所で提出行動を実施、11万6795人が審査請求書を提出しました。


●みなさんの、憲法九条の会への賛同募金をお待ちしております。

   「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。


・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・

・2月18日(火)共同センター憲法署名 11~12時 生駒駅

・2月23日(日)共同センターのプレ集会10~12時 DVDとプレゼン観賞と意見交換、セイセイビル404

・3月6日(木)6・9行動 11~12時 核廃絶署名 生駒駅

・3月19日(水)共同センター憲法署名 11~12時 生駒駅

・3月30日(日)「安倍内閣暴走ストップ!生駒市民集会」共同センター13:30~セイセイビル文化ホール





 

第112回 運営委員会

2014年3月5日(水) 14:30~17:00 たけまるホール研修2


当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。

お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。


お力をお貸しください

安倍内閣 暴走ストップ!
「市民集会」の成功めざす

プレ集会 ご案内

2月23日(日)10~12時 セイセイビル404


 
 
安倍内閣の暴走はとまりません。止めるのは国民一人ひとりの声と行動です。
参議院で強行採決・法案成立時、日比谷公園1万5千人集会の宣言です。

「今日、ここに集った私たちは、安倍政権から自由と民主主義を取り
戻す運動に立ち上がります。共同、連帯の輪をさらに広げ、特定秘密
保護法案の廃案と安倍政権の打倒に向かって、今日、ここから出発
することを宣言します。」 「秘密保護法」廃案へ!12・6大集会 参加者一同

3.30市民集会成功させるためのご意見・行動を出しあうプレ集会です。
ぜひご参加下さい。

 


プレ集会予定

DVD「STOP戦争への道」 ザ・ニュースペーパーの2人が歴代首相に

なりきり憲法改悪を企てる勢力の狙いをズバリ言い放つ!

プレゼンテーション「世界の流れに逆行する安倍内閣」

●一部 秘密保護法
●二部 靖國神社参拝
●三部 憲法改悪
●四部 世界の流れ

各参加者からの意見・行動提起

 



憲法改悪を許さない・生駒共同センター

憲法九条の会・生駒、生駒市平和委員会、生駒革新懇、新日本婦人の会・生駒支部






2014/2 小学校教科書採択などについての申し入れ

平成26年2月



生駒市教育委員会
教育委員長 山 本 吉 延 様

団体名 憲法九条の会・生駒
氏名  長尾 強志





小学校教科書採択などについての申し入れ



 生駒市の教育振興のために日頃、貴委員会が尽力されていることに敬意を表します。
 さて、来年度は小学校教科書採択のとしに当たります。また、安倍政権によって、学校や教育の在り方を大きく変える政策が矢継ぎ早に進められようとしています。こうした状況に鑑み、下記の2点について貴委員会に申し入れるものです。貴委員会の権限を越えるものについては、奈良県教育委員会、文部科学省、政府など関係当局に強く要請していただきたいと思います。



1. 小学校教科書の公正な採択について
(1) 来年は、小学校の教科書が採択される年です。教科書採択にあっては、公正かつ民主的で、学校現場の先生方や保護者、市民の意見を尊重し、本市の子どもたちにふさわしい教科書を採択していただきたいと思います。そのためには、現場の先生方がじっくり教科書見本を手にとって調査研究できる時間を保障して下さい。

(2) 教科書採択のための教育委員会会議は各方面の関心が高く、保護者・市民はじめ教科書会社の関係者など多数が傍聴を希望します。傍聴希望者が全員傍聴できるよう配慮下さい。

(3) 教科書展示会について、市民だよりなどで市民への周知徹底をお願いします。また、これまでの展示は、図書会館に行っても展示期間や展示場所が分かりにくく、図書会館前に看板などを掲示するなど、市民が分かりやすく、関心を持てるような工夫をお願いします。



2. 教育委員会の「独立性」について
 2013年12月14日、中央教育審議会は、教育委員会制度の「改革」を答申しました。
    自治体首長=執行機関
    教育長=首長の補助機関
    教育委員会=首長の補助機関
 この事により教育委員会は意見は言えても決定権はない存在となります。
 現行の教育委員会制度は、戦前・戦中の軍国主義教育の反省に立ち、首長の一般行政から教育行政を独立させ、教育を守るために、1948年に発足しました。

 しかし、1956年、当時の自民党政権が教育委員会の公選制を廃止し、首長の任命制に改悪しました。

そのため、多くの教育委員会は上意下達的な組織となり、「形骸化」の批判がたえません。しかし、教育委員の合議で方針を決定する現行制度は、教育に対する権力支配への一定の歯止めの役割を果たしてきました。
 安倍政権はわずかに残った民主的な側面すら気に入らず、教育委員会を首長の下に組み込み、教育行政を首長直轄にしようとしていると言わざるをえません。

 また、10月29日、中教審教育制度分科会は教育委員会制度「改革」案について5団体からヒアリングを行いました。
 その中で全国都道府県教育委員会連合会は、教育員会を執行機関として残すべきだとする意見が7割に達したと報告するなど、教育委員会の独立性を維持すべきだとする意見が多数を占めました。

(1)教育委員会の「独立性」について、貴委員会の基本的な考えをお聞かせ下さい。

(2)教育委員会の「独立性」を奪う、安倍政権による地方教育行政制度の「改革」に反対して下さい。

(3)教育の政治からの独立、教育の地方分権の原則に立ち、本市の子どもたちの教育のために、貴委員会の活動のさらなる発展を期待し、激励の言葉をおくります。




「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2014年1月20日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・

憲法改悪許さない生駒共同センター主催の
「安倍政権の暴走ストップ!生駒市民集会」
(3月30日、13時半、セイセイビル文化ホール)に
お誘いあわせのうえ、多数ご参加ください。 

 安倍内閣の暴走が続いています。①特定秘密保護法の強行採決に続き ②A級戦犯を合祀した靖国神社の参拝で、世界から多くの批判を浴びましたが、過去の戦争を侵略戦争と認めず、開き直っています。③沖縄の普天間基地をあくまで辺野古に移設するとして、札束を積み上げて、県知事を陥落させました。④安倍首相の1月6日の年頭会見「憲法解釈の変更や改正に向けて、国民的議論をさらに進めていく。」⑤磯崎首相補佐官「この通常国会で、集団的自衛権の行使を正式に決める。」と発言。
 このような暴走を止めるため、全国の仲間と連帯し、今年も生駒の活動を活発化し、上記3/30の集会は必ず成功させましょう。3/30以前にも、プレ学習会、署名・宣伝行動などを予定しています。みなさんのご協力をお願いします。
◎プレ学習会は、2月23日(日)10~12時 セイセイビル404号室です。




●映画監督のオリバー・ストーン氏、マイケル・ムーア氏、元米陸軍大佐のアン・ライト氏ら、欧米の著名な29人の知識人・文化人は、沖縄の辺野古基地建設を非難する声明を発表しました。

「私たちは、沖縄の新基地建設に反対する沖縄の人々を支持します。2013年末に安倍首相と仲井真知事の間で交わされた辺野古移設の取り決めに反対します。この直後の世論調査では、沖縄県民の72.4%が知事の決定を「公約違反」と言っています。普天間基地は、そもそも1945年の沖縄戦のさなか、米軍が本土決戦に備え、住民の土地を奪って作りました。終戦後返還されるべきだったのに、戦後70年近くたっても米軍は保持したままです。従って、返還に条件がつくことは本来的に許されないことなのです。辺野古の海兵隊基地建設は中止すべきであり、普天間は沖縄の人々に返すべきです。」


●みなさんの、憲法九条の会への賛同募金をお待ちしております。

   「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。



・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・

・2月5日(水)共同センター第3回運営委員会(14:30~17:00 たけまるホール和室c)

・2月6日(木)6・9行動 11~12時 核廃絶署名 生駒駅

・2月18日(火)共同センター憲法署名 11~12時 生駒駅

・2月23日(日)共同センターのプレ学習会10~12時 DVDとプレゼン観賞、セイセイビル404号室

・3月30日(日)「安倍内閣暴走ストップ!生駒市民集会」共同センター13:30~セイセイビル文化ホール





第111回 運営委員会

2014年1月29日(水) 14:30~17:00 たけまるホール和室c




当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。

お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。



「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2013年12月10日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・




12/8学習会「秘密保護法を廃棄させよう」
佐藤真理弁護士の講演に53名が参加。

 秘密保護法は上程からわずか2ヶ月、自民・公明の与党は、強行採決につぐ強行採決で、満身創痍で「成立」させました。広範な国民、多くのジャーナリスト・文化人のあれほどの反対を押し切ってまで、なりふり構わず強行したことは、憲法改悪へのプログラムを彼らがあくまで突っ走る決意を表明したもので、同時に国民との矛盾・対立が今後ともいっそう激しくなり、安倍内閣の終わりの始まりとなるものです。

 学習会は、スクリーンでのプレゼンテーション(国家秘密と戦争・弾圧の歴史)、憲法改悪許さない生駒共同センター設立の経過、九条の会全国交流会報告に続いて、佐藤弁護士の講演が行われました。与党の強行採決の生々しい様子、秘密保護法の多くの問題点の解明、与党が次に成立を狙う国家安全保障基本法案の危険な問題点などにふれて、これらの方向はアメリカと共に戦争する国へ変貌させると述べ、新たな闘いを呼びかけました。施行まで1年ある秘密保護法の廃止を要求し、報道の自由や知る権利を拡大し、自衛隊や警察などへの監視と批判を強めること、国民の声が反映される議会と政治を実現すること、など今後の闘いについて訴えられました。

 最後に、「安倍内閣の暴走を許さず、新たなたたかいをすすめよう」との決議文を採択し、解散後は約15名が参加して生駒駅前で、この決議文を多くの市民に配布し、訴えました。



訃 報
「憲法九条の会・生駒」の呼びかけ人の1人であり、創立当時から運営の中心であった前事務局長、奈波宏さんが12月3日ご逝去されました。平和運動や憲法九条を守る運動における奈波宏さんの大きな功績をしのび、謹んでご冥福をお祈りいたします。ご葬儀は家族葬のみで行われました。


●パソコンのメールアドレスをお持ちの方は、このお知らせ以外に、憲法九条をめぐるさまざまの動きを適宜お知らせしますので、同封したメーリングリスト用紙に記入し、用紙下段のあて先へ、FAX叉はメールでお知らせください。


●みなさんの、憲法九条の会への賛同募金をお待ちしております。
   「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。


・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・

・12月19日(木)憲法署名 11時 生駒駅


第111回 運営委員会
2013年12月19日(木) 15:00~17:00 たけまるホール和室c
当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。







「憲法九条の会・生駒」のメーリング・リスト作成について

趣旨
安倍政権による改憲策動は、多岐にわたり、急展開の様相を呈しています。96条改悪が駄目になると、国家安全保障会議、秘密保護法の強引な法案化推進、日米軍事演習などの強行(尖閣、オスプレイ配備などを契機に)、辺野古基地建設のために、沖縄選出国会議員の変節、沖縄県連の変節を押しつけることまでやってきています。その先に、集団的自衛権の解釈改憲、憲法改正があります。


こうした急ピッチの、多角的憲法改悪の動きに対して、月1回の「お便り」と運営委員会では、対応できなくなっています。そんな中、「憲法改悪を許さない生駒共同センター」を設立しましたが、賛同人のみなさんの声をもっと生かす、状況に応じて連絡しあえる「会としての場」が必要だと考えます。


そこで、メールを生かした場を作るためにリストを作成し、情報交換、意見交換などを行いたいと思います。もちろん趣旨をご了解いただいた方で行います。

趣旨をご了解いただいた方は、「名前&メアド」記入の上、メール或いはFAXでご送信下さい。


お名前
メールアドレス


連絡先

長尾 強志 FAX 0743-74-7572
メールアドレス t-nagao@kcn.ne.jp

池田 順作 FAX 0743-76-8788
メールアドレス ikedas@mbr.nifty.com






2013,11,16 全国交流集会報告

    第5回 九条の会 全国交流・討論集会に参加して

                            崎本治三郎

 11月16日(土)、東京一ツ橋日本教育会館で開催された全国交流集会に初めて参加しました。
 冒頭、九条の会事務局長小森陽一さんが「今、安倍内閣は国民に憲法を問わず、実質改憲の道を暴走している。秘密保護法もその1つ。今日の交流会の成果を正確に各地に持ち帰り、多くの草の根の人々に伝えよう。」と挨拶。
 呼びかけ人の大江健三郎さん、奥平康弘さん、澤地久枝さんが発言しました。
 次いで広島県九条の会ネットワーク、宮城県憲法九条を守る首長の会、東京落合・中井九条の会、中央大学九条の会から活動報告がありました。

 特に感銘を受けたのは、広島のジャンボチラシの取り組み。参院選で憲法問題になると考え、大きくて、きれいで、読みやすく、分かりやすい内容で、女性に気に入れるチラシを作成。県民120万世帯の3分の1、40万部を各家庭にpost inする活動です。
 

学生九条の会を代表して、12月10日首都圏の各大学九条の会が連携して、「ピースナイト9」を早稲田大学で開催すべく、取り組みを進めている報告。「秘密保護法、九条改悪、戦争への道は、私たち若者の問題」という発言に感動です。
 午後は、「シンポジウム」と「分科会・分散会」が開かれました。
 

呼びかけ人の発言では、澤地久枝さんが「今の状況下、私のかかげる旗は小さいかもしれない。信じることを周りから何と言われようと貫き、1人ひとりが自分はどう生き、役割を果たすか試されている。今は戦闘状態の前夜であるから。」という大きな感動を受けました。

 私自身の戦争のない世界へ、九条を守る取り組みを自問しながら、エネルギー充電の時間でした。

 





12.8 学習会決議

憲法を真っ向否定する秘密保護法案、自公で成立強行
安倍内閣の暴走を許さず、あらたなたたかいをすすめましょう

 

 

安倍政権は、12月6日深夜、参院本会議で希代の違憲立法・特定秘密保護法案を、自民・公明両党の強行採決で成立させました。秘密保護法は憲法の根本原則である「主権在民」「基本的人権」「平和主義」を真っ向から否定した、歴史に汚点を残す悪法です。

 

 



この悪法に対し、多くの国民が反対し、マスコミや著名人もこぞって反対の声をあげています。世論調査でも国民の過半数が反対し、8割の人が慎重審議を求めています。それらの声を圧殺し、十分な審議も行わず、民主主義を根底から破壊する特定秘密保護法案を強行採決した自民、公明両党の暴挙に、私たちは満身の怒りを込めて抗議し、撤回を求めます。

 



この法案では、行政機関の長の判断だけで第三者のチェックを受けずに、どんな情報でも「特定秘密」と指定し、国民に隠すことができます。故意であれ過失であれ、漏らした公務員も、情報を求めた国民も重罪にされてしまいます。まさに、国民の知る権利を奪うだけでなく、表現の自由も奪い、戦前の暗黒政治に逆戻りさせる法案です。私たちは、米国と軍事機密を共有し、その秘密を国民の目から隠して、米国と共に戦争できる国づくりをすすめるための特定秘密保護法にこれからも反対し続けます。

 


石破自民党幹事長は、正当な抗議デモを秘密保護法が対象とする「テロ行為」と同列視しました。これは暴走を続ける安倍内閣に対する国民の正当な怒りを封殺せんとする、彼らの脅迫であり、同時にあせりであり弱さの表れです。

 

私たちは、安倍政権に対して、日本の平和と民主主義を守るために、憲法を踏みにじる特定秘密保護法案の施行を直ちに諦めるように強く求めるものです。私たちは、こどもたちに疑心暗鬼の暗い社会、戦争が忍び寄るような社会を残さないため、国民のエネルギーを総結集してあらたなたたかいにすすむ決意を表明します。

 市民のみなさん、新しい日本への道をともにすすむように、こころから呼びかけるものです。

2013年12月8日



「憲法改悪許さない生駒共同センター」主催

秘密保護法反対―憲法・国民主権を守るための学習会―





「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2013年11月20日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・

「秘密保護法の学習会」―佐藤真理弁護士の講演―
にはお誘いあわせの上、多数ご参加ください。  


12月8日(日)午後2時~5時;たけまるホールです。


主催は「憲法改悪許さない生駒共同センター」

(憲法九条の会・生駒、生駒市平和委員会、生駒革新懇、新婦人生駒支部)です。


  

国家安全保障会議設置法案が衆議院通過強行 

首相の下にあらゆる情報と権限を集中させて「戦争司令塔」をつくる国家安全保障会議(日本版NSC)設置関連法案が、11月7日の衆議院本会議で、自民、公明、民主、維新、みんなの賛成多数で可決され、参議院へ送られました。日本共産党、生活の党、社民党は反対しました。
 この法案は、首相、防衛相、外相、内閣官房長官の4人を中心とする「国家安全保障会議」が軍事、外交、安全保障などの重要事項を審議する軍事司令塔をつくるものです。米国のNSC(大統領、副大統領、国務長官、国防長官で構成)がモデルです。アメリカと一体で戦争を行う体制に向けて、米大統領のホワイトハウスと日本の首相官邸を結び、戦争の作戦決定を迅速化する仕組みです。


秘密保護法案の「秘密」の範囲は歯止めなし

防衛のリストでは10項目を列挙。その中に、「自衛隊の運用、これに関する見積もり、計画、研究」などとあります。これでは、自衛隊の活動に関する非常に広範な情報が秘密の対象になります。この10項目は、現在の自衛隊法が定める「防衛秘密」と同じもの。「防衛秘密」の場合、法律で決められる10項目が運用にあたって233項目に細分され、それに従って指定された3万752件という膨大な量の秘密が保有されています。国家の恣意的な運用を防ぐ歯止めはありません。

現在でも数々の「秘密」と国民監視の活動が 

現在でも政府の情報は秘密だらけです。米軍が日本に核兵器を持ち込む日米核密約、アメリカに日本を売り渡すTPP交渉、首相や官房長官が領収書なしで使える内閣官房機密費、在外公館のワイン購入に関する情報に至るまで政府は秘密にし、国民の知る権利を侵害しつづけています。
いっぽう、自衛隊の秘密漏えい防止を目的とする自衛隊情報保全隊が、国民個人の名前、住所、学歴、所属団体、所属政党などを収集し、文書にまとめる活動をしています。自衛隊のイラク派遣の際には、著名な映画監督や集会、デモ、学習会、小林多喜二の展示会まで監視されました。
秘密保護法はこれらの監視活動をいっそう拡大するものです。





「憲法九条の会・生駒」第109回運営委員会が、秘密保護法案反対の声明を発表

 10月30日、第109回運営委員会は↓↓↓のような「声明」



日本国憲法の基本原理を根底からくつがえし
国家権力が意のままに国を動かす「秘密保護法案」の撤回を
――「アメリカと海外で戦争する国」づくりを許さない――


 安倍内閣が今臨時国会に提出する「秘密保護法案」に、私たちは断固反対します。
(1)「秘密の範囲」は政府が勝手に決め、違反すれば国民を処罰する国民統制法
 これはかって「治安維持法」がそうであったように、権力の暴走、横暴を許すものです。国家権力を国民が縛る日本国憲法は、そうしたものとの戦いの中で生まれましたが、その憲法を根底から覆すものです。
「特定秘密」の対象は、「防衛」「外交」「特定有害活動(いわゆるスパイ行為)の防止」「テロ活動防止」の4分野としていますが、オスプレイ配備反対やTPP反対の運動、また「テロ」対策などとして、原発反対運動も処罰の対象になりかねません。国民の運動を敵視したものだと言わざるをえません。
おまけに、「治安維持法」の「予備拘束」と同じように、処罰の口実がどのようにも拡大され、あらゆる国民の活動が取り締まりの対象になります。国民の萎縮化を狙ったものだと言わざるをえません。
このように、国家権力が意のままに政治を行い、国民を監視・統制する「秘密保護法」は断じて許されません。すぐに撤回することを強く求めます。

(2)「国民の知る権利、報道の自由を奪い、違反したら最高で10年の懲役」は明確な憲法違反
 先日、毎日新聞が関係省庁に本法案の立法過程を情報公開請求をした際に、法案の内容に触れる部分は、ほとんどが黒塗りだったという事実からして、本法案の違法性がわかります。
これまでも、政府機関により、情報が開示されず、破棄されたものもあります。「秘密保護法案」は、こうしたことを当然のこととし、さらに国権の最高機関である国会の調査権をも制限し、国会議員や国会職員も秘密を漏らせば処罰対象にされます。これでは、外交・防衛という国政の重要問題で、国民を代表する国会が政府を監視しチェックすることは不可能になります。これは、国会の立法権、国政調査権を侵害し、国民主権の原理にも反するものです。このような三権分立を否定するものを、絶対に認めることはできません。

(3)「秘密保護法案」は「アメリカと海外で戦争する国」につくりかえるため
 自由民主党が2012年7月に公表した「国家安全保障基本法案(概要)」は、集団的自衛権の行使を容認することを前提に、日本版NSCと秘密保護法の制定をもりこんでいます。まさに両法案は、日本をアメリカといっしょに「海外で戦争する国」につくりかえる策動の第一歩に位置づけられています。
 すでに日米安保条約のもとで、歴代政府がその存在を否定しつづけた「核兵器もちこみ密約」や「沖縄返還密約」の一部が2010年にようやく明らかにされました。しかし、米軍に事実上「行動の自由」を容認している日米地位協定にかかる密約、裁判権や指揮権をめぐる密約はいまだに隠されたままであり、日米合同委員会合意の実質的内容も国民に秘密にされています。このもとでオスプレイの配備計画も訓練飛行ルートも住民は知ることができません。このような国民無視の政策を強化し、それに反対する国民を犯罪人扱いにすることは許されません。

再び戦前のように「戦争」を理由に津波被害を隠し、大本営発表で「偽りの勝利」報道を続け、「治安維持法」で国民を処罰する日本にしてはなりません。日本国憲法の根本をくつがえす「秘密保護法」をすぐに撤回することを、重ねて要求します。

      2013年10月30日  「憲法九条の会・生駒」109回運営委員会

を発表し、自民党本部、公明党本部、民主党本部、日本維新の会、奈良県選出国会議員衆参計8名、機密保護法を審議している「国家安全保障に関する特別委員会」全委員40名に対し、合計52通のFAXを送付しました。
(送付先一覧参照)

国家安全保障に関する特別委員会委員名簿

 

(参考資料)
以下は、秘密保護法に反対する「憲法九条の会・生駒」の声明(別紙)をFAXで送付した委員名簿です。

 

国家安全保障に関する特別委員会 委員名簿(衆議院 全40名)TEL、FAX前に「03-」必要

NO.役職  氏名   会派  選挙区  会館TEL    会館FAX

1 委員 赤嶺政賢 共産(比)九州 3508-7196 3508-3626

2 委員 池田道孝 自民(比)中国 3508-7638 3508-3268

3 委員 石原慎太郎 維新(比) 東京 3508-7201 3508-3201

4 理事 今津寛  自民 北海道6 3508-7204 3508-3204

5 理事 岩屋毅  自民 大分3 3508-7510 3509-7610

6 理事 上田勇  公明 神奈川6 3508-7234 3508-3234

7 委員 大口善徳 公明(比)東海 3508-7017 3508-8552

8 理事 大島敦  民主(比)北関東 3508-7093 3508-3380

9 委員 大塚拓  自民 埼玉9 3508-7608 3508-3988

10委員 大野敬太郎 自民 香川3 3508-7132 3502-5870

11理事 城内実 自民 静岡7 3508-7441 3508-3921

12委員 小池百合子 自民 東京10 3508-7710 3503-6775

13委員 近藤昭一 民主(比)東海 3508-7402 3508-3882

14委員 近藤洋介 民主(比)東北 3508-7605 3508-3985

15理事 左藤章  自民 大阪2 3508-7511 3508-3941

16委員 鈴木馨祐 自民 神奈川7 3508-7304 3508-3304

17委員 薗浦健太郎 自民 千葉5 3508-7305 3508-3305

18委員 玉城デニー 生活(比)九州 3508-7284 3508-3734

19委員 辻清人  自民 東京2 3508-7288 3508-3738

20委員 津島淳  自民 青森1 3508-7073 3508-3033

21委員 寺田稔  自民 広島5 3508-7606 3508-3986

22委員 遠山清彦 公明(比)九州 3508-7225 3508-3414

23委員 長島昭久 民主 東京21 3508-7309 3508-3309

24理事 中谷元  自民 高知2 3508-7486 3592-9032

25委員 中谷真一 自民(比)南関東 3508-7336 3508-3336

26委員 中山泰秀 自民(比)近畿 3508-7028 3508-3828

27委員 西銘恒三郎 自民 沖縄4 3508-7218 3508-3218

28委員 長額賀福志郎 自民 茨城2 3508-7447 3592-0468

29委員 野中厚 自民 埼玉12 3508-7041 3508-3841

30委員 橋本岳 自民 岡山4 3508-7016 3508-3816

31委員 畠中光成 みんな(比) 近畿 3508-7244 3508-3514

32理事 藤井孝男 維新(比) 東海 3508-7015 3508-3815

33委員 星野剛士 自民 神奈川12 3508-7413 3508-3893

34委員 牧島かれん 自民 神奈川17 3508-7026 3508-3826

35委員 町村信孝 自民 北海道53508-711 3502-5061

36委員 松本洋平 自民 東京19 3508-7133 3508-3433

37委員 丸山穂高 維新 大阪19 3508-7019 3508-3819

38委員 山際大志郎 自民 神奈川18 3508-7477 3508-3357

39委員 山田宏 維新(比) 東京 3508-7082 3508-3862

40委員 渡辺周 民主 静岡6 3508-7077 3508-3767

 

奈良県選出の国会議員(全8名)

●衆議院議員

1区  馬淵澄夫(民主)          fax:03-3506-3572 

  小林茂樹(自民/比例)       fax:03-3508-3516    

2区 高市早苗(自民)           fax:03-3508-7199     

3区 奥野信亮(自民)           fax:0745-62-5856

4区 田野瀬太道(自民)         fax:03-3591-6569  

 

●参議院議員

前川清成  (民主)         fax:03-6551-1205        

堀井 巌  (自民)          fax:0742-30-3840

前田武志  (民主/比例)    fax:03-6551-0715 

 

 

みなさん、秘密保護法を廃案にするよう求めるFAXを送りましょう。

国民の声に押されて、民主党議員の反対が増えています。

奈良県選出議員に、特に奈良県民から来るFAXは効果的です。

また、上記特別委員会委員に送るときは、FAX番号の前に「03-」をつけてください。

 

(FAX例文)
秘密保護法は、国民の知る権利や報道・取材の自由を侵害し、政府が国民に知られたくない
軍事;自衛隊や米軍に関する事項、外交;日米密約やTPP交渉の内容などから原発問題に至るまで、
特定秘密にされたものを第三者がチェックできないうえ、それを取材した側とされた側の双方が処罰される、
など著しく国民の基本的人権を侵害するものであり、廃案にすることを求めます。

 



●みなさんの、憲法九条の会への賛同募金をお待ちしております。
  

 「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。

 


・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・
・12月8日(日)6・9行動 核廃絶署名 11時 生駒駅
・12月8日(日)秘密保護法学習会(憲法改悪許さない生駒共同センター)14時たけまるホール


第110回 運営委員会
2013年11月28日(木) 15:00~17:00 たけまるホール和室c

当会は運営委員を決めていません。

当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。


秘密保護法反対のFAX送付

秘密保護法を審議する「国家安全保障に関する特別委員会」の全委員40名に対し、
先日お送りした「憲法九条の会・生駒109回運営委員会」の声明をFAXで送付しました。
自民25名、民主5名、維新4名、公明3名、共産・生活・みんな各1名です。

秘密保護法案に反対する憲法9条の会生駒の声明を
自民党本部、公明党本部、民主党本部、日本維新の会、
及び奈良県選出の衆議院議員5名と参議院議員3名、
に対し、合計12通のファックスを送付しました。



「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2013年10月21日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・

10/13「九条国際会議」には500人、
10/14「九条世界会議」には約5500人が参加し、盛大に行われました。
      

(以下詳細)

「憲法九条世界会議・関西2013」
生駒は「参加型」ブースにして良かった
                                                    長尾強志

「憲法九条の会・生駒」のブースは、やると決めたものの、どんな内容でするのかのイメージはなかなか出てきませんでした。
「責任者」ということで考えたことは、「参加型」にするということだけでした。前回のブース写真を見てもほとんどが「販売形式」のものばかりで参考にならず、「鹿ノ台校区と俵口校区のメッセージ」「イラク戦争の地球のまわりを9条の花で飾る」「参加者のメッセージを書く」ということを決めてからも、「果たして参加していただけるのか」全く予想がつきませんでした。
ただ、今の状況で、「広く一人ひとりが出来ることで主体的にとりくむ運動」が重要だという思いが強く、準備を進めました。分担や内容を決めていく中で、みなさんの力を出しあうイメージができ、楽しみにもなってきました。
当日の朝8時過ぎにはみんなで集合して準備し形が出来ると、2ブースを申し込んでおいて良かったと思いました。池田さんの準備したクッキーやバッジ、松本さんや本部作成の九条Tシャツ、溝川さんからの書籍、谷山先生の紹介で「サシチはガジュマルの木の上で」の著者・小川さんとご主人、それに知り合いの出版社の方も来られ、沖縄戦・原発・原爆・改憲論などの書籍の並ぶブースが仕上がりました。なかなかのもんだと自画自賛。「生駒ブース」の案内ビラも配布して一日が始まりました。
書籍、Tシャツ、クッキー,バッジ販売では、ほとんどを売りきりました。とても気持ちよく、やりきった感じになりました。
 心配した「参加型ブース」も、初めはなかなかでしたが、参加者に声かけを始めてから人が増え始めました。
 下は5歳から年配者まで、気持ちよく参加され、メッセージ(5歳の子は絵)も花も埋まりました。特に子どもたちや若いお父さん・お母さん、若者の参加もあり、それがすごく励みになりました。「写真を撮っていいですか」いう若者もいて、大成功だと思っています。参加者の9条の花とメッセージで「9条で戦争のない世界」が埋まりました。
 最後にブース前で生駒からの参加者が集合して写真を撮ったのも、とても印象深いものがありました。この一体感を大きくしたいものです。
 憲法九条の会・生駒だけでなく、いろいろな団体に呼びかけて行ったブースの準備や運営での体験を生かして、さらに広く「憲法改悪に反対」「9条を守れ」の活動に参加していただけるよう頑張ってまいりましょう。
あれから『サシチはガジュマルの木の上に』の絵本を、プレゼンテーション用につくりました。これを使って子どもや若いお父さん・お母さん方にも参加していただける機会があればと思っております。運営委員でお見せできる機会があればいいですね。
ご苦労様でした。                                   



9条世界会議に参加して           坪田恭代

私は、幼い頃大阪大空襲に会い、奇跡的に助かりましたが、私を可愛がってくれていた祖母は亡くなりました。
戦後68年、憲法9条があったから、他国の人も私たちも殺されずに来れたのだと思います。又、私の子どもたちや孫のためにも、9条を守ることが本当に大切だと、日々思ってきました。そして、初めて9条世界会議に参加しました。
午前は“アジアの中の9条”の分科会に参加しました。会場は満員で立っている人も沢山いました。
各国の方々から話がありましたが、韓国の弁護士、民弁のキムさん(民主社会のための弁護士、800人いる)の話が印象に残りました。
「外国の憲法について、いろんな国の人が集まって議論するのは珍しい。9条は日本国民だけの約束ではない。世界、アジア、韓国の約束でもある。再び戦争をしない9条は、役割を果たしてきた。今、日本の安倍首相は9条を変えようとしている。このことは、危惧するをこえて恐怖、戦争の危機を感じる。9条は日本だけのものではない。世界の平和の支えになっている。」と言われ、感銘を受けました。
午後の全体会会場では、歌あり、踊りあり、スピーチあり、と盛り沢山。その中、若い人たちの発言で、安倍は原発を輸出するのでなく、9条を輸出せよ!と言われたことが印象に残りました。


9条世界会議関西2013   
         生駒南第二小学校区憲法九条の会   高橋進

「9条世界会議関西2013」に参加しました。大阪市中央体育館メインホールに、5500人が憲法9条を守ろうと集まりました。
メイン集会では、「世界に広がる9条」にふさわしく、世界各国で9条を広め、平和の実現のために活動しているゲストの話は感動的でした。
私たちは、活動を始めて2年ですが、地域に「九条の会」を広げ、長く活動を続ける決意を新たにしました。


9条世界会議に参加して              田中正子

今、世界的に日本国憲法、特に9条が注目され、評価されているということは、あちこちで言われています。
9条世界会議の午後のプログラムで、海外からのゲストが紹介され、そのうちの米、韓、仏からのゲストと、チュニジアの若い弁護士ベルハッセン・エヌーリさんがスピーチされました。彼は、9条の精神を自国の憲法に取り入れようと活動していること、アラブ世界全体にも普及させる必要性があると話されました。
また、他の3人の方々も、9条の精神の重要性について述べられました。海外からの生の声を聞くことができたことが、参加しての最大の収穫です。



九条世界会議・国際会議を終えて           池田順作

約2ヶ月前から取り組んできた世界会議が終わり、感無量の思いだ。結果として、世界会議参加者は約5500名で、目標には達しなかったが、それでも関西の改憲反対運動の一翼として貢献できたと思う。各地域の運動の高揚が、改憲勢力を追い詰める。
 生駒では、「憲法九条の会・生駒」が呼びかけて、「生駒市平和委員会」、「生駒革新懇」、「新婦人生駒支部」とともに取り組んだ。8月以降は、この4団体が協力してきたことで運動が広がった。はじめ生駒で参加目標50名は無謀な感じがあったが、取り組んでいく中で、参加券がどんどん売れていった。結果として、50枚の参加券は完売、世界会議本部から預かった「9条Tシャツ」15枚、「9条バッジ」60個、「9条付箋」20個は、全部完売した。さらに生駒在住の方が自主的に作成した「憲法9条全文が日本語と英文で印刷されたTシャツ」6枚と、生駒の洋菓子店が作ってくれた「9条クッキー」80個も全部完売した。
会場の体育館には全部で48のブースが出ていたが、生駒はこの一角に申し込み、ここでも9条グッズの販売を継続した。初めはちょっと無理か、と思っていたことがどんどん広がっていった。(ブースのことは、別紙長尾さんの文章を参考にしてください)

13日の国際会議、14日の世界会議の全体の特徴は、日本国憲法9条が世界の中で、今日の時代の中で、如何に高い価値を持っているかということを、外国人が、外国の平和運動家が高く評価しているということである。日本人は、この価値を改めてしっかり認識し直さなければならない、という思いを強くした。

韓国のキム・ジンク弁護士は「なぜ一国の憲法の一条文をめぐって国際会議が開かれるか?それは9条が日本の国民のみならず、世界とアジアの人々に対する約束(不戦の誓い)であり、平和の支えだからです。」
君島東彦立命館大教授は「9条は、侵略戦争を起こした大日本帝国の軍隊を全面的に否定するアジアの民衆の安全保障だった。」
フランスのローラン・ヴェイユ国際民主法律家協会副会長(弁護士、95歳)は「9条は平和の国際法という、文明の計り知れないほど貴重な進歩を目指す方向に厳密に合致している。9条を廃止してはならない。9条はむしろ模範であって、他国はこぞってこれにならうべきだ。」
チュニジアのベルハッセン・エヌーリ弁護士(28歳)は「9条は、市民が裁判所で平和を擁護するための今までにない方法だ。他国では、戦争する権限とは政治の問題であり、司法による審査の対象外とされている。」さらに、現在同国で起草中の新憲法に、日本の平和憲法の精神を取り込むよう求める提案を準備している。ことし3月、チュニジアで開催された世界社会フォーラムで「守ろう日本国憲法9条」のワークショップでパネラーを務めた。
アメリカのアン・ライト元米陸軍大佐は「アメリカがアジア・太平洋地域で展開している軍事作戦は、平和にとって許しがたいものだ。9条を守り、アメリカが選んだ戦争への要求をはねのける国であり続けようと声を大にして訴えていることは、日本のみなさんの功績だ。日本が9条を堅持することを確信している。」彼女は、13年間米国陸軍で現役、最後は陸軍大佐で退職。ミクロネシア、アフガン、モンゴルなどで代理大使として外交官を務めたが、2003年3月ブッシュ政権のイラク侵攻は、国際法違反として、パウエル国務長官に辞表を突きつけ、以来世界各地で反戦・平和運動を続けている。
コスタリカのロベルト・サモラ弁護士は、大学3年のとき、米軍のイラク侵攻にコスタリカ大統領が支持声明を出したことは憲法違反だとして提訴、最高裁から違憲判決を出させた。
その他たくさんあるが、紙面の関係で割愛します。

 

 


「憲法改悪許さない生駒共同センター」の立ち上げ

10月7日、「憲法九条の会・生駒」「生駒市平和委員会」「生駒革新懇」「新婦人生駒支部」の4団体は、「憲法改悪許さない生駒共同センター」の立ち上げに関する申し合わせ事項で合意、以後各団体で承認されて、正式に発効することになりました。

(申し合わせ事項参照)

  2013年10月7日


「憲法改悪許さない生駒共同センター」設立の申し合わせ事項


 憲法改悪、秘密保全法制定、集団的自衛権行使、国家安全保障基本法制定の動きなど、安倍内閣の危険な企てが、連日のように報道される今日、これを阻止するために、多くの団体の共同の取り組みが求められています。
 

このために、「憲法九条の会・生駒」「生駒市平和委員会」「生駒革新懇」「新日本婦人の会・生駒支部」の4団体は、「憲法改悪許さない生駒共同センター」を設立します。
 以下、申し合わせ事項とします。


1.共同センターの目的は、憲法改悪を阻止することにある。


2.共同センターの事務局、及び対外的な窓口は「憲法九条の会・生駒」が担当する。


3.共同センターは、加盟団体・個人の対等平等な連絡協議会である。上部団体、下部組織という関係を持たない。


4.共同センターの運営委員会は、各構成団体の代表者と個人で構成される。共同センターの運動や行動計画は、運営委員会の協議と合意に基づいて決定され、運営される。

5.上記4団体以外の他の団体及び個人にも、この運動の趣旨に賛同し、加盟していただくよう呼びかける。


6.共同センターの会費は徴収しないが、財政上必要なことは、その都度運営委員会で協議する。
                               

 以上

 


 生駒駅における憲法署名運動など、以後「共同センター」として、各団体が協力して行われます。また、趣旨に賛同する他の団体に呼びかけて、運動を幅広く推進していく予定です。「共同センター」について、みなさんのご意見をお寄せください。


大阪市西淀川区、憲法9条署名、住民過半数に

大阪市西淀川区で「憲法9条守ろう」の署名が9月末で、住民過半数を達成しました。憲法改悪阻止西淀川共同センターが結成された2006年4月から取り組んできたもので、人口9万6974人に対し、4万9150人の署名を集約しました。



九条の会がアピール発表「集団的自衛権行使ねらう安倍内閣を包囲しよう」

  「九条の会」呼びかけ人の大江健三郎、奥平康弘、澤地久枝の3氏は、10月7日都内で記者会見し、「集団的自衛権行使による『戦争する国づくり』に反対する国民の声を」と題するアピールを発表しました。「草の根からの世論で包囲し、この暴走を阻むための行動に立ち上がりましょう」と呼びかけています。

秘密保護法案に日弁連会長が反対声明

 日本弁護士連合会(山岸憲司会長)は10月3日、「特定秘密保護法案に反対する会長声明」を発表しました。声明は、法案が統治機構のあり方、国民主権及び国民の諸権利に重大な影響を与えるものであるにもかかわらず、国民不在の手続きを強行して立法化が進められていることを厳しく批判。法案の内容についても、特定秘密の範囲が広範かつ不明確な点、知る権利の制約の問題など、これまで同会が指摘してきた問題点のほか、行政によって国会が支配されかねない構造になっていることを指摘しています。警察組織のさらなる中央集権化の危険、法案が示した重罰化による報道の自由の萎縮への危惧を述べています。



安保法制懇、年内にも集団的自衛権行使可能への提言
 
政府は9月17日、首相の私的諮問機関である「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)の会合を7ヶ月ぶりに開きました。歴代政権が憲法上禁止してきた集団的自衛権行使を可能にし、集団安全保障に参加するための憲法解釈見直しを年内にも提言する見通しです

 

 

●9月2日、第8回鹿ノ台校区平和のつどいには、約100名の方が参加しました。

●10月12日、生駒南第2小校区九条の会の創立2周年のつどいには、約100名の方が参加しました。


 
●みなさんの、憲法九条の会への賛同募金をお待ちしております。
   「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。

 


・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・

・11月6日(水)6・9行動 核廃絶署名 11時 生駒駅
・11月19日(火)憲法署名(憲法改悪許さない生駒共同センター)11時 生駒駅

 



第109回 運営委員会
2013年10月30日(水) 15:00~17:00 たけまるホール和室c
当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。

 



「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2013年9月10日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


「九条国際会議」
   10月13日(日)午前10:00~午後4:30
関西大学千里山キャンパス第1学舎(阪急千里線 関大前)

「九条世界会議in関西 2013」
   10月14日(月・祝)午前10:00~午後4:30
大阪市中央体育館(地下鉄中央線 朝潮橋下車徒歩5分)

詳細はこちら⇒公式HPサイト


国際会議には、アン・ライト元米国海軍大佐ら、世界各地から反戦・平和運動活動家が参加、国内ゲストとしては、伊藤真弁護士、高遠菜穂子さんらが参加します。また世界会議は1万2000人で中央体育館をいっぱいにしましよう。たくさんあるブースに生駒からも出展します。みなさん、いまから参加を予定してください。

(当日精算券です。参加費1000円)

 


安倍政権がねらう「秘密保全法案」
 秋の臨時国会に提出される予定の「秘密保全法案」は、「特定秘密」の漏えい行為や情報取得行為とその未遂、共謀、教唆、扇動などを行った者を懲役10年以下の厳罰に処するもの。安全保障、外交、治安などの国家機密を公務員が漏えいしたか、記者が取材した場合の罰則が定められ、時の政府の都合で国民の知る権利や報道の自由が弾圧される恐れがあり、日弁連、自由法曹団、日本国民救援会、日本ジャーナリスト会議などが法案阻止を呼びかけています。

集団的自衛権行使の容認、歴代長官異議あり。
集団的自衛権行使の憲法解釈変更を巡っては、容認派の小松一郎駐仏大使を強引に法制局長官に当てる人事を閣議決定(8月8日)。これに対して、最高裁判事に転出した山本庸幸前法制局長官が「過去半世紀ぐらい(行使は許されない)という議論でずっと来た。従来の解釈では行使は難しい。」また、阪田雅裕元法制局長官は「集団的自衛権の行使とは海外で戦闘に加わることだ。国会の憲法論議の蓄積を無視し、今までのは全部間違っていたということがあっていいのか」また、宮崎礼壱元法制局長官も「解釈変更は法律上ものすごく根本的な不安定さ、脆弱性が残る。やめたほうがいいというか、できない。」と述べています。
 
●みなさんの賛同募金をお待ちしております。
   郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒、へお願いします。

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・

・10月9日(水)6・9行動 核廃絶署名 11時 生駒駅
・10月12日(土)南第2小校区九条の会つどい、コーラス樫、ダンス、お話し、13:30於南第2小
・10月13日(日)「9条国際会議」関西大千里山キャンパス第1学舎(阪急千里線関大前下車)
・10月14日(月・祝)「9条世界会議・関西2013」大阪市中央体育館(地下鉄中央線朝潮橋)

 

第108回拡大運営委員会
2013年9月18日(水) 14:30~17:00
生駒市コミュニテイセンター(セイセイビル)201室

当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。



「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2013年8月19日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・



5年ぶり「九条世界会議in関西 2013」に、生駒から大挙参加しよう。
  
10月14日(月・祝)午前10:00~午後4:30
大阪市中央体育館(地下鉄中央線 朝潮橋下車徒歩5分)
詳細はこちら⇒公式HPサイト
紛争の平和的解決や侵略戦争の禁止、核兵器など大量破壊兵器の禁止などの平和条項を持つ憲法は、世界的に増えてきています。そのなかでも先頭を走っているのが日本国憲法です。この9条にどんな意義があるのか、もういちど再確認しましょうというのが、今回の世界会議開催の趣旨です。1万2000人で中央体育館をいっぱいにしましよう。たくさんあるブースに生駒からも出展します。みなさん、いまから参加を予定してください。
 
安倍改憲戦略と7/29の麻生発言「ナチスの手口を見習ったらどうか」
今年はナチスが政権を獲得して80年。ドイツでは当時の記憶を忘れないようにしよう、とさまざまな記念行事が行われている。メルケル首相は「ナチスの台頭は、彼らと共に歩んだ当時のドイツのエリートや彼らを黙認した社会があったために可能になった。」「数百万人に行われた犯罪や与えられた苦痛は決してなくならない。どれだけ補償してもその事実は変えられない。」

ヒトラーは、最も民主的な憲法だといわれたワイマール憲法の下で、合法的に政権を獲得した。しかしその後、国会放火事件をでっちあげて共産党を弾圧し、大統領緊急令を使って議員を予防拘禁し、突撃隊や親衛隊が取り囲む中で「全権委任法」というおよそ民主主義憲法下では考えられない法律を制定した。
麻生副総理は、「いつのまにか憲法が変わっていた」「これを見習ったらどうか」と述べた。(実際にはワイマール憲法は変えられていない。全権委任法で憲法が無力化したのである)いま安倍政権が進める第一歩は、集団的自衛権の行使を可能にするため、内閣法制局長官の首を挿げ替え、次に安保法制懇の答申を得て、従来の集団的自衛権の政府解釈を改め、その上で「国家安全保障基本法案」を成立させる。これによって、憲法9条の精神も議論も「骨抜き」にできるが、国会の多数で法律が成立すれば「いつのまにか」「合法的に」憲法9条が骨抜きにできるというわけである。まさにワイマール憲法下でナチス政権が可能になった「手口」に学んで、日本国憲法下で違憲の法律で「戦争できる国」にするシナリオだ。ドイツの教訓からしても、私たちは決してこれを許してはならない。


●みなさんの賛同募金をお待ちしております。
   
  郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒、へお願いします。
 


・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・

・8月25日(日)夏のつどいXⅡ「語り継ぐ戦争と平和」13:30~16:00生駒市図書会館
・9月6日(金)6・9行動 核廃絶署名行動 11:00~12:00生駒駅
・9月29日(日)第8回鹿ノ台校区平和のつどい 午後1:30鹿ノ台ふれあい会館
・10月12日(土)南第2小校区九条の会つどい、コーラス樫、ダンス、お話し、13:30於南第2小
・10月14日(月・祝)「9条世界会議・関西2013」大阪市中央体育館(地下鉄中央線朝潮橋)
 
第107回拡大運営委員会
2013年8月27日(火) 13:30~16:30 生駒市コミュニテイセンター(セイセイビル)和室
当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。
 



「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2013年7月15日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・

 6月29日、憲法九条の会・生駒の第1回呼びかけ人・賛同人のつどいを開きました。

参加された39名の方々から、貴重なご意見が出されました。

      * * * * * (詳細↓)* * * * * * *
6/29「憲法九条の会・呼びかけ人、賛同人のつどい」が開かれ39名が参加しました。

6月29日、初めての「憲法九条の会・呼びかけ人、賛同人の集い」が開催され、呼びかけ人14人、賛同人25人、計39人が参加し、熱心な討論が行われました。

 2004年12月に図書会館で創立集会を開いて以来、講師を呼んでの講演会、学習会はたくさん行われましたが、このように多くの会員が集まって意見を出し合ったのは初めてのことです。特に昨年12月の安倍内閣成立以降、改憲の危機が具体的に迫っている情勢の今日、参加されたみなさんから九条を守りたい熱い思いがこもごも語られました。しかも非常に幅広い分野からいろいろな方々が参加されたことは、特筆すべきことです。


 ・初めに長尾強志さんから、配布されたパンフをもとに「現憲法と自民党改憲案の比較」「憲法を巡る世論の状況」「改憲は戦後国際社会への裏切り」「日本国憲法は、今も世界で最先端の優れた憲法」などの解説がありました。ついで自由討論に入りました。
 ・生駒市内には12の小学校区がありますが、そのうち4つの小学校区で地域九条の会が出来ており、それぞれの地域から活動の様子が話されました。
 ・美術家九条の会にも入っておられる方は、特に戦争を知らない世代が増えている、この人たちにどう働きかけるか、が問題だ、と指摘されました。
 ・キリスト教伝道師の方は、教会の掲示板に平和について書いて訴えている、など自分のできることをやっている、と報告されました。
 ・また、自分は「孫を戦争に行かせない会」を作っている。背中に日本国憲法を印刷したTシャツを着ている。ほしい方には有料でお分けする、とみんなの注目を集めました。
 ・また、若い世代が憲法に無関心に見える。若い世代に読みやすいちらし(裏表カラー印刷で自民党の改憲案を批判したもの)を1万枚購入した。活用を検討してほしい、と訴えがありました。
 ・新婦人の方は、新婦人の会の中に平和係を作った。今年2月からほぼ毎月19日に近鉄生駒駅で憲法署名を行っている、と報告されました。
 ・さらに、東京にいる子どもから、昨年12月の安倍内閣の成立で、大変なことになった、わが子が戦争にとられるようになるかも、と危機感を訴えてきた、と報告されました。
 ・また、父があの戦争にとられて戦死したことが、自分の活動の原点、大きな力になっている、と話されました。
 ・複数の方々からは朝鮮等で終戦を迎え、悲惨な体験をしたこと、それが2度と戦争をしてはならない思いになっている、と報告されました。
 ・奈良市から参加された若いお母さんは、将来子どもが大きくなったとき、憲法はじめどんな世の中になっているか、不安だ、と話されました。
 ・現在の憲法の制定状況からすれば、必ずしも「アメリカに押し付けられた」とはいえないこと、また生活保護改悪法案が国民のたたかいで廃案になったが、この改悪は憲法25条の生存権を奪おうとするものであること、など報告されました。

 ・その他、「もっと憲法について真剣に考えていきたい。」「国民に憲法を語るとき、ユーモアを持って語ることが大事だ。」「勤労協で毎週憲法の学習会をやっている。」「教え子に手紙で呼びかけている。」「一分小学校区で九条の会を作りたい。」「うたごえ運動や年金者運動で、憲法も頑張っている。」など、多様な報告、意見が出されました。
 ・また特別参加された葛城九条の会の方から「九条世界会議・関西」(10月14日)への参加が呼びかけられました。この世界会議の奈良県実行委員会も出来ています。

 これらの貴重な意見をふまえて、いかにして今後の活動を活発にさせるか、については、運営委員会で方向を定める予定です。ぜひ運営委員会に参加していただき、ご意見をいただきたいと思います。なお、この日みなさんから、28,710円の募金が寄せられました。ありがとうございました。

 
カラー憲法チラシ改訂版2013.2.18


           * * * * * * * * * * * * * *

 また6月19日には、九条の会の新しいアピール文を生駒駅で配布、憲法を守ろう署名も集めました。そして6月25日には、市役所で市長への要請文提出集会のあと、広島・長崎への平和行進in生駒が行われ、約70名が生駒駅周辺のパレードに参加しました。

 

自衛隊が毒ガス製造、周辺に学校・保育所、説明せず

陸上自衛隊化学学校(さいたま市、陸自大宮駐屯地所在)が、サリンなど殺傷能力が高い7種類の毒ガスを製造・管理していることが判明しました。学校や保育所が周囲に建つ首都圏の住宅街の真ん中で、周辺住民はおろか、国民に一切説明しないまま、化学兵器として各国が開発してきた毒ガス兵器が製造されていることになります。

 防衛省が製造を認めたのは、神経系統を破壊するサリン、タブン、ソマン、VXガス、皮膚のただれを起こすマスタードガス、窒素マスタード、ルイサイトの7種類。1997年に発効した化学兵器禁止条約は、これらの物質の製造・使用を原則として禁止しましたが、研究・防護を目的とした製造は例外扱いとなっています。防衛省は、毒性から人体を守る方法に関する研究のため、と説明しています。

 

 オスプレイ訓練受け入れを、八尾市議会が反対決議

八尾市議会は7月3日、オスプレイの訓練を八尾空港で受け入れよとされている問題について、「容認することはできず、反対する」との決議を賛成多数で可決しました。訓練受け入れについては、維新の会の橋下共同代表(大阪市長)と松井幹事長(府知事)が安倍首相に提案、6月29日の関西広域連合委員会でも2人から提案されていました。

 決議は、自民党、公明党、民主系2会派、日本共産党の5会派の代表者が連名で提出、採決では日本維新の会八尾の4人のみが反対しました(定員28、欠員1)。決議は「八尾空港は、数多くの住宅、小中学校といった教育施設、病院などが非常に密集した市街地に位置している」と述べ、「安全性が確保されていない状況下では、受け入れに反対することを表明する」としています。

 

 辺野古埋め立て申請書、欠陥だらけ

沖縄県が6月28日に縦覧を開始した、米海兵隊の新基地建設に伴う名護市辺野古の公有水面埋め立て申請書。8000ページに及ぶこの文書は、欠陥の上に欠陥を重ねた重大欠陥書類です。

第一に埋め立て申請の大前提である「環境保全」の保証がありません。辺野古の海はジュゴンなど希少生物の宝庫です。この海域の埋め立て自体、著しい環境破壊であることは明白ですが、沖縄県も「環境保全は不可能」との意見書を沖縄防衛局に提出してきましたが、政府は何の手立ても取ってきませんでした。

 第二に、埋め立て申請そのものに欠陥があります。沖縄県は、埋め立て用土砂を購入した場合の有害物質の有無や、調達場所を申請書に明記するよう要求しました。しかし、告示された申請書では「県が埋め立てを承認した後で業者と契約を結ぶ」と明記。「県が承認したら明かす」という態度です。また、埋め立て作業に必要な護岸などは名護市が所有しています。埋め立て対象の遊歩道などにも市所有地があります。名護市は5月15日、「普天間代替基地建設を前提とした公有水面埋め立てには協力できない」として、護岸の使用を拒否する見解をだしました。

新基地建設費用は埋め立てだけで2300億円。施設整備費用を含めれば数千億円。すべて日本国民の税金で賄おうというのです。

 ●新しい「九条の会ポスター」来ています。B4サイズ2枚分の大きさです。ご希望の方どうぞ(無料)

●ピースボート30周年記念クルーズ「韓国、中国、台湾、沖縄をめぐる憲法九条クルーズ」(2013,10,18~10,27。博多発着10日間、99,000~119,000円)の案内来ています。ご希望の方どうぞ上記池田まで。

●みなさんの賛同募金をお待ちしております。   

 郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒、へお願いします。


・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・


・7月27日(土)16:00~第24回原爆犠牲者追悼・核兵器廃絶、般若寺平和の塔のつどい 

・7/31~8/15 原爆写真展「原爆と人間」パネル(平和委員会所有、日本原水協製作)展示、 生駒市役所1階ロビー

・8月6日(火)11~12時 核廃絶署名、改憲反対署名 近鉄生駒駅

・8月7日(水)生駒市主催「平和のつどい」10:30講演、14:00映画「ジュノオ」セイセイビル

・8月25日(日)夏のつどいXⅡ「語り継ぐ戦争と平和」13:30~16:00生駒市図書会館

・10月14日(月・祝)「9条世界会議・関西2013」大阪市中央体育館(地下鉄中央線朝潮橋)


第106回運営委員会

2013年7月23日(火) 15:00~17:00  たけまるホール(旧中央公民館)和室C


当会は運営委員を決めていません。

当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。

お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。



憲法九条の会、北葛城・生駒交流会報告


                2013,6,21河合町まほろばホール
・九条の会三郷
  少し休眠状態だったが、新しい事務局体制の下で活動を展開している。

① 憲法学習会   西晃弁護士  46名参加
② 5月3日憲法記念日 宣伝カーで町内を回り、九条守れの宣伝。
③ 6月2日、「はだしのゲン」映画鑑賞、130名参加。
④ ニュースも再発行している。
・奈良広陵九条の会
① 映画「日本の青空Ⅲ 渡されたバトン~さよなら原発」上映と講演会。
4月21日、211名参加、好評だった。
② 5月6日 香芝九条の会と共同で、宣伝ちらしとテイッシュ配布。6月9日、7月9日にも同じ行動をする。テイッシュに「許さない、九条を変えるための96条改憲」(広陵九条の会)とメッセージを添える。
・九条の会斑鳩
① 5月26日映画「一枚のハガキ」上映、220名参加。
② 3月、公民館まつりで憲法の展示
③ 5月6日、森英樹さん講演会に参加した人が映画会のチケット30枚普及してくれた。
・河合九条の会
① 若い人を世話人に参加してもらう取り組み。
② 山本太郎さんの講演会を企画中。~広範な人との結びつきを視野に入れて。
③ 憲法を学ぶ「小さな集会」が大切。
・上牧九条の会
① 4月26日、町の文化協会のつどいで九条の会がカレーの屋台を出し、1万数千円の収入。
② 6月23日、憲法学習会開催。小牧薫さん、「改憲は若者をどこへ導こうとしているか」
③ 町主催「平和展」、本加代子さん「氷輪の記憶」(幻冬社ルネサンス刊)の著者の講演。
④ まほろば平和音楽祭の取り組み。(河合、王寺町九条の会と共催)

各九条の会の報告と交流の中で
(1) 参院選と九条の会の役割
(2) ニュースをpost inするだけでなく、ひとりひとりと話し合うことの大切さ。
(3) 多くの人に今の状況を訴える行動の大切さ。同時に賛同者を広げること。
(4) 各九条の会とも活発に運動を繰り広げている。
(5) 北葛城・生駒交流会で、ビッグイベントを共同開催できないか、検討しよう。

                               (文責 崎本)




「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2013年6月10日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・

憲法九条の会・生駒の第1回呼びかけ人・賛同人のつどいを開きます。
ぜひともご参加ください。

いま憲法を守るたたかいは、重大な局面を迎えています。憲法九条の会・生駒は5月3日、今日の情勢に見合った新しいアピールを発表しました(前号にもお知らせ)。
同時に新しい呼びかけ人になっていただいた皆さんの氏名を公表しました。
この皆さんを中心に、「第1回呼びかけ人・賛同人の集いを下記のように開催します。
万障繰り合わせてご参加ください。
       
とき; 6月29日(土)午後3~5時  

ところ; たけまるホール(旧生駒市中央公民館)
 


96条改憲に反対、宗教者共同の呼びかけ

憲法96条改定反対で宗教者が共同することをめざし、5月29日千代田区のニコラバレ修道院で、『96条改定に反対し、憲法9条を守ろう』宗教者共同声明発足集会が開かれました。呼びかけ人は、宮城泰年(聖護院門跡門主)、谷大二(カトリック正義と平和協議会会長)、小橋孝一(日本キリスト教協議会議長)の各氏を代表とする仏教、カトリック、プロテスタントの計25人です。
この日の声明は、96条が憲法改正発議要件を国会議員の3分の2以上と定めているのは、「たまたま多数を得た政党が暴走し、国民主権や平和主義を定めた憲法の基本原理を勝手に変更してしまう危機を防ぐためです。」と指摘、96条改憲は9条改憲に道筋をつけようとするものであり、宗教者は「安倍首相の進める96条改悪に反対し、9条を守ることを祈り求め」ると訴えています。

国連の拷問禁止委員会が、「慰安婦」問題で日本政府に勧告

国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会は5月31日、旧日本軍の「慰安婦」問題について、「公人による事実の否定、否定の繰り返しによって、再び被害者に心的外傷を与える意図に反論すること」を日本政府に求める勧告をまとめました。橋下大阪市長らによる最近の発言をふまえたものです。勧告は、日本政府が、「慰安婦」問題に対処するうえで、拷問禁止条約の義務を果たしていないと懸念を示しました。
問題点として、「被害者への適切な救済・名誉回復をしていない。」「拷問行為の加害者を訴追し裁判にかけていない。」「国及び地方の高官や国会議員を含む政治家が本件事実を公に否定し、被害者に新たな心的外傷を与え続けている。」と指摘しています。その上で、日本政府に対して「即時かつ効果的な立法的・行政的措置をとるよう求めています。
 


・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・ 
・6月19日(水)11~12時 アピール文配布 改憲反対署名 生駒駅
・6月25日(火)平和行進in生駒  16:15市役所集合、市と懇談、出発式、行進
・6月29日(土)15~17時 第1回呼びかけ人・賛同人のつどい(たけまるホール)
・10月14日(月・祝)「9条世界会議・関西2013」大阪市中央体育館(地下鉄中央線朝潮橋)

第105回運営委員会
2013年6月19日(水) 
12:30~14:30  
たけまるホール(旧中央公民館)和室C

当会は運営委員を決めていません。
当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。



「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2013年5月20日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・

みなさん、賛同人を拡げてください。

今回「憲法改悪阻止を訴える新しいアピール文」
(http://ikoma9jo.shichihuku.com/yobikake.html)
更新しています。
いま憲法改悪阻止の世論を拡げることが大変重要です。
どうか、知人、友人に勧めていただき、賛同人申込みMail
mailto:ikoma9jo@yahoo.co.jpに記入いただいて、送信お願います。

まだ「憲法九条の会・生駒」の賛同人になられていないみなさんへ
いま日本国憲法は重大な危機に直面しています。憲法改悪反対の世論を拡げたいと思います。
「憲法九条の会・生駒」のアピールをお読みいただいて、どうか賛同人になってください。
入会金や会費は要りません。賛同していただいた方には、毎月のお知らせをお届けします。
憲法九条をめぐる政治状況や、生駒市内外の平和の取り組みをお知らせしております。
 下記の申込にご記入いただき、できましたら賛同募金をお願いいたします。

「憲法九条の会・生駒」事務局
〒630-0246 生駒市西松ケ丘25-98(長尾方)Tel/Fax(0743)74-7572
賛同人申込Mail
 


憲法審査会で96条改定に批判意見相次ぐ
5月9日の衆院憲法審査会は、憲法改正要件を定めた96条について検証を行いました。民主党の武正氏は「96条のみの改正には慎重な立場だ」と表明。「憲法の中身の議論が欠かせない」と述べ、公明党の斎藤氏は「先行改正論は慎重であるべき。改正手続きは憲法の内容と共に議論すべきだ」と述べ、みんなの党の畠中氏は「統治機構改革を同時に進めなければ、96条改正においそれと賛成できない」と述べました。自民党の船田氏は「我が国の改憲発議要件はハードルが高過ぎる。」、維新の坂本氏も「憲法について国民に判断を仰ぐことは困難」として、要件引き下げを主張しました。日本共産党の笠井氏は「国民が権力を縛るのが憲法であり、ときの権力者に都合いいように憲法を変えにくくしているのが96条だ。発議要件緩和は憲法が憲法でなくなる。」と批判しました。


「憲法守れ」署名25万、憲法改悪反対共同センターが国会内集会で提出
憲法改悪反対共同センターは、4月24日衆院第1議員会館で院内集会を開きました。主催者挨拶した高橋全労連副議長は「改憲許すな、9条守れ、の声が燎原の火のように広がっている。参院選に向けて改憲反対の大運動を作ろう」と呼びかけました。参加者は「5月3日の憲法集会を成功させる。」「6月5日の国会提出までに100万人の署名を集める。」「9の日宣伝や学習を推進する。」などの行動提起を確認しました。
九条の会・奈良「改憲の危機にどう立ち向かうか」森英樹氏講演に320人参加、午後交流会。

 5月6日九条の会・奈良は、奈良県文化会館で憲法講座を開き、320人が参加、憲法学者の森英樹名古屋大名誉教授が講演し「第一次安倍内閣の改憲を押し返した九条の会は、憲法の原点に立ち返って堂々と迎え撃とう」と呼びかけ、自民党の改憲草案を詳しく批判しました。午後は8つの分散会で県内各地の活動報告や交流をし、終了後参加者は市内をパレードして、憲法9条、96条守れと呼びかけました。
 


●4月16~27日、第10回平和の作品展(10~17時、ギャラリーERI+四里四方、俵口小校区9条の会)が開かれ、141名が参加、また「憲法守ろうメッセージ」には70名分が掲示されました。

●4月20日(土)木津川計の1人芝居「無法松の一生」(生駒市平和委員会主催)がセイセイビルで開催され、200名が参加、大きな感動を残しました。
 


       ・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・
・ 6月6日(木)11~12時 6・9行動 核廃絶署名 生駒駅

・6月25日(火)平和行進in生駒  16:30市役所

・10月14日(月・祝)「9条世界会議・関西2013」大阪市中央体育館(地下鉄中央線朝潮橋)
 


第104回運営委員会
2013年5月29日(水) 12:30~14:30  たけまるホール(旧中央公民館)和室C
当会は運営委員を決めていません。
当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。
  
          



「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2013年4月16日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・



5月6日(月、祝)の、奈良県文化会館での第9回憲法講座には
生駒からも誘い合わせて、
多数参加しましょう。

10時半~森英樹名大名誉教授の講演、13時半~九条の会全県交流集会があります。

 


改憲派3分の2めざす、と日本維新の会が大会開く

 日本維新の会の橋下共同代表は、3月31日の同党の大会で、「憲法を変える勢力が3分の2を形成することは参院選の重要なテーマだ」と述べ、「日本を孤立と軽蔑の対象におとしめ、絶対平和という非現実的な幻想を押しつけた元凶である占領憲法」と日本国憲法を攻撃しました。

 

政府式典に抗議し、4/28国民集会を開催へ

 サンフランシスコ条約が発効した4月28日に、政府主催で「主権回復の日」式典を開催することに抗議し、「安保条約廃棄・真の主権回復を求める4/28国民集会」が同日午後、東京都内で開かれます。4月28日は、サ条約と、同日発効した日米安保条約によって、日本は形式的には独立国となったが、実質的にはアメリカへの従属国の地位に縛り付けられた「従属と屈辱の日」です。沖縄、奄美、小笠原は、日本から切り離され、アメリカの支配下に置かれました。


大手5紙・在京TVトップが首相と会食、憲法報道に影響?

 安倍首相が就任以来続けてきた大手5紙トップとの会食懇談が、3月28日の毎日新聞社長との会合で一巡しました。1月7日の渡辺恒雄読売会長との3時間の会食が最初で、8日には産経新聞社長と、2月7日は朝日新聞社長と、同15日は共同通信社長と、3月8日は日本経済新聞社長と、同15日はフジテレビ社長と、同22日はテレビ朝日社長と、同28日は毎日新聞社長と、それぞれ2時間を超える長談義に及んでいます。新聞の権力監視機能は著しく低下している、というのは最近の「ジャーナリズム論」の定説となっています。最近の4万人の反原発・首都圏行動も、大手紙と各TV局は意図的に無視しました。憲法報道の行方は如何?

 

日米、辺野古新基地建設を前提に嘉手納以南の「統合計画」合意。移設前提工事に192億円。

 日米両政府は4月5日、嘉手納基地以南の6基地「統合計画」を公表しました。普天間基地返還は、辺野古新基地が2022年度までに建設されることを前提としており、沖縄県民の総意を踏みにじる内容です。しかも普天間の返還は「22年度」「又はその後」となっており、仮に辺野古新基地ができても返還されない可能性を残しています。これ以外の5基地についても、「○○年度、又はその後」のただし書きつきで、返還時期の明示に難色を示した米側に押し切られたものです。
さらに、普天間基地の「移設に関する業務」として、政府が辺野古のキャンプ・シュワブ陸上部で先行して工事を進めていますが、それが172件、192億円にのぼることが、4月5日の衆院外務委員会で明らかになりました。左藤政務官は、整備している隊舎・管理棟・倉庫棟は、「移転してくる海兵隊が利用することになる」と答弁しました。

 

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・

・4月16~27日第10回平和の作品展(10~17時、ギャラリーERI+四里四方、俵口小校区9条の会)


・4月20日(土)木津川計の1人芝居「無法松の一生」生駒市平和委員会(13:30セイセイビル)


  


・5月6日(月、祝)第9回奈良県憲法講座(午前森英樹名大名誉教授講演、午後九条の会交流集会)

・5月9日(木)11~12時 6・9行動 核廃絶署名 生駒駅

 

 

 


第103回運営委員会

2013年4月24日(水) 9:30~12:00  たけまるホール(旧中央公民館)和室C

当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。




「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2013年3月11日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


憲法守る一大国民運動を―全国革新懇がアピール
全国革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)は、2月7日「憲法を守る一大国民運動の発展を呼びかけます」と題したアピールを発表しました。
アピールは、「安倍内閣と改憲勢力は、くらし、平和、民主主義など、あらゆる面で国民の願いを踏みにじる暴走を開始しており、その障害になる憲法を変えようとしています。」と警鐘を鳴らしています。具体的には、解釈改憲で「集団的自衛権行使」に踏み込み、その後、憲法96条を変えて、改憲の発議要件を緩和し、憲法9条改悪に向かうスケジュールを描いている、と指摘しています。さらに、「侵略戦争への痛苦の反省から生まれた憲法9条があったからこそ、日本は戦後68年間、戦争で一人の外国人の命も奪っていません。これは世界でも誇るべきことであり、改憲を絶対に許してはなりません。」と呼びかけています。

安倍首相、「まず憲法96条の改訂を」国会で繰り返す
安倍首相は国会質問で憲法問題について問われ、「まず憲法96条を改訂する」と繰り返しています。憲法96条は憲法改正の手続きを定めた条項で、「この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会がこれを発議し、国民に提案してその承認を得なければならない」としています。この「3分の2」を「2分の1」に改正しようというもので、要は改憲し易くするためですが、もともと改憲するつもりがないなら手続きを緩和する必要はありません。96条改訂を突破口に、9条改悪、国防軍創設へ進める狙いは見え透いています。

維新が自民に「改憲連合」よびかけ
日本維新の会の中田宏議員は2月8日の衆院予算委員会で、「公明党がいなくても、日本維新の会がいれば衆議院で3分の2ある。自民党と共に大いに進めたい。」と、96条改憲をめざす考えを明確にしました。安倍首相は「3分の1を超える国会議員が反対すれば指一本ふれることができないのはおかしい。まずここから変えて行く。」と応じました。

文科省による教科書「指導」、不当だと住民ら抗議
憲法改悪を志向する育鵬社版中学公民教科書を拒否して「東京書籍」の教科書を配布した沖縄県竹富町教育委員会に対して、文部科学省は3月1日、義家弘介政務官を同町に派遣し、育鵬社版を推した昨年8月の八重山採択地区協議会の「協議の結果」に従うよう「指導」しました。これに対し、住民らは義家政務官に「不当な指導」であると抗議しました。義家政務官は竹富町教委に「教科書無償法に違反している」とする文科省の従来の主張を繰り返しましたが、竹富町教委側は「牋稻\”について説明してください」とただし、竹富町側に何ら違法性はないと反論しました。
教科書採択をめぐっては、石垣、竹富、与那国の3市町教育委員会の採択結果が分かれたため、2011年9月8日に3教委の全委員が集まり、一本化のための協議を行い、東京書籍の教科書を採択しています。


・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・

・4月9日(火)11~12時 6・9行動 核廃絶署名 生駒駅

・4月16~27日第10回平和の作品展(10~17時、ギャラリーERI+四里四方、俵口小校区9条の会)


・4月20日(土)木津川計の1人芝居「無法松の一生」生駒市平和委員会(13:30セイセイビル)

・5月6日(月、祝)第9回奈良県憲法講座(森英樹名大名誉教授講演)、及び地域・分野「九条の会」全県交流集会(10時~16時半、文化会館小ホール等、午前講演、午後交流集会)



第102回運営委員会

2013年3月21日(木) 12:30~14:30  たけまるホール(旧中央公民館)和室C
当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。




北葛城・生駒交流会の報告
2013、2、9  上牧町福祉会館

 各9条の会の取り組みを交流し、改憲の動きが強まる中、広く多くの人に9条を守ることの大切さを訴えることを話しあいました。      

(広陵)
初心に戻って、呼びかけ人、世話人に、運動への協力と呼びかけ文書を作成し、届ける。
3月2日(土)緊急学習会「憲法をめぐる情勢と9条の会のたたかい」佐藤真理弁護士
6周年の集いで映画「日本の青空(掘法廝慣21日上映。
試写会3月24日(日) 実行委員会を作り取り組み中

(河合)
王寺駅頭で「原発都民投票」という映画上映のちらしを配布している人に会い、河合町の人と分かり、集会に参加し、9条のことを話した。私たちの知らない所でいろいろな人がいる。

(王寺)
毎月15日のJR王寺駅前の9条の署名行動を、1月から9日にして取り組んでいる。
北葛城で取り組んだ「ぞう列車がやってくる」は、いかるがホールで1000人参加のイベントになり、帰ってもらった人もいた。幼稚園児、大学生、コーラスグループなど200人以上が舞台出演、平和への願いが拡がった。

(平群)
2月4日恒例凧上げ大会。70名の親子が参加。憲法の話もする。
3月30日(土)憲法学習会 今正秀さん講演 道の駅へぐりの会議室で開催
7周年のイベントを考えている。

(上牧)
世話人会を開き、情勢の話しあい。 町民に呼びかけ学習会を開く予定。







奈良県9条の会 実行委員会の報告
                       
2月15日(金)奈良県教育会館

奈良県下17の地域、分野別9条の会が参加しました。
(1) 憲法をめぐる情勢を考える    9条の会生駒  池田順作さん 報告  
(2) 5月6日(月)憲法講座の取り組みについて討議   

 (出された意見)
1.今こそもっと多くの人に9条の危機を知らせよう。そして集まろう。
2.年に1度の学習と交流の場は必要
3.9条イベントとして過去最高のものにしたい。
4.「9条の会奈良」と実行委員会の共催とする。

(3) 憲法講座のプログラム
   10時30分~12時30分  森秀樹(名古屋大名誉教授)講演
   13時30分~16時30分  分散会 全体会
   終了後 奈良駅までパレード            




「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2013年2月4日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


「九条の会」事務局は、1月28日国会内で記者会見し、同事務局と九条科学者の会の共催で、3月3日に学習講演会「憲法9条の新たな危機に抗して」を開く、と発表しました。法政大学の五十嵐教授(政治学)による「日本政治の右傾化と憲法の危機」と、大阪市立大の松田特任教授(国際法)による「ここが危ない!集団的自衛権」の2つの講演が行われます。
昨年12月の衆院選挙で、自民・公明で衆議院の3分の2を占め、これに日本維新の会、みんなの党が改憲で連合する状況のもとで、9条守れの草の根の世論の発揮が求められています。記者会見で「九条の会」の小森陽一事務局長は「改めて全国7千を超える九条の会が、今こそ運動を活性化させ強化していきたい。」と述べました。
作家の大江健三郎さんは「まったく新しい全国規模の大きい運動を、もうすでに老年の呼びかけ人の1人として、なによりも祈念します。」

沖縄全41市町村長・議長・県議33人など144人が東京に勢ぞろい、政府に建白書を提出
昨年9月にオスプレイ配備に反対する沖縄県民大会を10万人の参加で成功させた同大会実行委員会が主催して“オール沖縄”の思いを安倍首相に直訴する「NO OSPREY東京集会」が1月27日、日比谷野外音楽堂で開かれ、全国各地から4000人以上が参加しました。壇上には、沖縄県41すべての市町村長や市町村議会議長(代理含む)、県議33人など計144人が勢ぞろいし、「沖縄の怒りは頂点に達している。」「平成の沖縄一揆だ。」と気迫の訴えをしました。
集会は、本土復帰41年の沖縄で「米軍はいまだに占領地であるかのごとく傍若無人に振る舞っている」ことへの怒りの「建白書」を確認しました。翌28日代表団は.スプレイの配備即時撤回∧瞳撹疆郡峇霖呂諒頂拭ε欝遏県内移設断念、を求める「建白書」を安倍首相に手渡し、外務省、防衛省、内閣府、米大使館にも要請を行いました。


安倍首相の、村山談話・河野談話見直し発言

昨年12月31日付け産経新聞インタビューで、安倍氏は2つの談話(日本の植民地支配と侵略に「心からのお詫び」を述べた1995年の村山談話、「慰安婦」問題で旧日本軍の関与と強制を認めた1993年の河野官房長官談話)を見直すと語りました。これについて、1月3日のNYタイムス紙は「安倍氏の恥ずべき欲求」と題する社説を掲載、上記見直し発言を批判、さらに1月29日NY州議会上院は「1930年代から第2次世界大戦を通じて、日本がアジア・太平洋諸島を植民地および戦時占領した間、およそ20万人の若い女性が脅迫されて、強制的な軍による売春行為である「慰安婦」制度に組み入れられた」とする決議を全会一致で採択。会議後提案者は「これは20世紀最大の人身売買事件の1つ」「日本政府は公式に謝罪すべき」と語りました。

●1月21日、奈良県九条の会ネットワーク作り会議(県教育会館)

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・
・2月6日(水)11~12時 6・9行動 核廃絶署名 生駒駅
・2月9日(土)生駒南第2小校区九条の会「冬のつどい」(1:30同小学校多目的ホール)
        新舞踊とお話し「わたしの戦争時代の体験」
・2月19日(火)生駒・葛城九条の会交流会



第101回運営委員会
2013年2月14日(木) 12:30~14:30  たけまるホール(旧中央公民館)和室C
当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。





「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2012年12月25日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


改憲・国防軍を選挙公約にした自民党は本当に“圧勝”したか?

  12月16日の衆院選挙で、自民党は294議席、公明党は31議席、計325議席となり、衆院定数480の3分の2を超えて、自公連合は「圧勝」したと報じられています。
 だが、国民は本当に自公連合に圧倒的な支持を与えたのでしょうか? 前回の2009年衆院選では、自民党の比例区得票数は1881万票だったが、今回は1662万票で、219万票も減少しました。一方公明党は、2009年の805万票が、今回は712万票で、これも94万票の減少となりました。
 即ち、2009年に自公政権が敗北して民主党に政権移譲したときよりも、今回のほうが得票数を減らしているのであり、どうしてこれが自公連合の「圧勝」と言えるだろうか? しかも今回の比例区得票率は、自民27.6%、公明11.8%に過ぎません。
 にもかかわらず、議席数で自公が衆議院定数の3分の2以上を占めたのは、小選挙区制(1位のみ当選、他はすべて落選)というものがいかに民意を反映しない虚構の選挙制度か、を物語っています。自民党は、改憲・国防軍創設を公約としたが、国民は決してこれを信任したのではありません。しかし、虚構であっても制度上彼らは多数派を手に入れ、憲法が改悪される危険が現実のものとなりつつあります。

 自民党の改憲草案の内容
 改めて、今年4月に自民党が発表した改憲草案を見ると、その主な点は

 ①平和主義、基本的人権、地方自治、国際主義など、第二次世界大戦の反省の上に立ち、戦後民主主義の原点をうたう現行憲法の前文は全面削除

②戦争放棄の第9条を骨抜きにする、自衛隊を国防軍と衣替えして海外展開できる軍隊へ変身させる

③国民の権利に制限を加え、基本的人権の理念をうたう97条は全文削除、衣替えする

  これらは現在の憲法の基本部分を根こそぎひっくり返す内容です。これは全面改悪といえる方向です。例えば97条については、11条の「この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与えられる」とあいまって、基本的人権を侵すような憲法改正は禁止する規定と理解されている条項です。自民党改正案は、同条項を丸ごと削除しています。そして、国民の権利、義務については、「公益及び公の秩序に反しない」という前提をつける国家主義を貫いています。

 総選挙、中国・韓国の反応、憲法改悪に警戒感

  中国の新京報は「戻ってきた右翼・安倍晋三。彼の政策・主張が人々を憂慮させている」、韓国の環球時報は「タカ派の安倍が再び日本の実権を握る。60年以上施行されてきた日本の平和憲法が、かつてない挑戦にさらされている。」と報じました。

  韓国公営放送KBSは、「自公両党で3分の2以上の議席を獲得したことで、平和憲法の改訂案の発議も可能になった。改憲による国防軍を設置し、領土問題や歴史問題で対外的な強硬姿勢をとれば、周辺国との摩擦は避けられない。」との懸念を示しました。

 

 ●生駒・葛城九条の会交流会が、12月18日開かれました。↓↓↓

 

 ・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・

 ・1月14日(月祝)11~12時 6・9行動 核廃絶署名 生駒駅

 

第100回運営委員会

 2013年1月16日(水) 14:30~17:00  たけまるホール(旧中央公民館)和室C

 あと17:30より新年会(於Caf Cafua 生駒駅前クリニックの北隣)

 当会は運営委員を決めていません。

当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。

 お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。




憲法九条の会 北葛城・生駒交流会の報告
      2012、12、18  広陵町中央公民館  

 

全体討議      12名参加

 

(1)衆院選挙の結果から、平和と憲法9条を守る視点からの話しあい。

 

(2)各9条の会の運営・事務局の体制、さらに賛同者を増やす取り組みなどを交流しました。

 

≪各九条の会の活動≫

 

(平群)
・代表世話人(6名)、世話人(12~3名)で運営し、賛同者600人位。統一行動で増やしたい。
・新年号ニュース 2月3日恒例凧上げ大会を企画。

 

(大和郡山)
・昨年12月から休眠状態。
・世話人会 事務担当など補充し、年1,2回のイベントをやりたい。

 

(王寺)
・9条の会も参加する自治体キャラバンの中で、「核兵器廃絶」非核平和都市宣言のJR王寺駅南の壁面に横看板が設置された。モニュメントの再建、設置を要望していく。・毎月15日JR王寺駅前で、9条の「のぼり」を立てて署名行動。多くは集まらないが、継続することに意義がある。
・イベントは取り組めないので、近隣の9条の会の催しに合流。

 

(河合)
・世話人6人。高齢化の中で補充ができない。
・11月28日、映画「1枚のハガキ」230名参加。町も名前だけだが後援。
・個人的にツイッター、8人がアプローチ。

 

(上牧)
・3カ月に1回、運営委員会と学習会。
・夏は戦争体験を聞く会、小さな映画などで多忙。

 

(広陵)
・5周年の集いで映画「日本の青空(掘法廚両絮任魎覯茵住民投票で原発をストップさせた実話。
・北葛城9条の会を中心に1月20日(日)合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」をいかるがホールで上演。
・呼びかけ人4人、世話人45人、賛同署名600人。しかし世話人会10名前後。

 

欠席;三郷、斑鳩                   

 

次回 2013年2月 上牧にて





「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2012年11月12日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


集団的自衛権行使で足並み

10月26日に開かれた日米共同シンポジウム、米側からはキャンベル国務次官補、アーミテージ元国務副長官が出席しましたが、玄葉外相は「弾道ミサイル、宇宙、サイバー、海洋など幅広い分野で安保協力を強化する。共同訓練、共同の警戒監視・偵察活動など、日米の動的防衛協力を急ぐ」と発言、石破自民党幹事長は「軍隊の規定のない日本国憲法は独立国の憲法とはいえない。自民党は次の選挙で国家安全保障基本法案を国民の前に提示し審判を仰ぐ。そのポイントは集団的自衛権の行使を可能にする条文を持っていることだ」と述べました。

 

日米一体の戦争準備に反発

自衛隊と米軍は、9月にグアムやテニアンで合同の上陸訓練をしました。さらに沖縄県那覇市の西北約60kmの入砂島で、陸上自衛隊と米海兵隊が離島への上陸訓練や「離島奪還」訓練を11月に行う予定でしたが、地元沖縄などの反発を受けて中止となりました。しかし場所を変えて、うるま市の米海軍ホワイトビーチや名護市の辺野古沖で、水陸両用車を使って上陸訓練を行いました。

 

繰り返す米兵犯罪 

10月16日に沖縄で発生した米兵による女性暴行事件。森本防衛相は「たまたま外から来た米兵が起こした事件」との認識を示しましたが、実態は米軍内で性暴力が蔓延しています。米国防総省の「米軍の性暴力に関する年次報告」(2011会計年度版)によると、同年度内に申告された性暴力は世界で3192件。未申告を含めれば約19000件と見積もっており、1日平均で52件に達します。大義なき戦争により、兵士の人間性がむしばまれていることが伺えます。とりわけ在日米軍基地での犯罪が極めて高く、11会計年度に沖縄の海兵隊基地群で発生した事件は67件(申告数のみで)。

 

東京維新「大日本帝国憲法復活請願」に賛成 

10月9日、現行の日本国憲法を無効とし、戦前の大日本帝国憲法が現存するとする都議会決議を求める請願に、東京維新の会が賛成したことについて、日本維新の会の橋下代表は「党本部の方であれやこれや言わない」と一旦これを容認しましたが、翌日「やはり帝国憲法の復活はない」と前言修正。これに関連して石原前都知事は「現行憲法は破棄したらいい。」と発言。

 

 「情勢は緊張」改憲阻止へ自由法曹団が運動強化 

弁護士2千人でつくる自由法曹団は、10月21日焼津市で総会を開き、篠原団長は「集団的自衛権の行使に向けた解釈改憲や、衆参の憲法審査会の再開など、憲法をめぐる情勢は緊迫している」とあいさつ。小部幹事長は「解釈改憲とあわせて明文改憲すら具体化しかねない。法律家団体こそ力を入れて取り組もう。」さらに橋下維新の会については「憲法の基本原理を破壊する特別の危険性がある」と指摘しました。

 

東京高裁「君が代」訴訟、減給・停職処分は違法

卒業・入学式で「君が代」起立斉唱などの職務命令に従わなかったことを理由に、東京都教育委員会から処分を受けた教職員64人が、その取り消しを求めた訴訟の控訴審で東京高裁は10月31日、都教委に裁量権の逸脱があるとして、21人・22件の減給・停職処分を取り消しました。他の戒告処分はすべて適法としました。

 

●生駒・葛城九条の会交流会が、10月23日王寺公民館で開かれました。

 

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・・

 

・11月17日(土)生駒台校区「第7回平和と憲法を考える集い」14:00~生駒台集会所

 

・12月6日(木) 6・9行動 核廃絶署名 生駒駅

 

 第99回運営委員会

2012年11月21日(水) 12:30~14:30  
たけまるホール(旧中央公民館)和室C

当会は運営委員を決めていません。
当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。

 




「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2012年10月10日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


オスプレイ沖縄へ

沖縄県民の反対を無視して、米海兵隊オスプレイの普天間基地配備が強行されています。9月2日も約300人の県民が同基地第3ゲート前で集会、稲嶺名護市長は「オスプレイを追い出すまでがんばろう」。野国北谷(ちゃたん)町長は、市街地上空ではヘリモードで飛ばないとした日米合意が1日の県内初飛行で早くも反故にされていることにふれ、「沖縄の市街地は米軍には砂漠かジャングルに見えるらしい。安全宣言を信用する沖縄県民は1人もいない。」と怒りを込めました。

 

200℃の熱下降気流でヤンバルクイナの森は

沖縄の北部訓練場で予定されているオスプレイ低空飛行訓練で「環境への重大な影響はない」(米軍作成の「オスプレイ普天間基地配備と日本での運用に関する環境レビュー」)との強弁に、生物多様性に富むヤンバルの森を知りつくす関係者は怒っています。環境レビューによると、北部訓練場では年間3864回の訓練を実施、東村高江のオスプレイパッド(着陸帯)では低空飛行訓練が年間1260回、計画されています。オスプレイのホバリング(空中停止)による猛烈な下降気流と200℃以上の熱風により、クイナやノグチゲラは巣の放棄を迫られる(ヤンバルの森を34年間、観察し続けている昆虫・動物写真家の湊和雄氏)、といいます。

 

大間原発建設再開に抗議 

東日本大震災で建設が中断していた青森県大間原発について、9月1日電源開発(Jパワー)は工事の再開を表明、青森県や北海道から厳しい抗議が上がっています。札幌市の大通公園で2日、大間原発建設中止を求めるアピールが配布宣伝されました。アピールは「大間原発は、世界で初めてウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を全炉心で使用する、極めて危険な原発であり、事故あれば青森県や北海道に放射能が放出され、基幹産業である漁業や農業に重大な被害を与える」として工事を中止し、政府が建設再開の容認を撤回するよう求めています。

 

改憲への危機感、立ち上がり時の魂を再び

「九条の会」は9月29日、東京日比谷公会堂で講演会「三木睦子さんの志を受け継いで、今民主主義が試されるとき」を開催、全国から1800人が参加しました。自民党が憲法改悪と集団的自衛権の行使を公言する安倍晋三元首相を総裁に再選、同じくタカ派の石破氏を幹事長にすえ、改憲を公然と掲げる「日本維新の会」と連携する動きの中、参加者からは「危機感をもってやってきた」という声が相次ぎました。大江健三郎氏は「この国は民主主義の国だろうか?」と問いかけ、「沖縄のオスプレイについて考える人たち、原発再稼働反対の運動は、2つとも憲法に関わっている。憲法9条を世界に向かって守り抜く、アメリカに向かって守り抜くことが、今の日本の民主主義にとって最も重要なことだ」と述べました。

 

「日本維新の会」衆院選候補者選定委員長はなんと竹中平蔵氏 

竹中氏は小泉政権で貧困と格差を拡大させた構造改革推進派の“戦犯”です。橋下氏は「竹中さんは言われなき批判、事実誤認の批判を受けたが、その価値観、哲学はまったく我々と一緒」と断言。

 

●シンポジウム「憲法と橋下維新の会」は9月30日、あいにくの台風の中でしたが、盛大に開催されました。詳しくは下記↓↓更新内容を参照してください。

 

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・

・10月23日10:00~「西北和九条の会交流会」王寺公民館。

 

・11月6日 6・9行動 核廃絶署名 生駒駅

 

 

 

第98回運営委員会
2012年10月17日(水) 12:30~14:30
 たけまるホール(旧中央公民館)和室C
当会は運営委員を決めていません。
当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。

 

 


生駒でシンポジウム「憲法と橋下維新の会」開かれる  

憲法9条の会・生駒    

 

憲法9条の会・生駒は9月30日生駒コミュニテイセンターで、シンポジウム「憲法と橋下維新の会」を開き、あいにくの台風とぶつかりましたが、それでも56名が参加しました。 

 

京橋共同法律事務所の愛須勝也弁護士はじめ3名のパネラーの報告、及び参加者の討論は、維新の会との闘いを幅広く深く浮き彫りにしました。 

 

維新の会がねらう主なものは、道州制、衆議院定数の半減、参議院の廃止、消費税の地方税化と地方交付税交付金の廃止、公務員の身分保障の廃止、公務員削減、公共サービスの切り捨て・削減、小学校から学校選択制導入、学校間競争の推進、教育委員会制度の廃止、学校活性化条例で市長・公募区長が学校教育介入、教職員のランクづけ評価システム、民営化・民間委託の推進、解雇規制の緩和、生活保護対象の制限、TPP加入、憲法改悪、日米同盟堅持など、かつての小泉・竹中構造改革を上回る新自由主義・国家主義であり、根本は財界とアメリカの要求に沿った路線です。 大飯原発再稼働については、最初橋下は電力は足りている、再稼働は必要ない、と言っていたのが、関西電力トップと会談した後は豹変し、あっさり再稼働を認めてしまった。まったく財界の言う通りに動いています。

 

大阪の私学助成では、生徒数比例配分方式にしたため、私学間は生徒獲得競争になり、定員割れの学校も出ている。府下の公立高校の多くは来年から前期後期入試となるが、特定の学校に生徒が集中すると予想され、3年連続で定員割れした学校は再編の対象とされます。

 

 にもかかわらず、なぜあれほど「人気」と「支持」が集まるか、については、個々の政策の支持というよりも、自民・民主の2大政党政治の閉塞感に対する鬱積した不満・批判が、橋下流の一刀両断的な公務員攻撃・教師批判など、国民の身近な所に単純に敵か味方かの2極対立を作り、「敵」(悪役)を口汚く罵り、市民の不満・批判にはけ口を提供し、共感を得ている(むしろ幻想)という状況があります。

 

 自民党では安倍総裁、石破幹事長が誕生したが、かねてから憲法改悪を主張する2人が維新の会と一緒になって、突破口としては憲法96条の改正条項を改悪(現行の、議員総数の2/3以上の賛成で国会が憲法改正を発議できる、という条項を1/2以上に緩和しようとする)する恐れも出ています。来年7月までに総選挙がありますが、維新の会の真相をしっかりつかんで、事実に基づいて広く市民に訴える必要があります。 以上のように、大変幅広い問題を、しかも非常に深く学ぶことができ、実り多いシンポジウムとなりました。






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2012年9月4日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


オスプレイ訓練、ハワイでは中止。理由は環境への悪影響。では日本では?

米軍が8月6日に公表した環境影響評価最終報告決定記録では、「ハワイではオスプレイ訓練中止」とされています。この決定記録では、オスプレイの回転翼が現存する航空機に比べ、より大きな下降気流を引き起こすことを認め、その影響は「着地点から半径107m」に及ぶと指摘しています。モロカイ島の空港では、「近辺の考古学的資源への、下降気流の潜在的影響への懸念」が、ハワイ島の空港では、近くの旧ハワイ王国・カメハメハ初代国王の生誕地や、ハワイ最古級の神殿遺跡への影響が理由となっています。環境と農業への悪影響や騒音被害を懸念する住民の反対もあります。空港周辺の文化的・歴史的・経済的な資源への配慮もなされたのに、日本ではそういう配慮は全くなく、配備が強行されようとしています。まさに露骨な植民地扱いという他ありません。

 

防衛省のオスプレイ事故分析はアメリカいいなり

オスプレイのモロッコ墜落事故について、防衛省は「原因はパイロットの操縦ミスであって、機体に不具合はない」との分析評価報告書を公表しました。これは先に米海兵隊が発表した事故報告書を鵜呑みにしただけです。森本防衛相は沖縄県と山口県を訪れ、米軍の使い走りのように、これを知事に伝えましたが、両県民が納得するはずもありません。

 

 「国民の過半が原発ゼロを望む」検証会合が総括原案 

エネルギー政策について、国民の意見を評価してきた「国民的議論に関する検証会合」(座長・古川国家戦略相)は8月28日、「大きな方向性として、少なくとも過半の国民は原発に依存しない社会の実現を望んでいる」と総括した原案を発表しました。政府が開催した意見聴取会には約1300人が参加、パブリックコメント(意見公募)には約8万9千件の意見が寄せられ、討論型世論調査には約6800人が参加しました。原案は「原発ゼロ」のコメントが7万7千通あったこと、毎週再稼働反対のデモが行われていることに触れ、「背景には、政府に対する不信、原発への不安が大きい」と指摘しています。

 

安倍元首相、改憲へ「維新」と連携

安倍晋三元首相は8月25日、大阪維新の会との連携を模索していることにふれ、憲法改定の要件を定めた「憲法96条では完全に一致している。維新の会が発信すると国民的な話題となる。」と連携の大きな狙いは改憲への弾みをつけるためとの考えを示しました。さらに「次の総選挙だけでなく、来年の参院選も視野に入れ、そういう改憲勢力をつくることが憲法を変え、大きく戦後体制を変える道だ」と改憲への並々ならぬ意欲を示しました。

 

 あきれた橋下大阪市長の「慰安婦」論 

「慰安婦が軍の強制で連れて来られたという証拠はない。あるなら韓国に出してもらいたい。」と述べた橋下市長。かつて、暴力や脅迫による連行を「狭義の強制」として、それはなかったと強弁した安倍元首相は国際社会から総スカンでした。強制であろうとなかろうと、この重大な人権侵害について米国下院本会議は「慰安婦決議」を採択し、日本政府に責任を認め公式な謝罪をと求めています。

 

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・ (9/4付)

 

・9月6日(木)6・9行動、核廃絶署名。生駒駅。

 

・9月30日(日) シンポ「憲法と橋下維新の会」(1:30セイセイビル)憲法9条の会・生駒

 

・10月5~7日生駒市自主学習グループフェスタで、平和委員会は「原爆と人間」のパネル展示を行います。

 

 

 

第97回運営委員会

2012年9月13日(木) 12:30~14:30  たけまるホール(旧中央公民館)和室A

当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。

お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2012年8月6日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


オスプレイの低空訓練は高度60m、米軍文書で判明

オスプレイ配備に関して、米軍の「環境レビュー」(6月13日公表)の付属文書に、日本本土で行う低空飛行訓練では地上200フィート(約60m)での実施を想定していることが分かりました。また、沖縄県東村高江で、沖縄防衛局は7月19、24日の両日、オスプレイ着陸帯建設工事を強行しました。大型トラック2台で砂利を搬入し、抗議する住民らを警察官が排除しました。

 

集団的自衛権の行使容認へ、自民が野田内閣と共鳴

7月6日自民党が国家安全保障基本法(概要)をまとめ、その中で集団的自衛権の行使をはじめ、幅広く海外での武力行使を容認する方向を打ち出しています。野田首相が国家戦略会議フロンテイア分科会の提言を受け、集団的自衛権の行使容認の方向へ転換を示唆していることと響き合っています。

 

 防衛白書が「動的防衛協力」を明記 

森本防衛相は7月31日、閣議で2012年版「防衛白書」を報告し了承されました。白書では、日米の軍事協力をより進める「動的防衛協力」の項を初めて設けました。中国への軍事的対抗や海外派兵を強化する「動的防衛力」構想を日米の軍事協力にも適用し、(1)共同訓練、(2)共同の警戒監視活動、(3)基地の共同使用、を進める考えを示しています。またマリアナ諸島のテニアンへの日米の共同基地建設にもふれています。

 

反原発運動拡がる

毎週金曜日の国会包囲行動、7月16日代々木公園での17万人集会、29日の国会周辺20万人行動、各地の電力会社本社包囲行動、など全国各地で「再稼働反対」「原発なくせ」の大波が拡がっています。さらに7月31日、茨城県、東北、首都圏の住民266名が、茨城県の日本原電東海第2原子力発電所(東海村)の運転差し止めや廃炉を求めて、水戸地方裁判所に提訴しました。これは北海道の泊原発や鹿児島県の川内原発など、全国の差し止め訴訟に連携したもの。訴状では、住民の避難や放射能汚染の大きな被害をもたらした福島第1原発の実態を挙げて、東海第2原発を許可した国の安全審査が不合理で誤り・欠陥があることを指摘、(1)国による原子炉設置許可を無効と確認する、(2)国が東海第2原発の使用停止を命ずる、(3)日本原電は原発の運転をやめる、ことを求めています。訴訟に先駆け、東海第2原発の再稼働停止と廃炉を求める署名17万人分を県に提出しています。

 

脱原発首長会議、原発ゼロを早期に、と提言 

茨城県東海村村長ら「脱原発をめざす首長会議」(77名)は7月31日、国会内で政府の新エネルギー基本計画に対する提言を発表しました。政府が行っている意見聴取会は電力会社社員が発言するなど、国民の信頼を失っており、一からやり直し、時間をかけて国民の知恵を集めよ、旧来型のシステム温存を前提にすることは誤りであり、再生可能エネルギー、省電力、電力システム改革の推進、などを主張しています。

 

 

 

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・

・8月8日(水)生駒市平和のつどい(10:30~15:30コミセン文化ホール)原爆写真展もあり。

・8月19日(日) 夏のつどいXI(語り継ぐ戦争と平和)(13:30~16:00図書会館)生駒市平和委員会

・8月28日(火) 9条の会・生駒葛城交流会(10:00郡山交流センター)

・9月30日(日) 学習会「憲法と橋下維新の会」(午後、セイセイビル)憲法9条の会・生駒

 

 

 

第96回運営委員会 2012年8月15日(水) 12:30~14:30  

たけまるホール(旧中央公民館)和室C

当会は運営委員を決めていません。

当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。

お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2012年7月9日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


欠陥機オスプレイの危険が全国に

沖縄の普天間基地に配備予定の垂直離着陸輸送機オスプレイ(英語でospreyタカの一種ミサゴのこと)は、沖縄県内だけでなく、岩国基地やキャンプ富士をはじめ、米軍が勝手に設定した飛行ルート(東北地方2本、北信越、近畿・四国、中国地方、九州、沖縄・奄美など)で夜間も含めた低空飛行訓練が行われる予定です。

オスプレイは開発時から墜落事故が相次いだ欠陥機で、今年4月にはモロッコで訓練中に墜落、6月には米フロリダでやはり訓練中に墜落、開発時から含めるとすでに40人が死亡しています。オスプレイは、離着陸時はヘリとして、水平飛行時はプロペラ機として飛ぶ軍用輸送機ですが、この切り替え時に事故が集中しています。米国防総省内の研究機関でオスプレイの分析に当たってきたレックス・リボロ氏は、オスプレイは「米連邦航空局の安全基準を満たしていない」と指摘しています。

 

オスプレイ配備は、殴り込みのための訓練

この低空飛行訓練は、敵のレーダー監視と探知を避け、低空で侵入する技術を向上させることを目的としており、最近ではアフガニスタンなどの武装勢力の掃討作戦を支援するための訓練が盛んです。今回のオスプレイ配備は、「日本防衛」とは何の関係もない、海外への「殴り込み」のための、危険きわまりない性格をもつものです。

 

沖縄では県知事や県議会をはじめ41市町村長と議会のすべてがオスプレイの配備に反対しています。森本防衛大臣が沖縄、山口両県を訪れ、オスプレイを山口県岩国基地経由で、沖縄普天間基地に配備するとの米政府の通告を伝えたことに、米国の「使い走りか」と怒りが噴き上がっています。沖縄県知事は「断固拒否するしかない」と怒りを露わにし、「強行するなら、全基地即時閉鎖という動きに行かざるをえない」と強調しました。

 

東北6県「首長9条の会」拡がる

憲法9条を守ろうと市町村長などでつくる「首長9条の会」が東北地方のすべての県に広がっています。5月19日福島市で開かれた交流会には、青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島の6県から、「首長9条の会」や同準備会の首長・元首長ら11人が参加しました。2年前に「首長9条の会」を結成していたのは秋田、宮城の2県だけでしたが、今回は6県すべてに広がりました。福島・霊山町(伊達市に合併)の大橋元町長は、原発事故では東京電力や政府が情報を隠してきたことを批判し、「戦争時の大本営と同じだ。憲法9条と25条を守る活動を頑張りたい」と述べました。

 

ツイッターデモ拡がる 

関西電力は7月1日、大飯原発3号機を起動しました。1か月前から毎週金曜日の夜、首相官邸を取り巻くデモ。勤め帰りの労働者、主婦、若者がツイッターなどの呼びかけに三々五々集まり、「原発再稼働やめよ」「原発なくせ」と叫びます。最初は数百人、政府が再稼働を決めると数千人、1万人、4.5万人、6月29日にはついに20万人に達し、大阪市、船橋市など各地にも広がっています。

 

 ●6月29日、生駒市内で2012国民平和大行進が行われました。市役所で副市長ら4人の市担当部局と懇談の後、通し行進者3名も含め、市内行進に移りました。核兵器ゼロ・原発ゼロを訴えました。

 

 ・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・

・8月5日(日)鹿ノ台校区第7回平和のつどい(1:30ふれあいホール(旧鹿ノ台地区公民館))

・8月6日(月)11時~核廃絶署名行動 生駒駅

・8月8日(水)生駒市平和のつどい(10:30~15:30コミセン文化ホール)原爆写真展もあり。

  

 第95回運営委員会

 2012年7月18日(水) 12:30~14:30  

 たけまるホール(旧中央公民館)和室C

 当会は運営委員を決めていません。

 当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。

 お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。


生駒近隣9条の会などの動き

・「9条の会」斑鳩
  法隆寺を拝観して、戦時下のお寺の様子も知ろう
  7/23,24,25,8/2,3 ガイド案内つき、 費用1000円 申込必要0745-75-3101

・憲法9条の会・王寺、かんまき9条の会、河合9条の会、奈良広陵9条の会で
  第8回 まほろば平和音楽祭 9月1日、河合町まほろば大ホール 参加費500円

・へぐり9条の会
  6周年記念 新藤兼人監督「一枚のハガキ」上映 
  9月30日(日)平群中央公民館 2回上映  入場料1000円

・生駒鹿ノ台校区9条の会
  第7回鹿ノ台校区平和のつどい 8月5日(日)午後1時30分~4時
  鹿ノ台ふれあいホール(旧鹿ノ台地区公民館) 参加費300円
  コーラス、生駒駅前クリニック斎藤昌宏医師のお話し、中田麦さんのマリンバ演奏
  特別展示 ヒロシマ・ナガサキ原爆と人間写真展

・夏のつどいXI~語り継ぐ戦争と平和
  8月19日(日)13:30~16:00 生駒市図書会館実習室
  主催 生駒市平和委員会
  






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2012年6月18日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


橋下大阪市長、「日本近現代史施設」設置へ

侵略戦争を美化し、日本国憲法を敵視する育鵬社などのメンバーを加えて、橋下市長が日本の近現代史を学ぶ施設を設置しようとしています。これまで府と市が運営し、戦争と平和に関する展示や学習・交流を行う施設「ピースおおさか(大阪国際平和センター)」について、「維新の会」の府議・市議が展示内容を「自虐的」と攻撃してきました。橋下市長は「1回リセットし、作り直す」といい、別の場面で「憲法9条は、自分が嫌なことはしないという価値観だ。自己犠牲しないなら、僕は別の国に住もうかと思う」とまで言っています。

 

参議院の憲法審査会が国家緊急権を論議

参議院の憲法審査会は5月16日、大震災と国家緊急権について、西駒沢大名誉教授が憲法に国家緊急権規定を盛り込むよう述べたのに対し、高見上智大教授は、災害対策基本法に「災害緊急事態」の条項もありそれで対応しうる、と述べ、緊急事態条項を求める自民党の改憲草案について「基本的人権が単なる紙切れに過ぎなくなる」と批判しました。

 

衆議院の憲法審査会

衆院憲法審査会で、自民党中谷元議員は、同党の改憲草案を配布し、説明しました。これに対して「憲法審査会の役割は各党の改憲案を提案して議論することではない。現行憲法をめぐる状況を、日本の社会のありように照らして検討することだ」(民主党辻恵議員)、「この審査会は、具体的な憲法草案を審査する前に、現行憲法を審査するのが主眼。中谷議員が自民党の改憲草案に踏み込んだ発言をしたことは若干遺憾」(公明党の赤松正雄議員)と批判。日本共産党の笠井議員は「改憲を前提にするのではなく、検証は現行憲法の諸原則に照らして現実がどうなっているかを徹底して点検することだ」と主張しました。

 

「死の商人」兵器産業界“特需”に沸く 

野田内閣が昨年末、武器輸出3原則をゆるめてから5カ月、兵器産業界は「特需」に沸いています。5月24日、日本防衛装備工業会(旧日本兵器工業会)の総会祝賀パーテイーが開かれ、西田会長(東芝会長)は「長年の懸案だった国際共同開発・生産への道が開かれたことは誠に喜ばしい。」と述べ、兵器の開発・輸出の解禁を歓迎しました。渡辺防衛副大臣、北神経済産業大臣政務官も、それぞれ防衛省、経産省として全面バックアップを約束しました。

 

宇宙軍拡が新段階に 

小惑星探査機「はやぶさ」など、宇宙分野で世界に誇る活躍をしてきた宇宙航空研究開発機構 (JAXA)。JAXA法では、その業務を「平和の目的に限る」と定めていますが、この規定をなくし、軍事衛星の開発・運用、打ち上げなどに動員するためのJAXA法改悪案が6月15日衆院を通過しました。日本の宇宙開発は69年の国会決議で「非軍事」に限定されてきましたが、08年に自公民3党は、軍事利用に道を開く宇宙基本法を強行、今回はその具体化として、JAXAの研究者を法律で追い立てるものです。

 

 ●6月9日、生駒南第2小校区9条の会、講演とピアノリサイタルが開かれ70名が参加しました。
(詳細次号)

 

 

 

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・

6月29日(金)生駒市平和行進(16:30市役所集合、市長へ申入れと懇談、17:15行進開始、市役所 →ぴっくり通り→駅北口→南都銀行→駅南口→駅改札口、18:30まで駅で宣伝)

・7月9日(月)11時~核廃絶署名行動 生駒駅

 

 

 

第94回運営委員会

2012年6月27日(水) 12:30~14:30  

中央公民館和室C 当会は運営委員を決めていません。

当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。

お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。

 

 



俵口小学校区・九条の会の取り組み報告

4月1日~4月14日    第9回平和のつどい「平和作品展」

 

・出展者  70名

・(初出展者5名)

・参加者  123名

出展者数は過去最高になりました。初めて出品された方が、知り合いにも勧めてくれたり、作品展を紹介してくれたりしました。  

 

また、作品展に来られた方々と平和について語りあうことも多く「平和の絆」が広がりました。 

 

南京大虐殺に関する資料、朝鮮に関する資料や戦前の教科書(復刻版)を手にとって話がはずんだり、会場の雰囲気から戦争についていろいろ感じてもらいました。

 

教科書採択の状況をまとめたパンフ販売(4冊)、昨年から始めた治安維持法の犠牲者に対する国家賠償請求署名(60名近く)も行いました。

 

 4月1日    戦争を語る会「森恵子さんの体験談」  20名 参加

森恵子さんの「満州での戦争体験」では、小学生から女学生時代、ソ連侵攻に伴う避難、八路軍との出会いなど、たくさんの資料とともに、貴重な体験をお聞きし、参加者も追体験できました。

交流では、実際に軍隊経験のある方は、あふれるようにお話しされ、平和へのあふれるような想いを感じました。

前回の田平さんの体験につづき参加された方もあり、体験談を通じてつながりを強めることもできました。

 

4月9日    九条歩く会「竜田川の桜並木から生馬大社」  7 名参加

初めて取り組んだ「地域の歴史と文化を確かめながら歩く会」は、天候に恵まれ、桜も大満足の咲き具合でした。 

竜田川から生馬大社までの往復約6キロの道のりを、健脚の人とそうでない人の2コースを合流させるルートを用意しました。 

往駒神社のいわれや周辺の遺跡資料なども作成し、昼食時には、「戦争と神社信仰」についても紹介しました。 

竜田川沿いでは、車いすの婦人をご主人がゆっくり押して歩く姿や子ども連れの家族、川沿いの家の前での食事会なども見られ、お母さんと娘さんにカメラを頼まれたりもしました。

 

ゆっくり、のんびり、交流を深め、「平和の大切さ」を満喫しました。






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2012年5月10日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


重大!改憲への動き急ピッチ
民主、自民、公明、みんななどの各党議員らで作る「衆参対等統合一院制国会実現議員連盟」のメンバーは4月27日、2017年から国会を定数500人以内の一院制とする内容の憲法改正原案を、横路衆院議長に提出しました。受理されれば、初の改憲原案となります。改憲を発議するには衆院で100人以上の賛成が必要ですが、議連は衆院議員計120人の賛成者名簿も提出しました。横路議長は、議員運営委員会で取扱いを協議する方針を示しました。

 

各党から続々と改憲案が提出される
自民党が27日に2度目となる改憲草案を発表したのをはじめ、みんなの党、たちあがれ日本、一院制議連など、改憲各派による改憲案具体化の動きが加速しています。これは、改憲原案の審査が可能な憲法審査会が始動したことが契機となっています。9条改定と軍隊の保持が各党の共通項となり、天皇元首化と日ノ丸・君が代の国旗・国歌化などの保守・復古路線、緊急事態法制導入の動きが強まっています。「維新の会」が国政進出の政策に「改憲」を掲げたことも加速の要因です。

 

新憲法制定推進大会開く
衆参両院で憲法審査会が始動し、各党が相次いで改憲草案を発表する中、改憲派の国会議員らで作る「新憲法制定議員同盟」(中曽根康弘会長)は5月1日、国会内で「新しい憲法を制定する推進大会」を開きました。採択された大会決議は、東日本大震災からの「復興の遅れの根本原因は現行憲法にある」と決めつけ、憲法審査会の始動を「喜ぶ」とともに、改憲に向けた行動を起こしていく、としています。あいさつに立った自民党の谷垣総裁は「自主憲法の制定は自民党の結党の原点」とし、天皇の元首化などを盛り込んだ同党の改憲草案を紹介、中野寛成民主党憲法調査会長は「現実的に改憲のプログラムを作るべき段階だ」「具体的に第一歩を踏み出し、真剣に、静かに、しっかり進めていきたい」などと語り、公明党、みんなの党、たちあがれ日本代表もあいさつしました。財界代表も「憲法審査会が動き出したことを産業界としても歓迎」(日本経団連)「来年は改正実現の目に見える成果を」(日本商工会議所)と改憲を迫りました。

 

核兵器禁止署名154万人分、ウイーンのNTP準備委員会議長に提出 
 4月30日から始まった次回核不拡散条約(NTP)再検討会議の第1回準備委員会でウイーンを訪問中の日本原水協代表団は、「核兵器全面禁止のアピール」署名154万名分と全国929市町村の市長・副市長・地方議会正副議長らの署名を、ピーター・ウールコット議長(豪軍縮大使)に提出しました。

 

●5月4日(金)奈良県文化会館で県9条の会主催;第8回憲法講座、第5回全県「9条の会」交流集会が開かれ、330名が参加しました。「憲法のいまを考える」と題して小森陽一全国9条の会事務局長が講演、「いまこそ9条の会の出番だ」という力強い訴えは参加者に感銘を与えました。 講演の後、①小森陽一さんを囲む交流集会、②分科会(原発と憲法9条)、③分科会(9条の会活動経験交流)、④緊急分科会(橋イズムと憲法)などに分かれ、活発な討論が行われました。

 

・5月13日(日)がれき問題勉強会(1時半 図書会館、300円定員120名)

「原発ゼロへ・生駒の会」からの報告より

 

5月13日に生駒市図書会館において「がれき問題勉強会in生駒」を開催しました。 

 

 講師は、「がれき問題」に関して大阪を中心に精力的に講師活動をされている 下地真樹さん(阪南大学准教授)と黒河内繁美さん(コープ自然派ピュア大阪理事)でした。

 

参加者は75名(うち、会賛同者50名)で、滋賀県や伊丹市、郡山、斑鳩など生駒市以外の遠方からも参加していただき、がれき問題の関心の高さがうかがわれました。生駒市の市会議員さん全員に招待状を届け、4名が参加されました。

 

 「原発ゼロへ・生駒の会」は、原発事故による地球環境の放射能汚染を許さず、安心して子どもを生み育てられる環境を求めています。地域住民が安心して住める環境を求めています。このような立場から、昨年末の福島原発事故収束宣言、引き続く原発再稼働の動きには、「事実を隠す、ウソを言う、過小評価をする」政府の発表に危機感を募らせています。「がれきの広域処理」の問題についても同様です。放射能は隔離し閉じ込めるというのが原則ですが、政府は放射能を帯びたがれきの広域処理を、各自治体に求めています。国と東電の責任で現地での処理を行うのでなく、危険な放射能の拡散と運送費の財政支出の伴う広域処理がどうして必要なのか、説明がありません。しかも「絆」や「痛みの分かち合い」といった国民の純粋な気持ちを逆手にとって、放射能の危険性を広域に分散させるやり方には納得がいきません。この問題は、今、奈良県で問題になっている「使用済み核燃料(死の灰)中間貯蔵施設の奈良県受け入れ検討」問題と同質のものと考えられます。「がれき広域処理」の問題は、「原発ゼロへ」と思っている人でも、「被災地の復興を助けたい、そのためがれき処理に協力すべき」と考えている方もおられます。そこで、「広域処理がどうして必要なの?」、「どうして、高い運搬費を使って危険な放射能をばらまくの?」、「本当に被災地のためになるの?」など素朴な疑問について勉強会を行いました。

 

 詳細は⇒http://www.facebook.com/ikomanokai

 

 

 ・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・・

 

・6月6日(水)11時~核廃絶署名行動 生駒駅

・6月9日(土)生駒南第2小学校区9条の会の集い(1時半 同校体育館)

        生駒南第2小学校区に「憲法九条の会」ができて1年になります。
心和む演奏や民主主義を守るお話をきいて共に学び合いましょう。

とき 2012年6月9日(土)

ところ 生駒南第2小学校体育館(萩の台駅より南徒歩5分、駐車場あります)

○参加費 無料 ○会場 13:00 ○開会 13:30 ○閉会 16:00

ピアノ演奏 姫野真紀(ひめのまき)さん

お話 「民主主義は危機に面しているか」 講師 鈴木良先生

☆お話の後、ご質問やご意見を出し合って交流したいと思います。

[主催]生駒南第2小学校区「憲法9条の会」

[後援]生駒市・生駒市教育委員会

連絡先 杉本彦之TEL0743-77-8848

 

・6月17日(日)「やさしい放射能教室」安斎育郎氏講演(1時半 図書会館500円)

 

          

 

 

 第93回運営委員会 
2012年5月24日(木) 12:30~14:30  中央公民館和室C

 当会は運営委員を決めていません。

当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。

お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。


      憲法九条の会 生駒・北葛城交流会の報告  

            2012年4月17日 広陵中央公民館

 

今回は出席者も多く(11名)活発な意見交換と交流が出来ました。

 

(斑鳩)・町の文化祭で展示、原発の写真など400人くらいが見る。「法隆寺は第二次大戦でなぜ空襲にあわなかったか」ウオーキングを兼ねて企画している。

 

(平群)①3月に「維新の会」の教育基本条例の学習会 ②5月3日、例年通りピ-ス・ウオークinへぐり開催。

 

(大和郡山)・定期的な駅頭宣伝、署名活動を4月より再開。

 

(王寺)・2カ月に1度のニュース、毎月1回必ず憲法署名を駅頭で。

 

(河合)・3カ月に1度のニュース(400部)発行。世話人会を開催している。

 

(上牧)・5月に沖縄の現状の話と沖縄三線、島唄のライブ企画。8月に戦争体験を聞く会を計画。

 

(広陵)・①五周年行事として映画「1枚のハガキ」(新藤兼人監督)を企画したが、会場が使えず断念。「原発と9条」の講演会にした。②「ぞう列車がやってくる」を17団体で取り組んでいる。

 

 

 

 3月24日の教科書問題学習会の感想文より

 

充実した時間でした。33年間、中学校で社会科を教えていました。退職して10年余り、父の介護、死、続いて母(アルツハイマーによる認知症)の介護が肩にかかり、学校現場での教育とは長く離れていました。

 

新聞、TVで少しは知っていましたが、教科書の内容の凄まじさに腰が抜けました。扶桑社の教科書が私の現役の時にも出ていましたが、今回の育鵬社の憲法9条のページには怒りに震える思いです。谷山先生の怒りの発言に聞き入りました。長く歴教協で一緒に学んできた樽井先生のお話で、竹富町の闘いや町民の意気が、沖縄返還の年に歴教協の大会で樽井先生らと一緒に訪れた竹富町の美しい風情と人情と闘いが、私の中によみがえってきました。

 

 奈良市の話を聞いていて、奈良市だけでなく、生駒もいつそんなときが来るかもしれない、と思いました。現役を離れ、日々母の介護に明け暮れる毎日ですが、次代の子どもたちに、まともな教育を残すためにも、私が出来ることをしなければ、と思いました。生駒と橿原の決定の仕方の違いを知らされ、市民として声を出し見張らなければ、と思いました。久しぶりに良い勉強をさせていただきまして、ありがとうございました。 (壱分町 M)






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2012年4月12日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


 

 自民憲法改正原案を了承、4・28国会提出へ
自民党憲法改正推進本部(保利耕輔本部長)は3月2日の役員会で、天皇を「元首」、国旗国歌を「表象」とし、「自衛軍の保持」を明記した憲法改正原案を了承しました。サンフランシスコ講和条約発効60周年となる4月28日までに最終案をまとめ、国会提出を目指します。
改正原案は、前文で日本国を「長い歴史と固有の文化を持ち、日本国民統合の象徴である天皇を戴く国家」と規定、国際社会の平和と繁栄への貢献や、自助・互助の精神を強調しています。
「表象」とした国旗国歌については尊重規定も盛り込み、現行憲法にはない元号に関する規定も新設し「皇位の継承があったときに制定する」としています。

 

9条については、現行の「戦争放棄」を維持しながら、自衛権を明文化し、自衛軍の任務として「領土、領海、領空の保全」と規定、集団的自衛権の行使を容認する一方、軍事裁判所の設置も盛り込みました。
 さらに現行憲法にはない、武力攻撃や大規模自然災害に対処する「緊急事態条項」も新設、国会の事後承認により首相の判断で財政出動を行うなど、首相の権限を大幅に強化する一方で、国民の私的権利の制限も盛り込みました。

 

憲法会議が全国総会
憲法改悪阻止各界連絡会議(憲法会議)は3月24日、東京の全労連会館で第47回全国総会を開き、9条や25条など憲法を守る世論を多数派にしようとの運動方針を採択しました。大阪憲法会議代表は、改憲を掲げて国政進出を図る橋下・「大阪維新の会」が強行した教育・職員基本条例に反対する共同行動について報告しました。

 

 「維新八策」原案で改憲うたう
橋下大阪市長が率いる「大阪維新の会」は3月10日、次期衆院選の公約「維新八策」のたたき台となる「維新政治塾・レジュメ」を発表、その中で①統治機構の作り直し②財政・行政改革③公務員制度改革④教育改革⑤社会保障制度⑥経済政策・雇用政策・税制⑦外交・防衛⑧憲法改正、を柱にしています。具体的には、首相公選制や道州制の導入、参議院改革(最終的には廃止も)、消費税を地方税に、憲法9条は国民投票に、改憲要件は現行3分の2から2分の1に緩和、などとしています。

 

●3月24日(土)憲法9条の会生駒学習会が「南コミセンせせらぎ」で開かれ、31名が参加しました。東大阪市をはじめ、全国的に育鵬社教科書採択が急増した背景、学校教育の現場の実態、改憲勢力の策動などが詳しく報告され、参加者に大きな感銘を与えました。

 

 ・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・・

 

・4月17日(火)生駒・北葛城9条の会交流会(10時 広陵町公民館)
5月4日(金)県9条の会;「憲法のいまを考える」小森陽一全国9条の会事務局長講演会(1:30~奈良県文化会館)講演の後①小森陽一さんを囲む交流集会、②分科会(原発と憲法9条)、③分科会(9条の会活動経験交流)、④緊急分科会(橋下問題を考える)などがあります。みなさん、お誘い合わせのうえ、多数ご参加ください。
・5月9日(水)11時~核廃絶署名行動 生駒駅

 

 

 

第92回運営委員会 
2012年4月19日(木) 12:30~14:30  中央公民館和室B
当会は運営委員を決めていません。
当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。





「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2012年3月12日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


衆・参憲法審査会が活発に動いています
・2月15日、参院憲法審査会が開かれました。  参考人の前衆院憲法調査会会長中山太郎氏が、憲法に「非常事態条項」を盛り込むための議論を 進めるべきだと主張したのに対し、「盛り込むことに共感する」との発言が相次ぎました。
・2月23日、衆院憲法審査会が開かれました。 選挙権年齢と成人年齢の18歳引き下げに関する政府の検討状況について、内閣官房総務官は 「選挙権年齢と成人年齢を一致させるべきか、総務省と法務省の見解が異なる。」と述べました。
・2月29日、参院憲法審査会が開かれました。 18歳選挙権の実現や、国民投票に際し公務員の政治的行為の制限を緩める措置などについて討議されました。                                             

 

問題点1 18歳選挙権や成人年齢の問題には、他に関連する多くの問題が絡んでおり、改憲とは係わりなく検討するべき課題ではないでしょうか? 
問題点2 東北大震災を機に、憲法に「非常事態条項を」というのはいかにも唐突です。現行の「災害対策基本法」などで、どうして対応できないのでしょうか? むしろ私たちが感じているのは、政府の対応の遅さ・拙さです。憲法第25条(国民の生存権)の完全実施こそが最も重要なことです。
問題点3 原発事故は、電力会社や政府関係機関の、科学・技術に対する無知・無責任を露呈しました。政府や電力会社等に媚びへつらわない「真面目な専門家集団」の再構築を求めます。非常事態法で国民の権利を制限して対処する、などというのは全くの筋違いです。
問題点4 「非常事態」という用語は大変あいまいです。「××保安法?」などが検討されているそう なので、戦前の「公安⇒特高」・「昔天皇・今アメリカ」が思い出されます。

 

橋下大阪市長の憲法9条観
3月6日、橋本大阪市長は記者会見で憲法9条について「世界では平和を維持するためには自らの命を落してでも、という事態が多数あるが、日本では、がれきの処理になったら一斉に拒否。すべては憲法9条が原因だ」と発言しました。軍事力を海外に展開し、血を流すことなしに平和は守れない、という自民党流の主張と軌を一にするものです。
 
原発が嫌いな方へ・奈良アクションと全国行動
3月11日、「原発をなくす全国連絡会」の呼びかけに応えて、「原発ゼロ」を求める集会やデモが、全国150か所以上で行われました。奈良県ではJR奈良駅前での集会やパレード、生駒市では近鉄生駒駅前で宣伝を行いました。

 

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・・
・3月24日(土)憲法9条の会生駒学習会(1:30~南コミセンせせらぎ、教科書採択問題)
・4月6日(金)核廃絶署名「6・9行動」11時 生駒駅
・4月17日(火)生駒・北葛城9条の会交流会(10時 広陵町公民館)
・5月4日(金)県9条の会;小森陽一全国9条の会事務局長講演会(1:30~奈良県文化会館)    講演の後、全県交流集会、分科会(原発と憲法9条)、分散会(地域・分野9条の会経験交流)などがあります。みなさん、お誘い合わせのうえ、多数ご参加ください。

 

 

 

第91回運営委員会 
2012年3月24日(土) 16時頃(学習会終了後)~17:00  せせらぎ会議室
当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。





「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2012年2月13日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


・(自民党大会、憲法「改正」を前面に) 1月22日、自民党大会は消費税増税と憲法「改正」を柱とする2012年運動方針「新生自民党の挑戦」を決めました。同党が05年に発表した「新憲法草案」を踏まえ、今年4月28日までに「新たな憲法改正案を策定し、国会への提出を目指す」とし、原発の「再稼働を検討していく」と明記しました。「新たな憲法改正案」では、大震災への対応の1つとして、「非常事態の条項などは最も重要で緊急な議論すべき論点」(中山太郎前衆院憲法調査会会長)としています。

 ・(辺野古アセスは、防衛省天下り業者が請け負い)辺野古の新基地建設へ向けた環境影響評価(アセスメント)を受託した複数の建設コンサルタント業者に、防衛省、国土交通省のOBが天下っていました。同アセスを受託した業者は「いであ沖縄支社」と「沖縄環境保全研究所」で、両社は沖縄防衛局が発注した新基地建設事業やそのアセスに係わる資料作成業務を契約、キャンプ・シュワブ周辺陸域生物・水域生物の調査業務を2社で分け合って契約、これらの合計契約額は約34億円です。防衛省OBの天下り業者が評価書に携わっていることから、客観性や信頼性が疑われる“お手盛りアセス”との批判が沖縄県民から出ています。

・(憲法とPKO法に違反する自衛隊スーダン派兵)自衛隊が派遣された南スーダンでは、隣接するスーダン軍が南スーダン北部地域を爆撃し多くの犠牲者を出しています。南スーダン内部でも部族間抗争が拡大し深刻さを深めています。南スーダン人民解放軍は「1か月以内に首都ジュバへの攻撃を計画している」と表明。PKO参加5原則は、当事者の停戦合意を条件にしていますが、南スーダン内部でも紛争当事者の停戦合意はまったくありません。ロシアのガテイエフ外務次官は1月17日、PKOで南スーダンへ派遣しているヘリコプター部隊の完全撤退を“要員の安全確保のため”検討している、と発表しました。

 ・(沖縄防衛局が選挙介入、過去5年間も)防衛省沖縄防衛局長が過去5年にわたり、県内の国政選挙や地方選挙にあたり、投票を棄権しないよう同局職員に呼びかけるなど、不当な選挙介入を続けていました。2月12日投票の宜野湾市長選では、職員の親族で宜野湾市居住者のリストまで作成させていました。

 

●「原発ゼロへ・生駒の会」は昨年12月17日に正式に発足しましたが、2月5日賛同人署名は1000人を超えました。

 

● 2月4日、生駒南第2小校区九条の会が、生駒南第2小学校多目的ホールで開かれました。樫のコーラスのあと、福西日出子さん、綾部多美さんの戦争体験のお話を聞きました。

 

● 2月7日、生駒・葛城9条の会交流会が開かれました。(↓下記参照)

 

● 昨秋の、第4回9条の会全国交流会全体会の記録集が出来ました。1冊500円(崎本まで)

 

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・・

・3月1日(木)ビキニデー

・3月6日(火)核廃絶署名「6・9行動」11時 生駒駅

・3月11日(日)原発ゼロ・震災復興をめざす奈良県の集い(11~15時、JR奈良駅前広場)

・3月24日(土)憲法9条の会生駒学習会(1:30~南コミセンせせらぎ、教科書採択問題)

憲法九条をくつがえす
  戦争賛美の教科書採択が…
 
子どもに手渡す教科書を考えあおう

去年採択された中学校の教科書が、今年から使用されます。その中で「歴史」「公民」の教科書が話題を呼んでいます。生駒市は「歴史」が「東京書籍」、「公民」が「日本文教出版」を採択しましたが、全国では「侵略戦争は自衛の戦争・アジアを解放する戦争」とする「育鵬社」「自由社」版教科書を採択する所が広がっています。このまま4年後を迎えたら大変です。生きる羅針盤ともなる教科書を国民の声で採択させましょう。教科書の内容や採択の状況を学び、語りあいます。
市民の皆さん、多数のご参加をお待ちしています。

日時 3月24日(土)午後1時30分~4時
場所 南コミュニティセンターせせらぎ
近鉄生駒線 南生駒駅下車徒歩5分

プログラム  司会 長尾(俵口校区・憲法九条の会)
◆教科書をどう考えるか
・教育現場から~奥野雅之さん(奈良県歴教協)
・市民の立場から~谷山清さん(小平尾在住 元教師)
なお当日、親の立場からの発言も予定しています。
◆教科書採択をめぐる状況
・樽井幸一郎さん(子どもと教科書橿原ネット21)

                           

・5月4日(金)県9条の会の小森陽一講演会
 (1時~奈良県文化会館小ホール、あと3時~分科会も)

 

 

 

第90回運営委員会 

2012年2月23日(木) 12:30~14:30  中央公民館和室C

当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。





2市7町九条の会 交流会報告   2012年2月7日



 前回も報告しましたが、2市7町の9条の会は、2カ月に1度、それぞれの地域での取り組みを持ち寄り、学び合い、励まし合い、協力しあう交流の場を持っています。2月は平群町公民館で開催されました。

・9条の会・河合
 「沖縄から見た東日本大震災」新崎盛暉さんの講演会には400人が参加したが、財政的にしんどく、講演の内容も、もうひとつという評価。大きな講演会だけでなく、小さな講演会も企画したい。

・広陵9条の会
 5周年のつどいを6月に新藤兼人監督映画「一枚のハガキ」上映と講演を計画しているが、会場の都合で検討中。

・9条の会・王寺
 イベント、講演会は独自で開催していないが、月1回の駅での9条署名、2カ月に1度のニュース発行を続けている。

・9条の会・へぐり
 1年間の活動のパターンが決まっている。1・2月は平和凧揚げ大会 2・3月は小さな講演会
5月はピースウオーク 9月は記念講演会 11月は町主催文化祭でのアマゴ販売。
今年の凧揚げ大会は50人が集まり、会員以外の人も参加。連凧を上げてくれたり、盛り上がった。
3月には、大阪の「教育基本条例案」についての学習会も予定している。

・上牧9条の会
 2月には講演会、戦跡をめぐる企画、8月には町の平和行事も引き継ぎ、来年1月には多くの町民と共に、ミュージカル“象列車”の取り組みも始まっている。

・9条の会・やまと郡山
 10月に5周年のつどいを開催後、世話人会が持てず、新しい取り組みは進んでいないが、署名・宣伝は続けている。2月には平和学習会も計画している。

 各9条の会からの報告のあと
(1)憲法9条をめぐる情勢
(2)奈良9条の会の憲法講座、全県交流会の取り組み
(3)広陵9条の会の映画「一枚のハガキ」を2市7町の共催で取り組めないか。
(4)原発問題の意見交換
など討議し、お互いの9条の会の取り組みを評価しながら散会しました。
                                 (文責 崎本)
  






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2012年1月10日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


 

・(自衛隊の海外越年600人超)

越年する最大の部隊は、ソマリア沖アデン湾に展開している海上自衛隊護衛艦の370人で、ソマリア隣国ジプチの哨戒機P3C部隊の170人、1月からの南スーダン派遣の先遣隊や中東ゴラン高原、ハイチ、東テイモールを加えると600人超となりました。1月下旬から南スーダンの首都ジュバ近郊に派遣を開始し、最大で330人規模となり、これを支援する部隊40人が隣国ウガンダに入ります。アフリカ北部だけでも海外派兵は1000人規模となります。「大東亜共栄圏」即ち東アジアの平和のため、との口実で海外派兵し、侵略を拡大した歴史と重なります。

 

・(日本の米軍支援7000億円、世界全体では5年間で212億円減)

基地の維持費や建設費、演習費用など、在日米軍の活動経費のうち、日本側負担分の総額が今年度6967億円に達しました。(前年は7146億円)世界的には米軍の在外基地が減少しており、米国防総省の資料では過去5年間で世界で212億円減少しています。

 

・(武器三原則全面解禁へ道開く)

政府は12月27日、憲法の平和原則に基づいて武器や関連技術の輸出を禁止している「武器輸出三原則」を緩和し、武器の国際共同開発に道を開く方針を正式に決定しました。これまで、米国との「ミサイル防衛」装備品の共同開発・生産などで「例外」措置をとってきましたが、これからは「従来個別に行ってきた例外化措置における考え方を踏まえ、包括的に例外化措置を講じる」として、もはやすべて例外措置ではなくなりました。これで、米国や欧州諸国など安全保障上の協力関係にある国との共同開発・生産が可能となります。日本が次期主力戦闘機と決定したF35など、同盟国内での共同開発が進んでいることから、日本の財界は武器輸出三原則の緩和を繰り返し要求してきました。米倉日本経団連会長は「画期的であり、高く評価する」としています。

 

・(辺野古環境影響評価書は、「環境に支障なし」と強弁)

沖縄防衛局が明らかにした内容は、新基地建設が大規模な海面埋め立てを伴うにも係わらず、総合評価として「環境保全上特段の支障はない」としています。夜陰に乗じた約7000ページの評価書提出という姑息なやり方に加え、新基地建設をごり押しする異常な内容となっています。

 

・(「原発ゼロへ・生駒の会」盛大に発足)

12月17日生駒市図書会館で「なくそう原発生駒市民集会」が開かれ、「原発ゼロへ・生駒の会」が、247名の参加で正式に発足しました。賛同人署名は920人を超えています。

 

 ・(沖縄八重山の教科書採択問題、国が強引に介入)

沖縄八重山地区の3市町(石垣市、与那国町、竹富町)の教育委員会の諮問機関である採択地区協議会は、昨年8月に中学公民教科書として、戦前の日本の侵略戦争を美化する育鵬社版を答申しました。これは、一部の委員が、教育現場経験者を排除するなど強引な運営によるものですが、石垣市と与那国町は答申通り採択したが、竹富町は東京書籍版を採択しました。これにより地区内では、同一の教科書採択を求める教科書無償措置法に違反する事態となりましたが、文科省は石垣市と与那国町には無償配布、竹富町には有償配布とする方針を出しました。義務教育無償という憲法の精神に違反する事態です。

 

 地元では、3市町教委は同一の教科書を選び直す努力が続けられました。3市町教委は沖縄県教委の助言を受けて9月8日、全委員が参加する全員協議会の場で話し合うことに合意し、理を尽くした運営を通じて、育鵬社版を否決し、別の教科書を採択しました。しかし、文科省はこの決定を無効としています。さらに文科省は、県教委と竹富町が再三にわたる指導に従わないとして、地方自治法に基づく是正要求の指示を出すことを検討しています。



「生駒台校区・平和や憲法を考える会」の第6回集い

11月26日(土)に開催しました。参加者は42名でした。

 

溝川悠介氏に「福島原発の実態、原発と原爆、原発の危険性」
斉藤昌宏医師に「現地での医療活動の実態、放射線の人体への影響」  

 

お二人の講演をいただきました。参加者からの質問の時間も設定しました。

 

約半数の方からアンケートの提出をいただきましたが、ほぼ全員、講演は「良かった」と評価されていました。 

 

お二人の感想文をしるします。

 

・原発の再稼働は絶対反対です。子ども達の未来のために、自然エネルギーへの転換を、お話しを伺って痛感しました。

 

・参加者の皆さんが、熱心に質問されたことは、如何にこの問題に強い不安を抱いているか分かりました。これからも、順を追って経過を知らせて欲しいと思います。

 

 

 

 12月3日、俵口校区九条の会「第8回平和のつどい」

12月に報告済みです。こちらからどうぞ。
 https://ikoma9jo.hatenablog.com/entry/12073448


「戦争体験を語り合う会」( 西松ヶ丘・田平秋雄さん)

12月3日(土) 東松ヶ丘自治会館で戦争への思いを語りあいました。
会場には、田平さんが保存していた資料が並べられました。
自分や両親、親戚などの戦争の体験などを交えて14人の自己紹介から始まりました。

祖父が戦犯になった、父親が戦地に行った、両親が教師で学童疎開をした、戦前満州で生活した、叔父が戦死し兄弟は学童疎開した、大阪空襲で焼夷弾が怖かった、戦地に行った、疎開、学徒動員などさまざまな経験が話されました。

こうして語りあうと、直接戦争体験、とくに軍隊の体験をした方は今84歳以上になっていることが分かり、91歳の田平さんの話は、貴重な機会になりました。

田平さんは1920年(大正9年)生まれで、日中戦争の時は17,8,9歳の少年、第二次世界大戦の時は20歳、太平洋戦争の時は21歳の青年期を過ごした方です。徴兵検査のあと兵器勤務隊要員となり、その訓練のさなか大けがをされ、そのため戦地に行かずにすんだ方です。
その軍隊生活の中で経験した「絶対服従の軍隊規律と4年間の病院生活」についていろいろな思いを込めて語っていただきました。当時の「軍隊手帳」も見せていただいたり、懲罰のきっかけになった「記念写真」も見せていただきました。



また参加者から「満州での紙幣(現物)」を見せてもらうなど、当時の軍隊や戦争の状況を交えながらの話し合いは、「戦争体験談を聞く」だけでなく、より深く理解できました。

いま、直接体験を語れる人が少なくなり、語れても両親や幼少時代の経験を語る世代が60代になっており、直接体験を受け継ぎ、次の世代につないでいくことが重要だと感じました。ほかにも戦争体験を語れる人があり、次につながる「つどい」になりました。(N)



・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・・

第89回運営委員会   2012年1月19日(木) 12:30~14:30  中央公民館和室C

 

当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。



 

冬の集いのご案内 

実際に戦争を体験された方のお話を聞いて憲法9条や平和を守ることの大切さを学び合いましょう。 

参加費無料

2月4日(土)     [主催] 生駒南第2小校区九条の会
         [後援] 生駒市・生駒市教育委員会         

                    13:半~ 生駒南第2小多目的ホール



        ○開場 1:00
        ○開会 1:30
        ○閉会 3:30
 

☆オープニング 生駒コーラス「樫」
・みんなで歌いましょう!!

お話 「戦時下の生活」
    福西 日出子さん(萩の台在住)

お話 「旧満州からの引き揚げ」
    綾部 多美さん (小瀬町在住)


   [主催] 生駒南第二小校区「憲法九条の会」
   [後援] 生駒市・生駒市教育委員会         

       連絡先 杉本 彦之0743-77-8848





2市7町九条の会 交流会報告

2011年12月6日、上牧町2000年会館で開催されました。
2市7町九条の会は通称「生駒・北葛城交流会」と称していますが、正式には大和郡山市、生駒市、斑鳩町、王寺町、平群町、三郷町、上牧町、広陵町、河合町の九条の会の交流の場です。

それぞれの地域に根ざした活動の様子を、2カ月に1度交流しています。12月の交流会の様子を報告します。

・大和郡山九条の会
(1)10月30日に「五周年のつどい」を開催。谷山清先生「教科書の中の憲法」の講演。65名の参加。
(2)8月、9月は、九条の会の会報を駅頭で配布

・上牧町九条の会
(1)上牧、広陵、河合、王寺共同主催の講演会;新崎盛輝氏「沖縄から見た東日本大震災」の取り組み
(2)町の「福祉まつり」で九条の会の出店。

・広陵九条の会
(1)5周年の行事 「かぐや姫会館」でのイベントを企画している。
(2)「まほろば音楽祭」 今年は多くの町民の参加で「象列車がやってきた」の取り組み開始。

・平群九条の会
(1)町の文化祭で3回目となる九条の会の出店“あまごの塩焼き”250匹売り上げ。
(2)年3回ニュースを発行。
(3)2月5日には新春凧揚げ大会
(4)3月には教育問題の学習会計画

・河合町九条の会
(1)11月12日の新崎講演会の中心となり取り組んだ。500名を越える参加者があり成功したが、々岷蘰睛討期待外れ、∈眄的に赤字、など課題を残した。
(2)沖縄普天間問題の講演会など計画中。

・斑鳩九条の会
(1)少し活動が停止していたが、まず20~30人の学習会から始めたい。
(2)公民館まつりで平和のアピールの取り組み。

・王寺九条の会
(1)九条のぼりを立てて、月1回九条署名を駅頭で。
(2)2カ月に1回、九条ニュースの発行、配布。

討議から
(1)各市町村で創意ある「九条を守ろう」の活動が取り組まれている。
(2)九条を守る運動を粘り強く続けることの大切さ。
(3)2市7町の九条の会が共同して、1か所に集まりパレードをしては・・・・・。
                               (文責 崎本)




「憲法審査会」資料2011.11.16

 憲法改正のための国民投票のおおまかな流れ

1.憲法改正原案の発議

法律で定める一定数(衆議院100人以上、参議院50人以上)の国会議員の賛成により、憲法改正案の原案(憲法改正原案)が発議されます。

2.憲法改正の発議

憲法改正原案は、衆議院憲法審査会および参議院憲法審査会で審議され、衆議院本会議および参議院本会議にて3分の2以上の賛成で可決されます。両院で可決した場合は、国会が憲法改正の発議を行い、国民に提案したものとされます。

3.国民投票の期日

国民投票の期日は、憲法改正の発議をした日から起算して60日以後180日以内において、国会の議決した期日に国民投票が行われます。

<これまでの経過>

2007年(H19年)5月14日安倍内閣の時に「国民投票法」強行採決し国会で成立。
5月18日に公布。

正式には「日本国憲法の改正手続に関する法律」。その中に、国会の手続きとして、「憲法審査会」をもうけ、発議するとある。

衆参両院の憲法審査会は国民投票法の成立に伴い2007年(H19年)8月に設置。 

2009年(H21年)6月衆院は審査会規程を制定。参院には規程がなく違法状態が継続。2011年(H23年)5月民主、自民などの賛成多数で参院は審査会規程を可決、制定。その審査会の規模、決議方法等を決めた。

2011年10月20日衆院は本会議で、憲法審査会(定数50)の委員について49人を選任した。

 参院も同日の本会議で、同審査会(定数45)の委員44人を選んだ

 いずれも、社民党は委員名簿の提出を拒んだ。

 衆院の審査会の委員数の内訳は、民主32、自民12、公明2、共産1、みんなの党1、国民新1。

 参院は民主19、自民16、公明4、みんなの党2、共産1、たちあがれ日本・新党改革1、国民新1

 

2011年10月21日審査会の会長に、衆院は民主党大畠章宏、参院は自民党小坂憲次を選出。

衆院憲法審査会委員名簿(49人/50)

会長 大畠 章宏君 おおはた あきひろ 民主
幹事 小沢 鋭仁君 おざわ さきひと 民主
幹事 大谷 信盛君 おおたに のぶもり 民主
幹事 三日月 大造君 みかづき たいぞう 民主
幹事 宮島 大典君 みやじま だいすけ 民主
幹事 山花 郁夫君 やまはな いくお 民主
幹事 鷲尾 英一郎君 わしお えいいちろう 民主
幹事 中谷 元君 なかたに げん 自民
幹事 保利 耕輔君 ほり こうすけ 自民
幹事 赤松 正雄君 あかまつ まさお 公明
委員 阿知波 吉信君 あちは よしのぶ 民主
委員 網屋 信介君 あみや しんすけ 民主
委員 稲見 哲男君 いなみ てつお 民主
委員 今井 雅人君 いまい まさと 民主
委員 緒方 林太郎君 おがた りんたろう 民主
委員 大泉 ひろこ君 おおいずみ ひろこ 民主
委員 逢坂 誠二君 おおさか せいじ 民主
委員 岡本 充功君 おかもと みつのり 民主
委員 川越 孝洋君 かわごえ たかひろ 民主
委員 川村 秀三郎君 かわむら ひでさぶろう民主
委員 木村 たけつか君 きむら たけつか 民主
委員 楠田 大蔵君 くすだ だいぞう 民主
委員 近藤 昭一君 こんどう しょういち 民主
委員 篠原 孝君 しのはら たかし 民主
委員 辻 惠君 つじ めぐむ 民主
委員 辻元 清美君 つじもと きよみ 民主
委員 中川 治君 なかがわ おさむ 民主
委員 中野 寛成君 なかの かんせい 民主
委員 鳩山 由紀夫君 はとやま ゆきお 民主
委員 浜本 宏君 はまもと ひろし 民主
委員 樋高 剛君 ひだか たけし 民主
委員 山尾 志桜里君 やまお しおり 民主
委員 山崎 摩耶君 やまざき まや 民主
委員 笠 浩史君 りゅう ひろふみ 民主
委員 渡辺 浩一郎君 わたなべ こういちろう 民
委員 井上 信治君 いのうえ しんじ 自民
委員 石破 茂君 いしば しげる 自民
委員 木村 太郎君 きむら たろう 自民
委員 近藤 三津枝君 こんどう みつえ 自民
委員 柴山 昌彦君 しばやま まさひこ 自民
委員 棚橋 泰文君 たなはし やすふみ 自民
委員 中川 秀直君 なかがわ ひでなお 自民
委員 野田 毅君 のだ たけし 自民
委員 平沢 勝栄君 ひらさわ かつえい 自民
委員 古屋 圭司君 ふるや けいじ 自民
委員 大口 善徳君 おおぐち よしのり 公明
委員 笠井 亮君 かさい あきら 共産
委員 照屋 寛徳君 てるや かんとく 社民
委員 柿澤 未途君 かきざわ みと みんな
委員 中島 正純君 なかじま まさずみ 国民
※社民党1未提出



 

参院憲法審査会委員名簿(44人/45)

会長 小坂  憲次(自民)
幹事 江田  五月(民主)
幹事 鈴木   寛(民主)
幹事 中村  哲治(民主)
幹事 松井  孝治(民主)
幹事 川口  順子(自民)
幹事 中川  雅治(自民)
幹事 西田  昌司(自民)
幹事 魚住 裕一郎(公明)
幹事 江口  克彦(みん)
足立  信也(民主)
大島 九州男 (民主)
川上  義博(民主)
今野   東(民主)
芝   博一(民主)
那谷屋 正義(民主)
直嶋  正行(民主)
白   眞勲(民主)
姫井 由美子(民主)
広野 ただし(民主)
福山  哲郎(民主)
藤末  健三(民主)
藤原  正司(民主)
前川  清成(民主)
増子  輝彦(民主)
有村  治子(自民)
礒崎  陽輔(自民)
上野  通子(自民)
衛藤  晟一(自民)
大家  敏志(自民)
佐藤  正久(自民)
中曽根 弘文(自民)
藤川  政人(自民)
古川  俊治(自民)
丸山  和也(自民)
山谷 えり子(自民)
若林  健太(自民)
白浜  一良(公明)
谷合  正明(公明)
西田  実仁(公明)
松田  公太(みん)
井上  哲士(共産)
藤井  孝男(日改)
福島 みずほ(社民)
亀井 亜紀子(国民)
   ※社民党1未提出




 






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2011年11月15日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・




・(憲法審査会を強行始動) 10月20日開会の臨時国会冒頭の本会議で、改憲原案の審査権限をもつ憲法審査会の委員選任をが、共産、社民の反対を押し切って、民自公などの賛成多数で強行されました。

民主党は2009年総選挙当時「憲法審査会は始動させない。」と明言して政権の座に着きました。しかし野田政権は国会対策上、これまでの公約を投げ捨てて完全に自民党の路線を引き継ぎました。

・(憲法審査会が初会合)上記強行採決の翌日21日、直ちに憲法審査会の初会合が開かれ、会長に衆院(定数50)は民主党の大畠章宏、参院(定数45)は自民党の小坂憲次の両議員を選出しました。審査会後、小坂会長は記者団に「憲法改正は自民党の党是で、なんとしても自主憲法を制定したい。」
しかし、改憲手続き法の強行・憲法審査会の国会設置から4年以上が経ち、これまで委員の選任が進まずにきたこと自体、憲法改定が国民の要求でないことを示しています。

いま憲法を変えることではなく、逆に憲法9条を守り、普天間基地の辺野古移転や日米合同軍事訓練など、日米同盟強化を阻止することこそが重要課題です。

・(防衛力増強予算)防衛省は2012年度予算の概算要求として、4兆6906億円(今年度比0.6%増)さらに別枠とされる米軍再編経費などを含めると4兆8033億円を提出しています。大震災の復興財源のためといいながら国民に増税を押しつける一方で、軍事費は「聖域」扱いです。内容は、海外派兵予算が突出しています。保有が4隻と決まっているヘリ護衛艦すべてを大型化し、ヘリ十数機を搭載できるものにし、海外での作戦能力をさらに高めるものです。

在日米軍への「思いやり予算」は今年度より57億円多い1919億円を計上しています。

・(南スーダン派兵決定)政府はアフリカ南スーダンでのPKOに陸上自衛隊を派遣すると決定し、一川防衛相は年明けの派遣準備を指示しました。南スーダンは8月の独立以降も、政府軍と武装勢力が戦闘を繰り返しています。戦地への自衛隊派遣はPKO参加5原則に反します。

・(民主党「武器輸出3原則」見直しを確認)兵器の国際共同開発・生産に参入するため、民主党は防衛部門会議、政策調査会役員会で武器輸出を全面的に禁止している「3原則」見直しを決定しました。



・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・・


11月19日(土)
ピース・ウオーキング「屯鶴峯の地下壕を行く」9時 生駒駅集合

同日 
九条の会・全国交流会(東京・日本教育会館)

11月26日(土)
第6回生駒台校区平和・憲法を考えるつどい 2時 生駒台公民館




12月3日(土)
俵口校区九条の会「第8回平和のつどい」13:30 東松が丘集会所 



12月6日(火)
核廃絶署名「6・9行動」11時 生駒駅

12月17日(土)
「原発ゼロへ・生駒市民集会」13:30図書会館大ホール
主催 原発ゼロへ・生駒の会(仮称)   
後援 生駒市、生駒市教育委員会




カレンダーの取次ぎ(注文は事務局まで) 

1、「2012年 いわさき ちひろ カレンダー」  
A2版×7枚  定価1400円 


2、「いぬ・ねこ なかよし 憲法9条 カレンダー」 
B3版×13枚 定価1000円


第88回運営委員会  

2011年12月1日(木) 12:30~14:30  
中央公民館研修室1
当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2011年10月17日号(部内資料)

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


(日米会談) 9月21日、野田首相はオバマ大統領と会談し「日米同盟を深化・発展させる」と述べ、焦点である沖縄の普天間基地については「日米合意(辺野古の新基地建設)の履行に全力を尽くす」と約束しました。

 

・9月25日、「原発ゼロへ! 原子力空母はいらない!」集会が、横須賀で行われました。横須賀は米国外唯一の原子力空母の出撃基地で、配備されているジョージワシントンは、原発2基を搭載しています。

 

・(沖縄戦被害の提訴)10月8日、「沖縄10・10大空襲・砲弾等被害者の会」(安里清次郎代表世話人)の第1回定期総会が、那覇市で開かれ、沖縄戦での民間人戦没者の遺族・負傷者が国を相手取り、戦争被害への謝罪と損害賠償を求めて、来年6月23日の「慰霊の日」までに那覇地裁に提訴することを決めました。沖縄戦の民間被害者が国に集団訴訟を起こすのは初めてです。  

 

沖縄では太平洋戦争中、国内唯一の地上戦となり、犠牲となった民間人9万4千人のうちの約4万 人のほか、船舶撃沈による死者4500人や数万人におよぶ戦災障害者ら10万人近くが現行援護法の適用外とされ、無補償のままです。 

 

総会では「沖縄民間戦争被害者特別補償法(仮称)」などの国会での早期成立を目指し、沖縄で10 万人署名を達成(現在2万5181人)することなど、活動方針を確認しました。

 

 ・(空中給油)10月3日、政府は「昨年10月に、日米共同訓練時に航空自衛隊の空中給油機から米軍機に空中給油できるとする」覚書を締結していたことを明らかにしました。これにより米空軍の戦闘機・爆撃機の無着陸での行動範囲が大幅に拡がります。

 

・(核兵器禁止署名、国連に102万人分提出)10月5日、ニューヨークの国連本部を訪問中の日本原水協代表団は、軍縮と安全保障問題を扱う第1委員会を訪れ、同委員会のビーネナン議長とドウアルテ軍種問題担当上級代表に「核兵器全面禁止のアピール」署名102万人分を提出、また全国766の市町村長、97の副首長、577の地方議会議長、42の副議長、131の教育長の署名も提出しました。

 

ドウアルテ氏は、「ますます多様な団体・市民が世界中で核軍縮のために努力していることは感銘深い。昨年のNTP再検討会議の際には、日本原水協が核禁止条約を支持する700万の署名を提出した。」と述べ、「核兵器のない世界」を目指す運動の大事な一翼と評価しました。



・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・

11月9日(水)核廃絶署名「6・9行動」 近鉄生駒駅(生駒市平和委員会)


11月12日(土)平和講演会「沖縄から見た東日本大震災」沖縄大学名誉教授新崎盛暉氏、       
13:00~河合町まほろばホール。
500円の協力券、申し込みは崎本(Tel0743-79-1053)へ。




 

11月19日(土)ピース・ウオーキング「屯鶴峯の地下壕を行く」9時生駒駅集合 (下記項目ちらし参照)

 

12月17日(土)「原発ゼロへ・生駒市民集会」
        13:30図書会館大ホール主催 原発ゼロへ・生駒の会(仮称)

 

2012年「ちひろカレンダー」注文受付中。 
     0742-26-7135, Fax0742-27-3314 奈良県原水協へ。



第87回運営委員会  

 
2011年10月27日(木) 12:30~14:30  
中央公民館研修室1

当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。



憲法九条の会 北葛城・生駒交流会の報告

 9月22日  王寺町公民館

交流会に結集するすべての九条の会から、計12名の参加者があった。
各会とも地域に根ざした活動を創意、工夫して展開している。 

 

9月3日、第7回まほろば平和音楽祭(河合、上牧、王寺、広陵九条の会共催)は500人以上の参加者で成功、東日本大震災の写真展も好評だった。

 

 ≪各九条の会の活動≫

(郡山)

・憲法9条の会5周年行事。10月30日「教科書の中の憲法」谷山清さんの講演。  
・九条の会として、原発問題にどう取り組むか意見交流をしている。

 

(斑鳩)

・しばらく活動できていなかった。
3月には「京都、奈良が空襲を受けなかったの は、ゴーナーという人物のおかげ?」  30数名の参加で学習会を行った。
・憲法9条と25条との問題で交流。

 

(上牧)

・まほろば平和音楽祭について報告。    
・8月平和企画として、吉永小百合のDVDを見る。

 

(平群)

・9月25日原発問題講演会 岩本智之さんの講演 110名参加。    
・11月3日 町の文化祭に九条の会として恒例の“アマゴ”塩焼き販売。

 

 (三郷)

・会としてやや休眠状態    
・いかるがホールでの、高石ともやコンサートに取り組む。

 

(河合)

・若い人たちとの接点を。九条の会を前面に出さず、読書の会を作っている。    
・平和講演会 新崎盛暉さん「沖縄から見た東日本大震災」

 

(広陵)

・まほろば平和音楽祭で写真展を担当。原発反対の署名コーナーを設置、38筆。    
・来年2月の五周年を目指して、大きな行事を計画している。

 

(王寺)

・毎月必ず九条署名に取り組んでいる。8月7人参加、9月5人参加、王寺駅頭で。 
・非核平和都市王寺町のモニュメント再建の取り組み。

 

あと、各九条の会の報告、討議。   
(1) 九条の会と「原発問題」

(2) 奈良県全県交流会について    

(3) 11月19日 全国九条の会(東京)交流会の参加   

(4) 北葛城・生駒交流会の意義と役割             

 

 次回 11月22日(火)10時 上牧町2000年会館






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2011年9月13日号(部内資料)

(最近の、普天間、核兵器、安保、改憲など、憲法9条に係わる内外の動きを掲載)


(前原氏「武器使用緩和を」) 民主党の前原政調会長は9月7日ワシントンで講演し、国連平和維持活動(PKO)での武器使用基準緩和に言及し、自衛隊が海外で共同行動する他国軍に対する攻撃で武器を使用できるようにすべき、との考えを示し、また武器輸出三原則の見直しにも言及しました。明らかな憲法9条違反です。

 

(講演会さようなら原発) 9月8日、東京の日本青年館で開かれた講演会で、大江健三郎氏、鎌田慧氏、落合恵子氏、内橋克人氏らが講演、「原発全廃を政府に突き付けよう。」そして今月19日に予定されている「さようなら原発5万人集会」への参加・成功を呼びかけました。

 

(原発推進の“障害”と、民主的学者排除リスト) 日本で初の原子力予算が計上された1954年当時、日本政府関係者が原子力政策の推進にあたり、自主的・民主的な研究を目指す原子核物理学者を“障害物”とみなし、「極左」「左」などと思想選別し、排除する方針を示す「極秘」報告書が、米国立公文書館所蔵の米国務省解禁文書の中から、東京工大教授によって明らかにされました。報告書は「原子力問題が面倒な理由の1つは、左翼の反米運動の材料に使われているためである。」と、学者たちを名指しで非難しています。

 

 (在日米軍の犯罪と事故) 旧安保条約が発効した1952年度から2010年度まで、在日米軍の兵士や軍属が起こした事件・事故件数は21万件近くに及び、日本人の死者は1088人(米軍公務中が520人、公務外が568人)です。これには米軍施政権下に置かれていた本土復帰前の沖縄は含まれていません。今年も沖縄で交通死亡事故を起こした米兵が不起訴処分になったり、無罪放免になったりして、県民の怒りをよんでいます。

 

 (核兵器禁止署名、北で南で「6・9行動」) 9月6日、「国連総会へ向けて署名の大波を起こそう」と全国で署名活動が行われました。今年の原水禁世界大会に出席したセルジオ・ドウアルテ国連軍縮問題担当上級代表が、今月下旬から始まる国連総会に提出する「核兵器全面禁止アピール」署名を国連本部に展示すると約束したことに応えるものです。生駒では、近鉄生駒駅前で行われました。

 

●9月4日、第6回鹿ノ台校区平和のつどいが120数名の参加で成功、↓↓にまとめを掲載しました。

●年内に「原発ゼロへ・生駒の会」が立ち上がる予定です。

「賛同人」「呼びかけ人」にご協力を。


・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 

・9月18日(日)「 Peace Concert in NARA」混成合唱「悪魔の飽食」 1:30~大和郡山城ホール 
・9月25日(日)生駒革新懇総会と福島原発事故学習討論会、1:00セイセイビル 
・9月27日(火)葛城・生駒九条の会交流会、10:00王寺中央公民館
・9月30日~10月2日、生駒市自主学習フェスタ、中央公民館、生駒市平和委員会が展示(沖縄、原発)

第86回運営委員会  
日時と場所;2011年9月22日(木)12:30~14:30 生駒市中央公民館研修1  

 議題;情勢、今後の活動、その他  

当会は運営委員を決めていません。

当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。

お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。

 

 

   第6回 鹿ノ台校区平和のつどい     

 9月4日、憲法9条の会・鹿ノ台校区主催、第6回平和のつどいは、台風12号の影響であいにくの雨天での開催になりました。

 生駒市の後援もいただき、鹿ノ台連合自治会の掲示板、商店街、郵便局にもポスターを貼り、全戸への案内チラシの配布など、宣伝できることはすべてやり、9月4日号の読売新聞にも催しの案内が掲載され、参加協力券も多く購入していただき、寄付も寄せられました。

 プログラムは全員で「夏の思い出」を合唱、女性合唱コール・メープルのコーラス、内海緑さんの独唱で盛り上がり、とみなん9条の会のOHP影絵「りゅう子の白い旗」、美しく丁寧に製作された絵とナレーターのすばらしさで、沖縄と戦争をあらためて考えさせられ、第2部は小部修さんの軽妙にしてとぼけたトークとサックス演奏に酔いました。
 
参加された方からの感想です。
・なごやかな雰囲気で、満足度高い集会。同時にしっかり問題がおさえられていましたね。上の目線からでなく、共に考えていこうとする姿勢でよかったです。楽しみながら考えさせられました。
・たくさんの方が集まられてすごい!というのが素直な感想です。普段の活動から、人と人とのつながりを大切にされているとお聞きしているので、その成果というのか、努力のたまものですね。参加されている方々が楽しそうにされているのがとても印象的でした。
・正面の手書きの絵入りのスローガン、お花が活けられ、座席の配置など目配りバッチリでした。湯茶の準備までありがとうございました。
・「東日本大震災と原発問題」の写真展、よかったです。御苦労さま。安斎育郎さんの現地の写真などよく借りられましたね。声で聞く以上のアピール力でした。

「普段着で、校区で憲法と平和を考え、すぐれた文化に接する」場として、「平和のつどい」は多くの人たちのご協力、ご支援、ご努力でまた広がりました。第1回から今回までの、延べ参加者は700数十名、今後も日本の課題を考えながら歩みたいと思います。






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2011年8月8日号(部内資料)

(最近の、普天間、核兵器、安保、改憲など、憲法9条に係わる内外の動きを掲載)


(相次ぐ改憲発言 夏の“変”)

去る6月7日、「憲法96条改正を目指す議員連盟」設立総会が、民主、自民などの改憲派議員約100名で行われました。自民党は昨年改訂した新綱領で、改憲政党としての性格付けをより鮮明にしました。

石破政調会長は、「少なくとも改憲を党是とし、集団的自衛権をの行使を公約として掲げる自民党はそうであらねばなりません。そうでなければ自民党の存在意義などないに等しいとすら私は思います。」

自民党国家戦略本部は、改憲を中軸とした新綱領に基づく中長期の政策の方向をまとめた報告書(7月19日)で、東日本大震災への対応を口実に、武力攻撃を含む緊急事態に対応可能な憲法を整備(改憲)する必要を強調しました。

 

改憲議連の民主党側代表の小沢元環境相は、7月27日の政策提言で「改正要件(憲法96条)を緩和するための憲法改正を」強調、また「たちあがれ日本」議員などで作る政策集団「創生日本」(最高顧問・平沼赳夫、会長・安部晋三)も7月19日の運動方針で「先ず憲法96条改正に向けた運動を推進する。」と強調しました。

 

(改憲第一歩のターゲットは、サンフランシスコ講和条約締結60周年の、来年4月28日!)

 

 改憲議員連盟の中曽根元首相も、この4月の推進大会で「サ講和条約60年、憲法だけ変わってないのは怠け者ではないかと子孫から言われる」と、来年4月28日をターゲットにして、改憲機運の盛り上げをはかるとしています。


●福島県9条の会は、「福島第1原発の『巨大人災』にあたって」という声明を発表しました。
(↓↓掲載)
福島第一原子力発電所の『巨大人災』にあたって
福島県九条の会は、東日本大震災で犠牲となられた方々に哀悼の意を表するとともに、過酷な境遇におかれている地震や津波、ならびに原発事故の被災者に対して、心からお見舞いを申し上げます。
とりわけ、原発『巨大人災』に関して、県九条の会としては、これを会の設立趣旨外の出来事と傍観者を決め込むわけには参りません。私たちは、日本国民がこれまで経験したことのない原発事故によって、ふるさとの町や村を追われ、日夜放射線による生命と健康の危険に怯えながら、日常的な生活を破壊されて、劣悪な環境のなかで避難生活を送っている人々を、身近に見ています。また、被災地九条の会の少なからぬ構成員が、その当事者になってもいます。私たちは、地元の会として、この悲惨な現実から眼を逸らすことは出来ません。
それだけではありません。日本国憲法九条が依拠する「平和的生存権」=「恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利」の侵害という根本的次元で、戦争の惨禍と原発『巨大人災』とは共通のものがあります。それどころか、「安全神話」を振りまいて原発路線を突っ走った利権絡みの原発利益共同体と、日本を再び「戦争のできる国」にしようとたくらむ改憲推進共同体とは、人的にも思想的にも太い地下茎で繋がっており、同じ土壌に根をおろしているのです。
私たち福島県九条の会は、こうした状況を踏まえ、さしあたり、次のことを求め、その実現のために力を尽くす決意です。
一、県民の生命と生活の危機の回避と、侵害された人権および日常の一刻も早い回復。とくに、こどもなど被曝弱者のいのちと健康を護る施策の早急な実施。
一、東京電力および国による、県民がこうむった被害の迅速かつ全面的な補償。
一、県復興ビジョン検討委員会が提起した「原子力に依存しない、安全・安心で持続的に発展可能な社会づくり」という基本理念の堅持と具体化。
一、原発事故にいたる歴史的経緯の客観的な検証と、その社会的責任の所在の徹底的究明。
福島県九条の会は、九条を護り生かす活動を基本としながらも、右の目標達成のため、志を同じくする県内外の諸団体と連携して、行動したいと思います。県内各地の九条の会も、相互に連絡を密にして、これらを実現するため、創意ある取り組みを組織されるよう期待します。
最後に、被災者のふるさとへの帰還と、被災地九条の会の再建とが一日も早いことを願うものです。
二〇一一年七月一一日
福島県九条の会


●7月26日、生駒・葛城9条の会交流会(大和郡山市民交流館)が開かれました。「9条の会・へぐり」「奈良広陵9条の会」「河合9条の会」「憲法9条の会・王寺」「9条の会・やまと郡山」そして「憲法9条の会・生駒」が出席し(欠席は、三郷9条の会、かんまき9条の会)、それぞれの活動を報告して、交流しました。生駒の活動が学ぶべきことが、たくさんありそうです。
(詳細は、↓↓掲載)


葛城・生駒九条の会交流会報告
             7月26日(火)大和郡山市民交流館

平群:「九条の会・へぐり」
9月25日(日)平群中央公民館  
岩本智之さん講演「今原発は・・・そしてこれから」
     2.第5回「平群平和のための戦争展」  平群町と実行委員会共催
       8月13日(土) 講演 西谷文和氏  映画、コーラスなど
       8月14日(日) 映画「福竜丸」  お話し会  戦争遺品展など

広陵:「奈良広陵9条の会」
     1.「輝け憲法9条」の大看板を町内の幹線道路沿いに4か所、 8万円かけて作る。
     2.第7回まほろば平和音楽祭   王寺、上牧、河合、広陵の9条の会で共催  
各町が後援
       9月3日(土)河合町まほろば大ホール
  
河合:「河合9条の会」
まほろば平和音楽祭への取り組み
 2.11月12日(土)
 講演会  沖縄問題  新崎盛暉さん
 沖縄舞踊  600人規模で  まほろばホール

王寺:「憲法9条の会・王寺」
     1.ニュース  2か月に1度発行
     2.毎月15日 ミニビラ配布と憲法署名を王寺駅で・・・青年が協力申し出の電話あり

郡山:「9条の会・やまと郡山」
      いまのところ、イベントなどの企画はないが、ニュースは発行している。

   生駒:憲法9条の会・生駒


    (欠席) 「三郷9条の会」、「かんまき9条の会」

     次回:9月27日(火)王寺中央公民館

 

 8月6日、生駒駅前で「6・9行動」核廃絶署名を行いました。



・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 

・8月10日(水)生駒市主催の「平和のつどい」10:30~映画 13:30~講演生駒コミュニテイセンター文化ホール。

・8月21日(日)生駒市平和委員会主催の「夏のつどい」 語り継ぐ戦争と平和 1:30~図書会館

・9月3日(土)まほろば平和音楽祭 1:30~河合町まほろばホール(河合、上牧、王寺、広陵の9条の会合同主催)

・9月4日(日)第6回鹿ノ台校区「平和のつどい」1:30~鹿ノ台公民館 300円   

・9月6日(火)生駒駅前で「6・9行動」核廃絶署名を行います。

・9月18日(日)「 Peace Concert in NARA」混成合唱「悪魔の飽食」 1:30~大和郡山城ホール  

・11月19日(土)9条の会・全国交流集会(東京、日本教育会館) みなさん、参加しましょう。



第85回運営委員会  
日時と場所;2011年8月19日(木)9:30~12:00 生駒市中央公民館和室  

 議題;情勢、今後の活動、その他  

当会は運営委員を決めていません。

当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。

お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2011年7月11日号(部内資料)



別紙1

 別紙2


9/4 第6回 鹿ノ台校区「平和のつどい」


8/21 生駒市平和委員会主催「夏のつどい」


原発から自然エネルギーへの転換を!![原発撤退]チラシ
 


9/18 Peace Cocert in NARA チラシ





「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2011年6月6日号(部内資料)

(最近の、普天間、核兵器、安保、改憲など、憲法9条に係わる内外の動きを掲載)


 (期限切り核廃絶の声明採択 非同盟諸国外相会議)  

インドネシアで開かれていた、第16回非同盟諸国外相会議と非同盟運動50周年記念会合は、5月27日、期限を切った核兵器廃絶への取り組みを強化することを明記した声明を採択して閉幕しました。「核兵器の全面廃絶に関する声明」は、「具体的な期限を区切り、世界的な核軍縮と核兵器の全面廃絶を実現するための具体的提案を非同盟諸国が策定する」ことを確認、「核兵器廃絶の方法を明確化するための高官級国際会議の開催のために努力する」としています。

 

(憲法審査会規程を可決)

 参院本会議は5月18日、改憲手続き法にもとづき、改憲原案の審査権限を持つ憲法審査会の規程を、民主、自民、公明、みんな、国民新、たちあがれ、の各党の賛成で可決しました。

 

(改憲条項緩和ねらう動き)

民主、自民などの改憲派議員は、改憲を発議する要件を衆参両院の「3分の2」から「過半数」に緩和し、9条などの改憲のハードルの引き下げをねらう「憲法96条改正原案」への賛同署名集めに乗り出しています。 賛同を求めている96条改憲原案は「日本国憲法の一部を次のように改正する。第96条第一項中『3分の2』を『過半数』に改める」とし、改正理由については「時代に応じた憲法改正の道を広げ・・・・国会が柔軟に憲法改正を提案することができるようにすること」をあげています。 自民党の発起人、下村博文元官房副長官は、「まず96条改正、それから総定数500人の一院制(国会)、そして憲法9条改正、これを果たしていくのが国会の役目だ」と、あけすけに語っています。

 

 (「君が代」条例を大阪府議会が可決 大阪維新の会提案) 

橋本大阪府知事が代表の「大阪維新の会」府議団は5月25日、府下の公立学校で「君が代」斉唱時に教職員に起立を義務付ける条例案を提出、府議会は維新などの賛成多数で6月3日可決しました。「日の丸」「君が代」を義務付ける条例は全国初で、民主、自民、公明、共産などは反対しました。大教組、府高教など教育関係者は「憲法違反」として、府民と共同行動を拡げて、撤回まで断固闘うとしています。

 

 

 5月2日、生駒市コミュニテイーセンターで行われた、憲法九条の会生駒・6周年「平和を考える学習会」の詳細を、次のタイトルから3ページにわたり掲載  ↓↓    


「平和を考える学習会」まとめ                     No.1

1.2011年5月2日 午後1:30~4:30 生駒市コミュニテイセンター 402, 403号室

2.講演 元立命館大学教授 鈴木良先生 60分     

演題「戦争でなく話しあいで」~世界の中の日本~

 

(骨子)

1.東日本大震災と原発事故

(1)原発事故は起こるべくして起こった。米国は原子力潜水艦用の小型炉を開発し世界に輸出。濃縮ウランも買わせる。最初から米国に技術依存している。

(2)原発をめぐる言論統制。

原発複合体(官界、電力会社、ゼネコン、巨大銀行) 原発建設資材メーカー原発は国策となり、安全神話をふりまく。新聞・TVを支配し、原発批判者は降ろされる。不況打開を口実に軍需産業・原発複合体が核兵器生産の道へ

(3)米軍と原発「トモダチ作戦」のねらい  引き波で座礁の危険から原子力空母・原潜を移動。沖縄普天間からも輸送。

 

2.沖縄の現在

(1)第2次大戦後も占領が続く世界で唯一の基地。嘉手納基地の自由使用・米資産買収の名目で3億ドル負担、これが「思いやり予算」の始まり。1978年の日米ガイドライン。自衛隊の増強と出動範囲の拡大。

(2)米軍再編

中東とアジア情勢に対応し、全地球的規模で自衛隊派遣。沖縄米軍の一部をグアム移転、ヘリ部隊はグアムから。昨年12月の新防衛大綱で武器輸出も。日本の動的防衛力。

(3)アメリカ新戦略

中国・北朝鮮情勢の変化に対し、軍備増強へ。日米同盟の堅持。

 

3.むすび 

世界に広がる原発見直し。アセアン・中南米・アフリカなどが地域的平和共同体へ。武力より対話と協力を。朝鮮半島非核化と6カ国協議。日米同盟強化と核抑止力論。大新聞・TVはスポンサーの統制下に。「九条の会」が生まれた意味。

 

 

3. 講演後3つの分散会  約55分

分散会後、まとめの集会で3つの報告を聞く。

「平和を考える学習会」分散会のまとめ          No.2

 

{原発関係}

 ・原発研究者たちは安全神話をふりまいて来たが、いま謝罪もない。どういうことか? 原発を作った日立、東芝に国から補助金が出ている。そういう実態を解明すべきだ。 こういう問題で若い世代に繋がるのは難しい。育った環境の違いか、生徒たちも理解できる、又は受け付けない、と個人により反応はさまざまだ。

 

・福島原発から近くには人が住めなくなるのではないか? 東京電力自身が、事故を起こした発電所を自分で直せないとはどういうことか?

 

・TV, 新聞などのマスコミが、国家統制的な言論規制下にある。大事なことがはぐらかされている。この大震災を機会に、今後どんな国作りへ向かうか、注意すべき大きな問題だ。マスコミ統制は、戦後米軍支配から導入されてきた。いま若い人たちもマスコミの影響を受けて、まともなことが入らない(受け付けない)ようになっている。

 

・チェルノブイリで甲状腺ガンが増えていた。特に幼児に多いのが心配だが、横浜にいる孫が関西に来た。しかし、娘はあまりよく分かっていない。ある原発労働者の告発で、原発の現場で働く労働者には、真実がちゃんと伝えられることなく、危険な状態のまま働かされている実態がある。

 

・今日の話しを聞いて、真実をしっかり直視しなければならない、と思った。埼玉県の息子が戻ってきた。彼ら若い人も、母乳は大丈夫か、ミルクに使う水は?など心配している。情報をしっかりつかまないと、ついつい目の前の現実に慣れっこになってしまう。正しい情報を知ることが大事だ。

 

 ・エネルギー節約の生活は大事だが、電気の生活に慣れきっているせいか、一度便利さに慣れるとなかなか後へ戻りにくい。大学生の息子に節電を言っても入らない。太陽光や風力などの自然エネルギーは、先進国のドイツでもまだ18%でしかない。これが本当に原発に替わり得るものか? 見通しがあまり出てこない。

 

・自分の体験として、戦争は絶対にいやだ。絶対にしてはならない。それから放射能問題は人災であって天災ではない。

 

・TVやマスコミの報道では真実が分かりにくい。他方ではお笑いやバラエテイばかりで、いっそう真実が分かりにくくされている。このままで一体将来はどうなるか、経済的にも不安になる。

 

・ドイツと日本の国づくりの違いに気付かされた。戦後、ドイツではヒトラーへの追及が厳しいが、日本は日米同盟強化へ向かった。福島原発はそのうち爆発するんじゃないか、と不安だ。

 

・街おこしとして、原発を導入すれば国から地方自治体に補助金が来る、という問題は大きい。

 

・情報操作の恐ろしさを感じる。“国難”を盾に“国家緊急法制定”などの動きがある。

 

・チェルノブイリに匹敵する大変な事態であり、どうしてくれるのか?本当のことをはっきり言う専門家が必要だ。

 

・今まで原発の事故など、国や電力会社は事実を公表してきたのだろうか?

 

・福井原発で事故があれば奈良まで100km、琵琶湖の汚染などが出る。福島だけの問題ではなく、日本各地の問題だ。

 

(次へ)

                   No.3

 

・情報も自分で探せばいろいろ出てくる。ブログや一般紙の中にも光る記事はある。

 

・母乳から放射能・・・こうした現実から母親運動が起こったように、女性を中心の運動が必要では。

 

{日米関係}

 

・今日の講演では、日米安保の裏表の姿を話されたと思う。また、在日米軍の抑止力問題は依然として大きい。震災の一方で日米軍事同盟が強化されている。

 

・いま日本は平和に見えるが、これはエセ平和で単に戦争をしていない状態でしかない。沖縄は戦後本土のために切り取られた。米軍が戦争抑止力だという肯定論はいまなお根強い。終戦直後、みんなその日その日を平和に食べられること、これこそ平和だと実感した。ひろしま、長崎、沖縄、これこそが戦後の原点だ。憲法9条は世界の人類に適用されるべきものだが、いまその実効性が問われている。

 

・今日の原発問題、沖縄基地問題、米軍再編と日米安保体制強化の方向とが一体化している、本質的に生活や平和をめぐる国民との矛盾も、ここから生まれていることも明らかになったように思う。

 

 {その他}

 

・自分の戦争体験を子どもたちに伝えている。すばらしい感想も寄せてくれる。しかし、なかなかそういうチャンスは少ない。

 

・いろいろ考えていたことが、今日整理がついた。TVや新聞については、番組・記事でおかしい点は、どんどん言おう、投書しよう。良い番組も評価し、頑張ってる記者を応援しよう。

 

・教職員は多忙。こうした事態を受け、授業の中でどう展開したらいいかも、なかなか話しあえない。若い先生方の組合への結集も弱い。

 

・鈴木先生の「聞き上手になれ」は大切。訪問し、顔つきあわせて話す努力がぬけてはダメだ。

 

・「原爆と原発の違い」、「原発をなくし、見直す」と平和運動のすすめ方、又、世界各地での反米運動とアメリカの世界戦略、それを受けての日本の政府と財界の動き、どうしたら日米安保を廃棄できるか、「九条の会の輪を広げる課題」、これからも集まったらお互いにおシャベリをする、よく相手の話しを聞き、統一の輪を大きくする、などです。これからも情勢に見合った幅広い分野での取り組みを進めたいものです。

 

 

4. その他。 参加者数 約60名

収入  資料代カンパ 36,300円      

支出 会場費6,400円 茶菓子2,816円 講師謝礼10,000円 合計19,216円      

差額 +17,084円(九条の会会計へ)     他に大震災救援金 4,100円

 

 

 

 

 

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 

・6月6日(月)11~12時 核廃絶署名行動 生駒駅改札前

・6月12日(日)「生駒南第二小学校区・九条の会」創立集会。1:30~萩の台ローレルコート集会場。500円
   生駒コーラス「樫」、今正秀先生の講演、劇団シアター生駒の演劇、と内容豊富です。


・6月15日(水)県下「九条の会」交流集会についての代表者会議 19:00 橿原市

・6月24日(金)国民平和大行進(生駒)17:00~生駒市役所スタート


・6月26日(日)生駒市母親大会10:00~16:00 生駒市コミュニテイセンター              

 

 

 

第83回運営委員会  

日時と場所;2011年6月17日(金)9:30~12:00 生駒市中央公民館和室C   

議題;情勢、今後の活動、その他  

当会は運営委員を決めていません。

当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。 

 お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。

 

 

 

 






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2011年5月9日号(部内資料)

(最近の、普天間、核兵器、安保、改憲など、憲法9条に係わる内外の動きを掲載)


 

(改憲派議員が大会) 民主、自民、公明、みんな、国民新、たちあがれ日本などの改憲派議員で作る「新憲法制定議員同盟」(会長・中曽根元首相)が、4月28日国会内で「新しい憲法を制定する推進大会」を開きました。自民党の大島副総裁は「今年は憲法改正に全力をあげる。改正試案の詰めの作業を進めている。」「衆参で憲法審査会をしっかり設置する。」などと決意を表明。また鳩山前首相が議員同盟顧問に復帰しました。まず国会の3分の2以上の賛成を必要とする改憲発議要件を、2分の1へ緩めるための憲法96条改正をめざす議運を5月中に立ち上げる予定。マスコミが大震災報道一色の裏で、着々と改憲への準備が進んでいます。

 

 (国内最大2万2千人が原告となって、第3次嘉手納基地爆音差し止め訴訟) 午後7時から午前7時までの、一切の航空機の離発着禁止を求めて、この4月28日に3度目の提訴が那覇地裁沖縄支部で行われました。第1次は1982年提訴。その1994年の判決は、米軍基地では初めて爆音が受忍限度を超える違法な侵害行為と認定、 2009年の第2次判決では、国に騒音改善の政治的責任があると明確に指摘。にもかかわらず、日米両政府は違法状態を放置し続けているのです。

 

 

 憲法九条の会生駒・6周年「平和を考える学習会」に約60名が参加、活発な討論が行われました。  

  5月2日午後1:30より、生駒市コミュニテイーセンターで、講師に元立命館大学教授 鈴木良先生を招き、「戦争ではなく話しあいで」と題して、約60分の講演を聞きました。東日本大震災と原発事故に関連して、原発は最初からアメリカに技術依存しているが、日本の原発複合体(官界、電力会社、ゼネコン、巨大銀行)を中心に、原発は国策となって導入され、政府も電力会社も安全神話をふりまいてきた。新聞・TVを支配し、原発批判者は番組から降ろされた。真実が国民に知らされない情報統制がある。これは憲法の問題。また被災地での「トモダチ作戦」で在日米軍のイメージアップ。あと沖縄の実態、米軍再編の内容などにふれて、最後に、原発見直しが世界中に広がりつつあること、アセアン・中南米・アフリカなどで、地域的平和共同体への動きが進んでいること、などに注目して、講演を締めくくられました。休憩のあと、3つの分散会に分かれて、意見や質問が活発に出されました(詳細は次号)。資料代カンパに36,300円、大震災救援金に4,100円が寄せられました。

 

 俵口小校区・憲法九条の会主催「第7回平和を考えるつどい・平和の作品展」

4月10日から23日まで開かれ、160名が来場されました。

 

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 

・5月22日(日)奈良県母親大会 9:30~16:00 天理市立中央公民館、天理市民会館。協力券1000円   
 和太鼓、弦楽4重奏。講演2つ;ちひろ美術館松本猛さん「21世紀輝け子どもたち、生かそう憲法」及び    
 大阪府大名誉教授溝川悠介さん「いま福島原発で何が起こっているのか」

・5月24日(火)北西和九条の会交流会 10:00~12:00 河合町まほろばホール

・6月12日(日)1:30より「生駒南第二小学校区・九条の会」創立集会。500円 
   生駒コーラス「樫」、今正秀先生の講演、劇団シアター生駒の演劇、と内容豊富です。

・6月26日(日)生駒市母親大会 10:00~16:00 生駒市コミュニテイセンター 

 

 

 

             第82回運営委員会 

 日時と場所;2011年5月13日(金)9:30~12:00 生駒市中央公民館和室C   

議題;情勢、今後の活動、その他  

当会は運営委員を決めていません。

当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。  

お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。

 






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2011年4月6日号(部内資料)


このたびの東日本大震災で、亡くなられた方々に心からの哀悼の意を表し、被災されたみなさんに心からのお見舞いを申し上げます。 

 

また、長年にわたり、憲法9条を守り、核兵器廃絶のために粘り強い運動を続けてこられた、日本平和委員会理事、奈良県平和委員会常任理事(事務局長)、生駒市平和委員会事務局長、さらに「憲法9条の会・生駒」呼びかけ人の1人である真鍋洋子さん(享年61歳)が3月13日、脳出血のため急逝されました。心からご冥福をお祈り申し上げます。

 

(民主党政権下の教科書検定) 3月30日、文科省は2012年から使われる中学と高校の教科書検定結果を発表しました。合格した中に、「新しい歴史教科書を作る会」(藤岡信勝会長)の自由社の本と、同会から分裂した「日本教育再生機構」(八木秀次理事長)の育鵬社(扶桑社の子会社)の本があります。いずれも「この戦争は自存自衛のための戦争」、「戦争初期のわが国の勝利は、アジアの人々に独立への希望を与えた」などと記述しています。

 

 (大震災なのに、米軍へ思いやり) 3月31日、5年間で1兆円もの税金を米軍につぎ込む「思いやり予算特別協定」(1月21日、日米両国が署名)が、急きょ衆参本会議で可決・承認されました。戦後最大の国難といわれる、東日本大震災の被害者が未曾有の被害に苦しみ、これから救援や復旧・復興、また賠償に極めて多額の予算が必要になるときです。 この特別協定が始まった1987年には、当時の政府は「暫定的、特例的、限定的な措置で5年間に限ったものだ」と説明していました。また、日米地位協定24条は、在日米軍駐留経費は米国が負担する、と定めているのです。にもかかわらず、なぜこうまでしてアメリカいいなりなのか?

 

(憲法9条と原発問題) この2つは、もともと次元の異なる問題です。しかし、次のことは押さえておきたい。原子爆弾と原子力発電は、コインの表裏の関係にあります。広島に落とされたウラン原爆の核分裂反応と、福島原発で行われてきたウラン核分裂反応とは全く同じものです。反応を急速に一度に起こせば原爆で、大量の熱と放射能が一度に発散されるが、いっぽう制御棒(反応にブレーキをかけるもの)をウラン棒の間に挟んで、ゆっくり時間をかけて反応させ、ゆっくり熱を取り出すのが原子力発電です。もちろん、放射能を多量に含む放射性廃棄物が次々と生じます。これが、周囲の水、土壌、空気を汚染しています。 この原発の技術は、いつでも原爆製造に転化しうるもので、そのためアメリカはイランを警戒しています。日本でも、北朝鮮などを理由に核武装論者は根強く活動しています。憲法9条は、その盾となっています。


・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 

・ 4月10~23日
第7回俵口小校区九条の会「平和のつどい・作品展」
(ギャラリー&カフェE.R.I+Y)

 


・ 5月2日(月)「九条の会生駒・憲法学習会」

 

・5月24日(火)北西和九条の会交流会 10:00~12:00河合町まほろばホール(予定)

・6月12日(日)「生駒南第二小学校区・九条の会」創立集会(萩の台ローレルコートコミュニテイホール)            

 

 

第81回運営委員会  
日時と場所;2011年4月15日(金)9:30~12:00 生駒市中央公民館和室C   
議題;情勢、今後の活動、その他  当会は運営委員を決めていません。
当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。  
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。




・5月21日(土) 齋藤清バイオリンリサイタル 午後3時開演、 ISTAはばたき小ホール

 




「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2011年3月9日号(部内資料)

最近の、普天間、核兵器、安保、改憲など、憲法九条に係わる内外の動きを掲載)

(国際署名の終了)   
2011年2月14日をもちまして、「核兵器のない世界を」国際署名は終了させていただきました。
 署名総数は、10964筆となり、すべて日本原水協に届けました。皆様から、多大なご署名や募金のご協力を賜り、深く感謝申しあげます。  

 なお、署名センター及び新国際署名につきましては、改めてセンターの会議を持ち、決めていくとになりました。
また、お知らせしますので、よろしくお願いします。                     
              「核兵器のない世界を」国際署名センター 事務局

 

 (新「国際署名」を開始、国連事務総長も賛同)  
 「すべての国の政府に、すみやかに核兵器禁止交渉を開始するよう求めます。」という、新しい国際署名が2月15日、広島、長崎、東京の3都市で発表されました。

新署名は、日本原水協が呼びかけたもので、国連の潘基文事務総長や広島、長崎両市長をはじめ、沢田研二、瀬戸内寂聴、張本勲、益川敏英、吉永小百合など、幅広い人々が賛同を寄せています。

生駒市では、平和委員会・新婦人・革新懇などが、取り組みを始めています。

毎月、6日か9日に生駒駅前で署名行動を行っています。

署名は、毎年秋の国連総会へ提出します。  

  日本原水協の安井事務局長は、広島での発表集会で、核兵器廃絶へ向けて、世界の平和運動が新しい次のステップに立ち上がる。

そのイニシアチブは被爆国の日本から、被爆者とともに発揮すべきだ。キーワードは「地域ぐるみ」の運動だと強調。日本政府は、唯一の被爆国としてその先頭に立つことを求めました。

 

 (3・1ビキニデーと第五福竜丸元乗組員の大石又七さん)    
犠牲者を追悼し、核兵器廃絶を誓う「3・1ビキニデー」の諸集会が静岡市内、焼津市内で行われました。  

 静岡市内の国際交流集会に160人、全体集会と7つの分科会に1000人、焼津市内の集会には1600人が参加、新国際署名とりくみのアピールを採択しました。  

 いっぽう、第五福竜丸元乗組員の大石又七さんは、学校を回り、ビキニ事件のことを証言してきました。

57年前、マグロ漁船の第五福竜丸は、中部太平洋のビキニ環礁でアメリカが行った水爆実験に遭遇しました。空いっぱいの光、しばらくして海の底から突き上げるような地鳴り。入道雲のような巨大な雲が自分たちに向かって急速に覆いかぶさって・・・。

初めは「なんだろう、と自然災害を想像した。甲板上には「足跡」が残るくらいに大量に降り注ぐ白い粉。乗組員23名のうち、これまでに14名が亡くなっている。

「私も、今も病気を引きずっています。1日三十数種類の薬を飲んで命をつないでいる。」

大石さんはこの1月に喜寿を迎え「余命はそうない。命ある限りは子どもたちに伝えていきたい。」        

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

3月6日「春をよぶ平和のつどい、大工哲弘三線島唄」は300人近くの人が集い、大成功しました。

 

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 

 

・4月6日(水)11:00~12:00、生駒駅前宣伝行動=新署名「核兵器全面禁止のアピール」を行います。

・4月10~23日、俵口小校区「平和のつどい」

・5月2日(月)「九条の会生駒・憲法学習会」

・6月12日(日)「生駒南第二小学校区・九条の会」創立集会
           (萩の台ローレルコートコミュニテイホール)            

 

第80回運営委員会  日時と場所;2011年3月18日(金)12:30~14:30 
生駒市中央公民館和室C   議題;情勢、今後の活動、その他  
当会は運営委員を決めていません。
当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。  
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2011年2月9日号(部内資料)

(最近の、普天間、核兵器、安保、改憲など、憲法九条に係わる内外の動きを掲載)


 

(日韓軍事協力)

政府は、北朝鮮や中国の動向を口実に、昨年12月に閣議決定した「新防衛大綱」で動的軍事力構築を前面に出しましたが、韓国を訪問した北沢防衛相は、自衛隊と韓国軍が、軍事物資や役務を融通しあう、物品役務相互提供協定(ACSA)と、提供し合った秘密軍事情報を保護する協定(GSOMIA)を締結しようとしています。昨年12月に、マレン米統合参謀本部長は、東北アジアの事態には「日米韓で対応することが重要」と北沢防衛相にのべ、日米韓の軍事一体化を一層強化する方向を示しました。

 

 (ゲーツ来日)  

1月中旬、ゲーツ米国防長官が来日し、首相・外相・防衛相と相次いで会談し、軍事同盟強化を加速させています。ゲーツ長官は、嘉手納基地の訓練の一部を日本側の負担でグアムに移転することは、普天間基地の辺野古移設が前提条件だ、と居丈高に迫り、いっぽう首相は、普天間の国外撤去という沖縄県民の意思を伝えもせず、日米同盟をより深化させる方向で、普天間の県内移設という日米合意の実行、武器輸出三原則の見直しまで話し合われました。軍事同盟がすっかり時代遅れになった世界の流れなど、まったく眼中にない、平和憲法無視の路線です。

 

(日ノ丸・君が代強制の都通達、東京高裁が「合憲」判決)    

入学式等で「日ノ丸・君が代」を強制する東京都教育委員会の命令は憲法違反として、都立高校の教員ら約400人が、通達に従う義務はないことの確認を求めた訴訟の、控訴審判決が東京高裁であり、都筑裁判長は、義務がないと認めた一審東京地裁判決を取り消し、通達は「憲法に違反するとはいえない」として、教員らの請求を退けました。判決は、国旗国歌法と学習指導要領の趣旨にかない、全国的にも広く実施されているとして、「思想・良心の自由の侵害を認めることはできない」としています。原告と弁護団は思想、良心、教育の自由を侵害する不当判決だとして上告する声明を発表しました。

 

(沖縄防衛局、名護市に圧力)    

1月28日、沖縄防衛局は普天間の移設先とされる辺野古周辺海域の環境現況評価を、名護市が昨年11月30日に不許可としたことについて、その取り消しを求めて行政不服審査の異議申し立てを、名護市長および名護市教育委員会教育長に対して行いました。さらに、辺野古漁港を使用する調査については同日、漁港魚場整備法に基づいて鹿野農相に異議を申し立てました。防衛省は最近、名護市に対する米軍再編交付金の支払い停止を表明するなど、名護市への露骨な攻撃を強めています。



・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 

 

2月10日(木) 建国記念の日に反対する県民集会 午後6:30~奈良県教育会館
    『日露戦争からの100年を考える』原田敬一仏教大教授
2月26日(土)生駒南第2小校区・九条の会準備会 

2月27日~3月1日 ビキニデー集会と会議(焼津市)

3月6日(日)春を呼ぶ平和の集い 午後1:30~セイセイビル(コミセン文化ホール) 
    沖縄県無形文化財保持者;大工哲弘さんの三線・島唄ライブ、

    普天間のお母さん「芳沢さんのお話し」

 

3月9日(水)核廃絶・普天間無条件撤去を求める宣伝署名行動 

    午前11:00~12:00生駒駅前

  

  

第79回運営委員会

2011年2月18日(金)12:30~14:30 生駒市中央公民館和室C

 議題;情勢、今後の活動、その他

  当会は運営委員を決めていません。

当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。

お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2011年1月4日号(部内資料)


・11月20日、
生駒台小・俵口小校区「平和のつどい」が開催されました。(以下詳細)

「平和のつどい」         

 

生駒台校区平和と憲法を考える会・俵口校区憲法九条の会共催
生駒市教育委員会後援

 

2010.11.20俵口自治会館  参加者約60名  

 

■講演「お釈迦さまの教えと平和憲法」  藤本信隆さん 

 

 「念仏者九条の会奈良」代表

浄土真宗本願寺派 西教寺住職                               

 大阪八尾の出身。1945年6月、沖縄が死闘下にあった頃生まれた。

親たちは艦載機からの機銃掃射の中を逃げ回ったらしい。

 

当時は仏教者でも戦地に行かされ、仏の教えに背いて敵と戦わなければ ならなかった。自分は憲法九条のおかげで、人の命を無理やり奪わねばならないような体験がないことをありがたいことだと思う。

 

平和ボケなどと言われるが、体験していない喜びを次の世代に伝えていく責任があると思っている。

 

僧にはたくさんの戒律があるが、在家の人には五戒というものがある。国がこのうちの三つ(殺生をしない、盗みをしない、嘘を言わない)を犯すとき、大きな暴力となり、戦争につながっていく。

 

明治憲法にも宗教の自由があったが、当時の宗教は限られたもので、新興宗教は宗教と認められていなかったし、神道は宗教の上をいくものとして、キリスト教者を含めすべての宗教者は、神社を崇拝することを義務づけられていた。

 

その反省から、今の憲法では「第19条 思想・良心の自由」「第20条 信教の自由」「第21条 集会・結社・表現の自由、通信の秘密」が明記されている。憲法九条とともに、心の自由も守られなければならない。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

初めて、仏教者の話を聞けたことがよかったです。地域宣伝とともに宗教者を戸別に訪問して案内をしたのも初めての試みでよかったと思っています。

 

 いつもの講演とは趣が違い、戒律を中心に話されました。人としてどう生きるのか、そのことと戦争反対、平和を守ることがどうつながるのかを考えさせられました。


■演劇 シアター生駒でまえ公演 「あれから60年~西瓜と風鈴」

 

遠い昔、戦地で死んだ戦友がいつも持っていた一枚の写真。

 

その写真の女性にいつしか恋心を抱くようになっていた一人の男。
戦争が終わり、女性を訪ねるが、その女性も亡くなっていた。

 

  男は正体を隠したまま、60年間、毎年お盆になると大きな西瓜を
下げて、風鈴で飾られた女性の家にお参りに行った、一度も欠かさず。                             

 

60年目の夏、いつものようにお参りをすませると、男はそっと手紙を
置いて静かに帰って行った。そこに書かれていたものは…。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


   「公演」はとても好評でした。特にしみじみとした中での静かな戦争反対の思いがとても好評だったように思います。改めて「演劇が人の心に響く力」を感じています。

 


  舞台と観客席が近く、演じる者と観客の一体感があったように思います。若い人も参加され、会場では笑い声やすすり泣く声が聞かれました。                     

 

                                    俵口校区憲法九条の会
   
   <合同で取り組んで>
・内容的に思いが同じで、新たな取り組みが出来た。

 

・準備を合同ですることで、それぞれの得意を生かした取り組みが出来た。

 

・財政的にも負担を軽くすることが出来た。

 

<参加者の声から>
たくさんの方の努力で「つどい」が持たれているのがよくわかります。ありがとうございました。

 

演劇は狭い中で、とてもよくできていました。靜かな中で反戦の思いがよく出ていました。

 

仏の教えと戦争は相容れないものだと言う事がよくわかった。地域で宗教者の方とのつながりを持てたのはよかった。また、生駒に深い関わりのある行基さんの話なども聞きたい。

 


会があることは一つの支えです。これからも頑張って下さい。

 

すぐ目の前で演じる役者の細かいしぐさ、芝居の内容と共にしみじみと感動した、周りでは嗚咽の声も聞こえていた。

 

若い人の参加をどうすればよいもんかな。

 

             生駒台校区平和や憲法を考える会ニュース(No43)より

 

 

 

 

第五回鹿ノ台平和のつどい

憲法九条の会・鹿ノ台校区主催
生駒市・生駒市教育委員会後援
コーラス・高遠菜穂子講演会 165名参加   
9月26日(日)鹿ノ台校区公民館で開催、満席近い盛況でした。 
 
女性コーラス  コール・メープル

・今年で4度目の出演。毎年聞いていますがコーラスの声の質が良くなってきましたね。
平和にちなんだ「夕やけ」こころを打ちました。

・オープニング・コーラスがある「平和のつどい」  親しみと和らぎ・・・ 校区の催しらしくていいね。

高遠さんは、イスラム社会で宗派や民族の違いを超えて共存していたイラクが、イラク戦争のため、アメリカやアルカイダなどの介入で、宗教対立が引き起こされた状況や、米兵に惨殺された人びと、化学兵器の影響で障害を持って生まれた赤ちゃんなどを映像で紹介し、「この映像を託したイラクの人たちを思うと目をそむけられない。それを伝えるのが私の役割です」と話しました。高遠さんは困難な中で医療や教育面でイラクへの支援を継続しており、国境を越えて支援できることも訴えました。

 

 「イラクの子どもたちを支援する」カンパが4万2000円、寄せられました。

 「イラク戦争の検証を求めるキャンペーン」に、37名     賛同署名しました。

 

校区で五年間、憲法九条を守る活動を継続し、幅広い人たちと絆をつないできました。

今回の講演会では丁寧に資料を作り、案内チラシを配布、チケットを販売しました。

 

生駒市の後援で、自治会掲示板、商店街にもポスターが配られ、高遠さんの知名度の高さが成功をあとおししました。

 

「よく鹿ノ台まで高遠さん来て下さいますね」という期待感が広がり、今までにない盛り上がりができ、校区での平和を願う輪が広がりました。

 

憲法九条の会・生駒、生駒市平和委員会の皆さんのご協力に感謝します。

 

財政面でもチケット購入だけでなく、講演会への寄付も寄せられ、高遠さんのイラク支援のカンパも寄せられ黒字になったこと、喜ばしいことです。   

 

                     憲法九条の会・鹿ノ台校区ニュース(No62)他より




・「6・9行動」(生駒駅改札前)に、10月6日12名、11月9日10名、12月6日11名参加しました。
「核兵器廃絶・普天間基地の無条件撤去など」の署名が寄せられました。
(↓)

2010年の核兵器廃絶の取組みについて
 5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議を節目に、核兵器廃絶を目指す草の根の取り組み組みが進みました。生駒では1万筆を越える署名「すべての国の政府に、核兵器禁止・廃絶条約の交渉を開始し、締結することを求める」を集めて国連に届け、ニューヨーク行動には2名の市民が参加しました。

 再検討会議では開会冒頭、議長が「署名にこめられた市民社会の願いに応えるよう」呼びかけ、圧倒的多数の政府がこの目標を目指して行動しました。第一委員会(軍縮担当)からは「核兵器廃絶のためのロードマップ(工程表)」が提案されました。
最終文書では、工程表は一部の核保有国の反対で盛られませんでしたが、すべての国が「核兵器のない世界」を達成するための政策を追求すること、又、核保有国は核軍縮につながる具体的進展について、2014年の再検討会議準備委員会に進展状況を報告、2015年の再検討会議で続く措置を検討することとしました。

第65回国連総会(会期は9月14日から1年間)は、12月8日、核兵器廃絶に係わるいくつかの決議を圧倒的多数で採択しましたが、その中で、「核兵器禁止条約の交渉開始を求める」いくつかの決議のすべてに米・仏・英・イスラエルが反対、日本政府は、賛成していない核保有国があることを理由に棄権しました。

今、核兵器禁止・廃絶条約の交渉を始めることが、
「核兵器のない世界」を創るための焦点になっています。

核抑止力論を廃し、アメリカの「核の傘」と決別できる日本政府の樹立が求められます。


・11月27日、第二回安保学習会、12月4日、第三回安保学習会が開催されました。
安保連続学習会(全3回)には、延べ119名が参加しました。


・11月28日、ピースウォークが柳本飛行場跡(東半部)で開催され、22名参加しました。
柳本飛行場は太平洋戦争末期、本土決戦時に特攻隊基地として建設されました。

・12月8日、生駒駅改札前で、生駒市母親大会実行委員会の呼びかけによる恒例の「赤紙」配りが25名(うたごえ含む)の参加で取り組まれました。

・12月17日、第4次防衛大綱が発表されました。
(↓)

第4次防衛大綱について

昨年12月17日、第4次防衛大綱(平成23年度以降に係わる防衛計画の大綱)が閣議決定され、今後10年間の軍事方針を決めました。

大綱は、「大規模着上陸侵攻等のわが国の存立を脅かすような本格的な侵略事態が生起する可能性は低い」としながら、「米国が世界の平和と安全のために最も大きな役割を果たしている」という認識のもとに、これまでの抑止効果を重視した「基盤的防衛力構想」から、より実効的でグローバルな活動を「能動的に行える動的なもの」に変えるとしています。
その内容は、米国が、昨年2月公表した「QDR(4年ごとの国防計画の見直し)」と、8月公表した「中国に対する軍事・安全保障の動向」に呼応し、米空母攻撃軍(横須賀基地)が空軍の支援の下で中国近海に接近する時、これを支援・参加するための装備強化と体制を整備するものです。

具体的には昨年まで強化してきた「ソ連(1991年12月崩壊)の上陸侵攻???」に備える戦車部隊などを縮小し、沖縄・南西諸島などに重点を移し、島嶼防衛を口実に迅速かつシームレスな対応をするとしています。「シームレスな対応」とは、空海軍との連携による陸上自衛隊の海兵隊化であり、米軍の空海戦闘構想(前記QDRより)で侵略侵攻の先頭に立つ米海兵遠征打撃軍(岩国・佐世保・沖縄の基地群)との一体化です。
又、生産・技術基盤の強化や、国際共同開発・生産に参加するとして、軍産国家(複合体)への道を開いています。

大綱は、日本国憲法に反し、自衛隊の対米属軍化・侵略軍化を進め、他国に脅威を与えるものです。「戦争のない世界」を願う人びとに敵対する方針であり、長続きするものではありません。

武力では紛争を解決できず、平和な世界を築くことは出来ません。
憲法九条の立場にたった平和的な内外政を実行できる政府の樹立が求められます。





・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 



・1月10日(成人の日)、生駒駅前で「核兵器廃絶・普天間基地の無条件撤去」を求める
11:00~12:00        
宣伝署名活動を行います。どなたでも参加できます。

・1月18日(火)、
県「九条の会」事務局長会議。橿原文化会館。19:00~21:00。
参加希望の方は、事務局までご連絡ください。

・1月25日(火)、
北西和「九条の会」交流会。平群中央公民館。10:00~12:00.              
参加希望の方は、事務局までご連絡ください。

・2月8日(火)、「春を呼ぶ平和のつどい」プレ企画 13:30~
場所:生駒市図書会館大会議室(3階) 参加費:200円
「最新の沖縄情報」&「沖縄三線の調べ」を楽しむつどい。

・3月6日(日)     
春を呼ぶ平和のつどい 響け沖縄の心
大工哲弘さんの三線・島歌ライブ
主催:生駒市平和委員会 
後援:生駒市・生駒市教育委員会・読売新聞社・朝日新聞社
会場 生駒市コミュニティ-センタ- 文化ホ-ル 
13:00開場 13:30開会  参加費 1000円(予定)



第78回運営委員会 
2011年1月14日(金)  12:30~  中央公民館
当会は運営委員を決めていません。
当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2010年11月13日号(部内資料)

・高遠菜穂子さん講演会(憲法九条の会・鹿ノ台校区 第五回平和のつどい)に、165名参加。

DVDをご覧になりたい方は、事務局までご連絡下さい。

 

・「6・9行動」(生駒駅改札前)に、10月6日12名、11月9日10名参加。「核兵器廃絶・普天間基地の無条件撤去など」の署名が寄せられました。

 

・10月10日、第一回安保学習会(新婦人の会・革新懇・平和委員会共催)に、42名参加。安保とはなにか、条文を含め近現代史の視点で解説されました。

 

 

改憲の動き  10月19日、民主・自民両党は憲法審査会規定を今国会で成立することに合意しました。この動きを受け民主・自民・公明などの改憲派議員で作る「新憲法制定議員同盟」は近々会合を開き気勢をあげる予定です。

 

9条破壊の動き 民主・自民・公明などの安保関係議員で作る「新世紀の安全保障体制を確立する若手議員の会(2001年結成)」は、10月8日活動を再開、「日米同盟の深化(自衛隊海外派遣の要件を定める恒久法や、集団的自衛権行使など)」を具体的に進めようとしています。

 

自衛隊・戦後初の恒久海外基地建設へ 自衛隊は「海賊対処」を理由にジプチの米軍基地を借り、対潜哨戒機や護衛艦が活動しています。これについてアーミテージ元米国務副長官は9月、日本記者クラブでの講演で、「この協力体制は憲法9条をはずした状態」と賞賛しています。政府は11月2日「新活動拠点」という名目で、米軍基地の傍に、航空機3機を駐機できる12haの軍事基地を、2011年3月までに建設すると閣議決定しました。

 

 



・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 

平和のつどい(生駒台小・俵口小校区)

日時 11月20日(土)13:00開場 13:30開会 15:40終了予定

場所 俵口集会所

演劇 あれから60年・西瓜と風鈴 シアター生駒でまえ公演

講演 講師 藤本伸隆さん(西教寺住職) お話 お釈迦さまの教えと平和憲法。   

 

11月27日(土)、 第二回安保学習会 そもそも憲法とはなにか、日本国憲法のすぐれた点、9条、25条など・・・ 

 

11月28日(日)、 ピースウォーク 柳本飛行場跡を歩く
ガイド 吉川先生(歴史教育者協議会会員) 

 

 11月30日(火)、 北西和「九条の会」交流会が開催。 

 

12月4日(土)、 第三回安保学習会 暮らし・経済をとうするのか・・討論時間も十分とって、展望をみんなで考えましょう!


ところ:生駒市図書館 実習室 1時半~4時
主 催:新婦人の会生駒支部 生駒革新懇、生駒市平和委員会
連絡先:崎本(0743-79-1053) 溝川(0743-79-1496) 真鍋(090-4900-1419) 
講 師:中田 進さん 参加費500円(学生無料) 

 ■プロフィール
なかた・すすむ
1937年、京都に生まれる。関西勤労者教育協会講師。京都府立大学卒業後、大阪の中学校教諭を経て、勤労者教育に専念。労働学校、労働組合、民主団体、青年女性団体、公民館、高等学校、各種団体で講演、 政治経済情勢、哲学、「暮らしと経済」「二一世紀どう生きる」「学ぶこと、生きること」「働くこと、生きること」「自分らしく輝いて」「学ぶことは生きる道しるべ」 などをテーマに、分かりやすく語りかける。

主な著書「働くこと生きること」(学習の友社)。「自分らしさの発見」(新日本出版)。 「人間らしく自分らしく」(学習の友社)

  

 2011年 カレンダーの紹介・斡旋 

 
①いわさきちひろカレンダー


核兵器のない世界を

申し込みは、 12月15日締め切り、 
生駒市平和委員会事務局
(真鍋090-4900-1419)まで
価格は、1300円(定価は1470円)です。
収益は、奈良県原水協と生駒市署名センターの運営費になります。

 

②憲法9 条カレンダー

申し込みは、 12月15日締切、事務局まで。 

価格は、20部以上纏った場合は800円、20部未満の場合は1000円です。

 

 

   

第77回運営委員会

2010年11月26日(金)  12:30~     中央公民館研修室1

当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。

お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。 






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2010年9月22日号(部内資料)

(最近の、普天間、核兵器、安保、改憲など、憲法9条に係わる内外の動きを掲載)


(安保防衛懇)8月27日、政府の「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」(安保防衛懇)が、新防衛計画の大綱の年内策定に向けた報告書を菅首相に提出しました。内容は、憲法が禁じる集団的自衛権の行使を求め、武器輸出三原則・非核三原則・PKO参加五原則の武器使用基準の見直しを主張し、日米軍事同盟と核抑止力へのさらなる依存、自衛隊の海外派兵拡大と質的転換のため、憲法上の“歯止め”を全面的に取り払う方向性を示しています。

 

(VとIの両論併記)8月31日、政府は、普天間基地の移転先として、名護市辺野古沿岸部に建設する新基地に関する日米専門家会合の報告書を発表しました。内容は、滑走路がV字型2本設置の「現行案」と、I字型の1本案の両論を併記、前者では160haが埋め立てられ、「東側の海岸は消滅し、いくつかの動植物の生息環境が失われる」とし、後者でも120haが埋め立てられ「動植物生息地への影響は未詳」としています。稲嶺市長は、VでもIでも辺野古に基地はいらない、としています。

 

(米軍イラク撤退?)8月31日、オバマ米大統領が「イラクでの戦闘任務終結」と「今後米軍をアフガニスタンでの戦争に集中」と表明しました。しかし、イラクにはまだ5万人の米軍と数万人の民間軍事会社の要員が残っていること、今後在日米軍や自衛隊がアフガニスタンにどのように係わっていくのか、を注視する必要があります。

 

(米兵わいせつ事件)9月1日、米海兵隊員が8月に那覇市内で起こしたわいせつ事件について、沖縄県議会は全会一致で、米への抗議決議、首相や関係大臣への意見書を可決しました。米兵による犯罪は、復帰から昨年末までで5634件に及びます。決議・意見書は、「事件の続発に対し、激しい憤りを禁じ得ない」としたうえで、被害者への謝罪と完全な補償、日米地位協定の抜本的見直しと基地の整理・縮小を求めています。

 

(岩国に米軍住宅建設)9月3日、政府は、山口県岩国市の愛宕山に米軍住宅の建設を決定し、山口県と岩国市に伝達しました。愛宕山はまったく米軍岩国基地の外にあり、もともと「愛宕山新住宅市街地開発事業」の工事で削られていて、現在約60haの平地です。削られた土砂は、岩国基地の滑走路「沖合移設」に使われました。その後、県は赤字を理由にこの市街地開発事業を中止し、政府は今年度予算に、この跡地買い取り予算を計上、今回米軍のための住宅建設を決定しました。

 

座り込みに参加している井原前岩国市長は「米軍住宅建設は、県や市が米軍基地の拡張・強化に加担することだ。いったん建設されると、そこは治外法権となり、市民の手が及ばなくなる。我々は決して跡地を売らせない。絶対に米軍施設を作らせない。」と決意表明。

 

(米軍家族向け小学校建設)9月3日、米軍池子住宅地区(神奈川県逗子市と横浜市)に、米軍家族向けの小学校を建設するため、建設予定地に掘削機械が搬入されました。工事は、高さ3m、長さ238mの柵、ネットフェンスなどを設置するもので、「小学校の建設は、永久に米軍基地を存続させるもの」として、米軍住宅ゲート前で抗議行動が行われました。

 

(原潜が横須賀入港)9月3日、バージニア級攻撃型原子力潜水艦「ハワイ」が、横須賀基地に入港しました。これは米海軍最新鋭の攻撃型で、巡航ミサイル・トマホークを搭載、海軍特殊部隊を上陸させる任務も担い、日本入港は初めて。米海軍横須賀基地の強化を如実に示すもので、核兵器搭載の疑いもあり、今後数カ月は西太平洋に展開する、と米海軍は説明しています。

 

(辺野古に新構造物)9月8日、米海兵隊が、名護市辺野古のキャンプ・シュワブと隣接する辺野古漁港の浜の境界線の有刺鉄線を撤去し、新たな構造物の設置を計画していることが判明しました。これは数年前から計画され、来年の早い時期に着工予定、日本政府と調整してきたと言います。現在の有刺鉄線には、基地に反対する住民、本土、海外からのリボンやメッセージが書き込まれた布などが結ばれています。これを撤去し、新構造物を設置することは、テント村座り込みなどの住民運動を敵視し、あくまで基地建設強行の意図を示すものです。

 

(危険なオスプレイ配備)9月9日、米国防総省は、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを日本の基地に配備する、と発表しました。この輸送機は、両翼のローター(回転翼)の向きを変えることで、ヘリコプターのように垂直離着陸ができ、また普通の固定翼のように水平飛行もできるが、複雑・不安定な構造のため、過去10年で大きな墜落事故4件、死者30人を出しています。別名「未亡人製造機」。


(民主党版防衛白書)9月10日の閣議で、民主党政権で初めての2010年度版「防衛白書」が了承されました。白書は、海兵隊を含む在日米軍駐留の“意義”を強調、普天間の辺野古移設は沖縄県民の負担軽減のため、とこれを正当化、また前政権によるインド洋・イラクへの自衛隊派遣を批判していたにもかかわらず、白書はいずれもこれらを肯定的に評価、さらに「普天間のヘリ部隊を国外・県外に移転すれば、海兵隊のもつ機能を損なう懸念がある」として、「国外・県外移設」を全面否定しました。


(名護市議選、移設反対派圧勝)9月12日投開票の名護市議選で、稲嶺市長を支持する「辺野古移設反対派」議員が過半数を占め圧勝しました。定数27に対し、辺野古移設反対派は選挙前12名だったのが選挙で16名に増加し、今年1月の市長選に続いて、名護市民は基地反対の堅い意思を示しました。ところが、9月14日の民主党代表選で再選された菅首相は、普天間の辺野古移設を決めた、5月の「日米合意」を踏まえる姿勢を改めて示しました。

 

第76回運営委員会  

日時と場所;2010年10月8日(金)12:30~14:30        

生駒市中央公民館和室C   議題;情勢、今後の活動、その他  

当会は運営委員を決めていません。

当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。

 

 9月11日(土)1:30~図書会館実習室で 「原水爆禁止世界大会報告と原子力発電所問題」学習会が開かれました。生駒市平和委員会の住雅司さんが、今夏の原水爆禁世界大会の参加体験を報告、次いで、宮地理恵さんから、原子力発電の現状と危険性について、大変詳しい報告があり、みんなで勉強しました。


9月11日(土)1:30~4:00 図書会館実習室A 「原水爆禁止世界大会報告と原子力発電所問題」主催;生駒市平和委員会

 

9月18日(土)の午後、生駒南第2小学校区の九条の会結成に向けて、初めての集いが萩の台公民館で開かれ、9名が参加しました。まったく初めての顔合わせで、自己紹介の中で、自ら又は家族の戦争体験や平和への思いが熱心に語られ、今後の会の持ち方は、次の機会に話しあうことになりました。

 

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 

9月26日(日) 1:30~3:40第5回鹿ノ台平和のつどいで、高遠菜穂子さんが講演します。
「命に国境はない。~イラク戦争とは何だったのか?~」 於鹿ノ台公民館(協力券300円)



11月20日(土)生駒台小校区と俵口小校区の九条の会が、合同で平和のつどい、 於俵口公民館   
         シアター生駒の演劇と西教寺藤本住職のお話し






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2010年8月27日号(部内資料)


7月23日、アフリカのソマリア沖に自衛隊を派遣してきた「海賊対処行動」が派兵期限を迎えましたが、民主党政権はその1年延長を決めたばかりか、ソマリアの隣国ジプチに42億円かけて、初の「海外基地建設」づくりに乗り出しました。米・仏・露などの海外メデイアはいっせいに「自衛隊、初の海外基地をアフリカに」と報じています。

7月26日、国連の潘基文事務総長が、「2020核廃絶広島会議」に送ったメッセージの一部・・・・・。
  「核軍縮・廃絶は夢だと片付けられることが多いが、核兵器が安全を保証するとか、一国の地位や威信を高めるとかいった主張こそが幻想だ。国家がそうした主張をすればするほど、他の国も同じような態度をますますとるようになる。その結果、すべての国が危険に陥る。明確にしよう。安全を保証し、核兵器の使用から逃れる唯一の方法は、それを廃絶することだ。」

7月29日、普天間基地の周辺住民387人が国を相手取り、米軍機の夜間から早朝までの飛行機差し止めや損害賠償などを求めていた普天間爆音訴訟の控訴審判決が、福岡高裁那覇支部であり、河辺裁判長は、米軍ヘリの低周波騒音による健康被害を初めて認定、損害賠償を約1億4600万円とした一審判決を変更し、約3億6900万円の支払いを国に命じました。また、普天間は「世界一危険な飛行場」と称されている、と司法として初めて基地の危険性を認めました。しかし、夜間・早朝の飛行差し止めは棄却しました。

7月31日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、米国の原水爆実験が行われた太平洋マーシャル諸島のビキニ環礁を、世界文化遺産に登録しました。同委員会のジュカ議長(ブラジル文化相)は、「核実験の威力を伝える上で極めて重要な証拠。この経験を繰り返してはならず、次世代の記憶に残すもの」としています。

8月2~9日の原水爆禁止世界大会は、5月のNTP再検討会議をうけた次のステップを議論し、核廃絶条約のすみやかな交渉開始を各国政府に求める国際世論をいっそう広げる行動を呼びかけました。国連事務局長や米政府代表が初めて広島平和式典に出席しました。国連潘基文事務総長や広島・長崎両市長も、核抑止力論を批判し、核兵器廃絶条約の早期実現を強調しました。一方、菅首相は相変わらず核抑止力論に固執し、被爆者から「発言を取り消せ」と批判を受けました。

8月10日、政府は閣議で「韓国併合」100年にあたっての首相談話を決定しました。「植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛に対し、ここに改めて痛切な反省と心からのお詫び」を表明しました。また、朝鮮王朝の主要行事を絵や文章で記録した古文書「朝鮮王朝儀軌」などを「引き渡す」方針も明らかにしました。

8月14日、第2次世界大戦の空襲被害者を救済・補償「空襲被害者等援護法」の制定を求め、「全国空襲被害者連絡協議会」(略称・全国空襲連)が東京で結成されました。

 

第75回運営委員会  
日時と場所;2010年9月3日(金)12:30~14:30        

生駒市中央公民館和室C   議題;情勢、今後の活動、その他  
当会は運営委員を決めていません。 当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。

 

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 

9月11日(土)1:30~4:00 図書会館実習室A 「原水爆禁止世界大会報告と原子力発電所問題」主催;生駒市平和委員会

 

9月26日(日)1:30~3:40第5回鹿ノ台平和のつどいで、高遠菜穂子さんが講演します。
「命に国境はない。~イラク戦争とは何だったのか?~」 於鹿ノ台公民館(協力券300円)








「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2010年7月20日号(部内資料)


6月15、16日、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は、東京都内で第55回定期総会を開きました。
NPT再検討会議に52名の代表団を派遣し、ニューヨークでの証言活動、国連本部での原爆展、各国代表部への要請活動など、被爆者が果たした役割と成果に確信を持ち、被爆65年の節目のことし、核兵器廃絶と原爆被害に対する国家賠償を求める運動にいっそう力を尽くそうとの方針を決定しました。

6月24日、オバマ米大統領とメドベージェフ・ロシア大統領がホワイトハウスで会談し、4月に両大統領がプラハで調印した、新たな戦略兵器削減条約(新START)の、早期批准を図ることで一致しました。

6月26日、カナダ・トロントでの主要8カ国首脳会議(G8サミット)が、全核保有国に核軍縮へ向けた努力を求め、NPT再検討会議の結論に「歓迎」を表明し、「核兵器のない世界」のための条件づくりに向けて、G8諸国が「具体的な核軍縮努力を最後まで追求する」と表明しました。

6月27日、菅首相はカナダのトロントでオバマ大統領と会談し、普天間基地「移設」の日米合意について、「実現に向けて真剣に取り組んでいきたい」と述べ、あくまで名護市辺野古の新基地建設に固執する姿勢を示しました。

7月1日、九条の会呼びかけ人で、75歳で4月に亡くなられた井上ひさしさんの「お別れの会」が東京会館で開かれ、大江健三郎さんらが弔辞を読みました。出版、演劇など各界の関係者約1200人が出席しました。祭壇には、花の代わりに井上さんの全著作、公演台本などが置かれました。

7月1日、名護市は、沖縄防衛局から出されている新基地建設のための「現況調査」許可について、7月中旬に「不同意である」との回答をする見通しであることが判明しました。現況調査申請は、沖縄防衛局が6月15日に同市へ提出していたもの。この調査は、辺野古沿岸を対象に、サンゴ・ウミガメ類の卵・海藻類を採取し、生態系を調査するもの。なお沖縄県は6月3日に、「防衛省のアセスは進行中であり、止める理由はない。」として許可しています。

7月2日、普天間基地のある宜野湾市は、同基地を米国に提供している日本政府を相手取り、今年度中に提訴する方向で検討中だと、伊波洋一宜野湾市長が記者会見して明らかにしました。同市は4月以降、訴訟が可能かどうか、弁護士や専門家に調査を委託していましたが、「憲法92,94条が保障する同市の自治権と憲法32条が保障する裁判を受ける権利を侵害している。」「憲法14条が保障する地方自治体の平等原則に違反。」「安全性を欠く施設提供は著しく受忍限度を超える。」などとして、訴訟は「効果的であり有効」だとする意見書が市長に出され、また裁判としては、(1)無効確認訴訟(基地を提供する協定は無効と確認する)(2)国家賠償請求訴訟(基地によって市に生じる損害を支払えと求める)などの提起を提言しました。

7月4日、安斎育郎先生の「マジック&講演会(テーマ;もしも安斎育郎が総理大臣だったら~水戸黄門症候群と日本の平和~)」が、河合町のまほろばホールで行われ、360名が参加しました。(主催;安斎育郎さん講演会実行委員会。後援;河合町、上牧町、4新聞社、生駒を含む県下10の九条の会)



第74回運営委員会  
日時と場所;2010年7月23日(金)9:15~11:45
       生駒市中央公民館和室C
  議題;情勢、今後の活動、その他
  当会は運営委員を決めていません。
当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。



・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 

7月31日(土)奈良の平和まつり 於 般若寺 
             (平和の塔を維持する会)
8月2~9日 原水禁世界大会
8月11日(水)生駒市平和のつどい
8月21日(土)夏のつどい(生駒市平和委員会)







「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2010年6月17日号(部内資料)


 
5月18日、「改憲手続き法」施行。投票年齢を何歳にするか、憲法改定の是非に関する国民運動の自由(特に公務員の政治活動の自由)をどう保障するか、最低投票率の要件をどう規定するか、などはこの3年間まったく検討されず、民主的な制度が当然備えるべき条項を欠いた「欠陥法」である。

 5月28日、日米共同発表。「普天間基地は辺野古へ移設し、徳之島に一部訓練を移転させる。」

 5月28日、NPT再検討会議の最終日、全会一致で最終文書を採択し、閉会。「すべての国が、核兵器のない世界を達成し、維持するために、必要な枠組みを確立するための、特別な取り組みを行う必要について確認する。」「本会議は、核兵器のない世界の達成に関する、諸政府や市民社会からの新しい提案、およびイニシャテイブに注目する。」「核兵器禁止条約の交渉の検討を提起している潘基文国連事務総長の提案に注目する。」

6月2日、鳩山首相辞任。

6月4日、菅首相指名。「日米合意を踏まえる。」 同6日、オバマ大統領と電話会談、日米共同発表を確認。

6月7日、那覇市議会、日米合意の撤回を求める意見書を全会一致で可決。首相、外相、衆参両院議長、米大統領に送る予定。

6月8日、独政府、今後4年間で800ユーロ(8兆7200億円)の財政緊縮政策を発表、その中で軍事費を聖域とせず、軍兵士を4万人減らす内容含む。

6月9日、前原国交相、「法人税減税と、消費税増税はセットで。」

6月9日、岡田外相、外相に再任されて記者会見、「日米合意について沖縄県民の合意を得る必要はない。」

6月11日、菅首相が国会で所信表明、「普天間日米合意は尊重する。消費税増税検討へ財政健全化検討会議を。」

 


●5月23日の「小説鶴彬の著者、吉橋道夫氏講演会」に43名が参加
生駒コミュニティセンターにて

 

●6/13 憲法九条の会・生駒 創立5周年行事 
映画「鶴彬―こころの軌跡」に200名参加。

「上官殿が誤った判断をした場合も、その命令には従わなくてはならないのでありましょうか?それは理不尽ではありませんか?」
こんな質問を上官に発した彼。次の場面では、兵隊たちの前でのリンチが待っていたであろう、と思うと、私ならひるんでしまう。たとえ自分1人でも権力と闘う!・・・・この強固な意志。それは自分のあり方を見つめ、正義を裏切らない純粋さ、真っ直ぐな心、・・・・やはり、彼もまた時代が生んだ子だ。

石川啄木に憧れ、プロレタリア文学に目覚めた青年、食うや食わずの貧困の中、その時代によって鍛えられた心、やはり存在は意識を決定する。

樫山文枝を本当に久しぶりに見た。彼女はシナリオを見て、無償出演を申し出た。若い時代の特徴ある声は変わらない。ただ、アップされた顔の皺から年齢を感じる、いぶし銀のような存在。 (J.I)


◎5周年行事と映画「鶴彬―こころの軌跡」に関して、ぜひみなさんの感想をお寄せください。


・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 

6月24日(木)参院選公示

6月25日(金)カナダで主要国首脳会議(サミット)。
国民平和大行進16:30生駒市役所集合、
市長等に要請懇談し17時ごろから平和行進

7月4日(日)安斎育郎先生の「マジック&講演会」
午後2時開演、まほろばホール(河合町)

7月11日(日)

参院選投票日
 
齋藤清バイオリンリサイタル;
午後3時開演、ISTAはばたき小ホール
           
2010年7月11日(日)
齋藤清バイオリンリサイタル
齊藤さんプロフ
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第73回運営委員会
  日時と場所;2010年6月25日(金)9:15~11:45
       生駒市中央公民館和室B
  議題;情勢、5周年記念行事まとめ、今後の活動、その他
  当会は運営委員を決めていません。

当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。



国民投票法施行にあたっての声明

 5月18日、国民投票法(日本国憲法の改正手続きに関する法律)が施行されました。この法律は9条改憲を公約の第一に掲げた安倍内閣が、2007年5月強行採決し成立しました。施行に先立って、投票は18歳からとする、最低投票率、公務員の国民運動の自由などを検討する、としていましたが、ほとんど検討されていません。もともと国民の多数は9条改憲に反対しています。国民投票(改憲手続)法は、廃止するべきです。
今、鳩山政権は普天間問題に見られるように、侵略戦争を続けている海兵隊を「抑止力」と言いくるめて、辺野古周辺に最新の基地を建設し、徳之島や全国の自衛隊基地へ訓練使用を拡げようとしています。さらに内閣法制局長官の国会答弁禁止・衆参両院の比例議席の大幅削減など「国会改革」の名目で内閣の権限を強め、実質的な9条改憲を進めようとしています。
一方世界では、核兵器廃絶の具体化を求める声が強まり、軍事同盟の解消・外国軍基地撤去などの運動が進み、平和の共同体をつくる取り組みも拡がっています。日本国憲法第9条はこの流れを推し進めるものとして、世界でも大きな力を発揮しています。
「施行」をきっかけとする9条改憲の企てを阻み、日米軍事同盟による侵略軍基地としての機能強化に反対すると共に、当面、普天間基地の無条件撤去を求めます。

2010年5月27日
「憲法九条の会・生駒」第72回運営委員会

 






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2010年5月20日号(部内資料)


4月19日、徳之島で、基地いらん1万5千人集会
4月25日、沖縄で基地撤去超党派県民大会に9万人
4月30日、ニューヨークで反核署名行動、 
NGOによる「国際平和会議」に800人。
広島長崎の被爆者・第5福竜丸の大石さん・広島市長も反核を訴える。

5月2日、ニューヨークで「核兵器のない世界のための国際行動デー」ブロードウエイ300mを埋め尽くす。被爆者100人も参加。国連本部前までのパレードに1万5千人、米各州からの若者世代も目立つ。
        
(核兵器のない世界を(12)真鍋洋子さんのニューヨーク報告を参照してください。)


米ニューヨークの国連前

NPT再検討会議への要請行動として、ニューヨークのタイムズスクエアから国連本部前までデモし、ハマーショルド広場にて、横断幕を持つ日本代表団 (左から二人目が真鍋洋子さん)2010/5/2


生駒市署名センターからのお知らせ(5月14日現在)
署名 10163筆(目標まで1837筆) 募金 308,612円

これからの取り組み

5/28(NPT会議の最終日)まで、署名を集めます。(日本原水協:国際署名センターを通じて国連に数の報告をします)*署名行動はその都度お知らせします。
5/26(水)18:30~奈良県文化会館集会室AB室 奈良県原水協NPT要請団報告会
5/30(日) 9:30~生駒市中央公民館 奈良県母親大会の平和分科会にて報告
5/31(月) 13:30~生駒クリニック5階 つながり塾にて「ニューヨーク行動報告」
6/5(土) 15:00~図書会館第3研修室  生駒市署名センター「NPT要請行動」      

5/1~5/8 NPT再検討会議要請代表団として、ニューヨーク・ワシントンに行ってまいりました  簡単に日程を追ってご報告いたします。

5/1 成田出発 5/1 ニューヨーク着
5/2 ホテルにて原水協代表に持参した生駒の署名を提出(トータル9873筆)
   ニューヨーク市中で署名行動→タイムズスクエアにて集会→国連前までパレード(約1万5千人)→代表が、国連前・ハマーショルド広場にて、カバクテウランNPT会議議長とドウアルテ国連上級代表に国際署名を提出⇔6901037筆  
*広場に積み上げられた署名の箱を見て、議長は感嘆の声。

5/3 NPT会議開会⇔議長あいさつで、「私は昨日、署名を受け取りました。市民社会の熱意に私たちは応えなければなりません」と発言。

  市内観光(観光バスで)→ピースコンサート(うたごえの合唱など)→公開シンポジウム(エジプト軍縮大使:NPT最終合意文書に『核兵器廃絶条約の交渉の開始』を盛り込むように求める声明を発表した。みなさんの活動に勇気づけられた。ジョセフ・ガーソン:草の根の力がなければ核兵器の廃絶は成しえない)

5/4 国連見学→平和委員会参加者交流会→普天間基地撤去の宣伝行動→女性の交流会
5/5 鉄路でワシントンへ移動→ワシントン市内観光(バスで)
5/6 スミソニアン別館見学(エノラ・ゲイなど)→ホワイトハウス前ビジル激励行動
 →日米反核平和問題交流会(現地の平和活動家に生駒から持参したオバマへの色紙を託す)

5/7 帰路 5/8 帰宅

*署名・草の根の平和運動の力を再確認し、被爆者の方々が病をおして渡米し訴える姿に改めて感動しました。
ホワイトハウスの前で30年間座り続けて反核を訴えておられる元気なピシオットさんにもお会いでき、継続は力と感じました。アメリカで平和活動をしている若い日本女性とも知り合いました。8日間一緒に行動した班の11人とは家族のように今後も励まし合える仲間となりました。多くのエネルギーを自分のものにするには殻が小さすぎる私ですが、これからも生駒で平和活動をしていきたいと思っています。
最後になりましたが、みなさんたくさんの署名・カンパをおよせくださりありがとうございました。心より感謝申し上げます。        真鍋洋子



NPT検討会議 世界署名活動参加の動画1本出来上がりました。
Youtubeへ投稿公開しました。↓↓
9jo-Ikoma-Youtube




5月3日から28日まで、国連本部で、核不拡散条約(NPT)再検討会議

5月3日、自民党改憲推進本部事務長・中谷元・元防衛庁長官が、「新憲法の制定に取り組む。」「5月下旬、自衛隊の派兵恒久法を国会へ提出する。」と表明。

5月5日、国連事務総長が広島訪問を約束

5月6日、鳩山首相の元公設第一秘書・勝場被告が控訴せず、有罪確定。(東京高裁、禁固2年、執行猶予3年)

5月8日、徳之島で5千人集会「基地断固反対」、3町長、25800人の署名を首相に提出。

5月11日、英で戦後初の連立政権(保守党と自由民主党)

5月12日、東京地検、小沢一郎に再聴取要請。
     日米実務者会議で、鳩山政権は、辺野古沿岸部浅瀬の「くい打ち桟橋方式」を提示。海兵隊=抑止力の立場に固執して、迷走の末、結局辺野古へ逆戻り。

5月13日、東京高裁、世田谷国公法弾圧事件で、罰金10万円の不当判決。(元厚労省職員の宇治さんが2005年衆院選で赤旗号外を集合住宅に配布したことに対し、公務員の政治活動を禁止した国公法違反事件として。なお、3月には同じ東京高裁で、元社保庁職員の堀越さんの場合は、逆転無罪判決。)
民主党、参院選公約に、「次期衆院選後に、消費税増税を含む税制抜本改革を実施」



・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 

5月23日(日)小説「鶴彬―暁を抱いて」の著者「吉橋道夫講演会」を開催します。
5月30日(日) 奈良県母親大会が、生駒市中央公民館で行われます。
6月13日(日)憲法九条の会・生駒創立5周年記念行事「鶴彬―こころの軌跡」が上映されます。

第72回運営委員会
  日時と場所;2010年5月27日(木)9:15~11:45 生駒市中央公民館研修2
  議題;情勢、吉橋講演会まとめ、5周年行事と鶴彬映画会の取り組み、その他
  当会は運営委員を決めていません。
当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。
  お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。



5/5 小森陽一憲法講演会から  
    9条守れは国民の声 

 

九条の会・奈良、奈良市内九条の会、憲法九条の会・生駒、九条の会・やまと郡山は、合同で5月5日、奈良県文化会館で、小森陽一・全国九条の会事務局長(東京大学大学院教授)を招いて、憲法講演会を開き、320人が参加しました。 

 

小森氏は、「鳩山民主党政権と憲法九条のゆくえ」と題して講演、いまの憲法九条をめぐる特徴的な争点を挙げました。  

 

戦後、自民党が国民に様々な悪政を押し付けてきたが、国民は憲法を武器に、これと闘ってきた。つまり、日米安保体制と憲法体制の衝突・闘いの歴史だ。そのホットな現場が、普天間基地問題。これは今や、移転かどうか、ではなく、基地の存在そのものが問題となっている。沖縄や徳之島では、党派を超えて基地拒否、つまり安保体制そのものにノーを突きつけている。 

 

また、ベトナム、アフガン、イラクへの米軍の出動は、日本の基地からも繰り返し行われたが、果たして“日本に平和をもたらす抑止力”なのか、が問われている。鳩山首相は「米軍は抑止力だから基地は必要」というが、何万人ものイラク人を殺害した米英等のイラク侵略戦争に日本の基地を提供し、米国の世界戦略に追随することが、日本にとっての抑止力なのか!!! 自衛隊の海外派遣と連動させる、小沢一郎の解釈改憲との闘いも、ますます重要となっている。 

 

小泉政権の郵政民営化、安倍政権の教育基本法改悪・国民投票法の強行などは、日米安保条約が、軍事同盟であると同時に、米国資本に従属的な経済同盟でもあることを示した。 しかし、各種世論調査で、憲法改正に反対する声が増えていることは、全国の九条の会の草の根の運動の力だ。小学区単位で、九条の会を作り、運動をいっそう広げよう、と結びました。

 

 講演後のトークの中で、生駒市の谷山清先生は、核廃絶署名の生駒市目標12000筆のうち、自分はその1割の1200筆を目標にした。6つの小学校、4つの病院はじめ、多くの友人たち、教え子たちに署名を訴え、4月末現在で2140筆を集められた、と報告して、会場から大きな拍手を浴びました。           (2010年5月5日)






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2010年4月18日号(部内資料)


4月6日、オバマ米政権は「核態勢見直し(NPR)」を発表しました。 

 

4月8日、米オバマ大統領と露メドベージェフ大統領は、チェコの首都プラハで、新核軍縮条約に調印しました。            

 

4月12・13日、核安全保障サミット(47ヶ国・3国際団体参加)が、ワシントンで開催されました。               

 

5月3日(憲法記念日)10:00~11:00、生駒駅前宣伝行動(9条・沖縄など)。

 

5月5日(祝) 『小森陽一憲法講演会』 開催されました。           

 

5月18日、国民投票(改憲手続)法が、施行されます。

 

5月23日(日)、 『吉橋道夫講演会』 を、開催します。      

 

5月30日(日)、奈良県母親大会が、生駒市中央公民館で開催されます。



 

6月13日(日)、創立五周年記念行事『鶴彬-こころの軌跡-上映会』。     


 

第71回運営委員会・報告 

2010年4月27日(火)9:15~11:45中央公民館研修室 1

無事終了しました。ありがとうございました。

当会は運営委員を決めていません。

当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。

次回もお時間が許せばご参加賜りたく、どうぞよろしくお願いします。



 

核兵器のない世界を(11) 生駒市署名センターからのお知らせ


                   事務局 真鍋

(4月18日現在) 署名 8978筆  募金 235,349円


これからの取り組み

4月27日(火)12:00~13:00、中央公民館前。
グエン・ドクさんの講演会参加者などに、署名を訴えます。

 

5月1~8日、核兵器廃絶要請行動(ニューヨークほか)。

5月2日、国際共同行動として、国際署名「核兵器のない世界を」を国連に一括提出します。

5月3~28日、核不拡散条約(NPT)再検討会議。

5月14日(金)10:00~12:00、喫茶「ゆ~ほ~」で、署名活動交流会。

5月31日(火)13:30~15:30、生駒クリニック5階。生駒市健康友の会主催で「ニューヨーク国際共同行動に参加して」報告会を、開催します。  

 

5月以降の署名活動などは、署名センターとしては、未定です。 

4・5月に、「核兵器のない世界を」「沖縄普天間基地無条件撤去を」など

「平和宣伝カー」を企画しています。運転手・アナウンサーほか、ご協力いただける方は、真鍋までご連絡御願いします。

 

署名の取扱について

 

4月30日までに真鍋宅に到着分は、真鍋がニューヨークに持参します。

5月1日から5月28日(NPT会議最終日)までの署名は、国際署名センターで数をまとめ国連に報告しますので、生駒市署名センターまで、ご報告お願いします。 



あらためて、核兵器廃絶の交渉を始めるよう求めます

 4月6日、オバマ米政権が発表した「核態勢見直し(NPR)」は、今後、数~10年間の米国の核政策の基本方針です。

非核保有国に対し核兵器を使用しないなど、前回(2002年)
ブッシュ政権時の、牾吠軸錣鯆名鑛軸錣亡泙畧萓攻撃を策定する瓩箸いκ?砲らの変化も見られますが、北朝鮮・イラン・シリアなどには従来通りの核使用を含む先制攻撃戦略を続け、他の国についても核攻撃の対象に変更できるとしています。又、核兵器の役割縮小にあわせ、通常兵器を強化するとしています。

今回のNPRからは、米軍が今後も地域(特に米国外で唯一4軍がそろっている日本)で、抑止力の深化を口実に通常戦力の前進配備やミサイル防衛への依存を進め、核兵器の使用も選択肢に含めた先制攻撃戦略をとり続けることが推測されます。

在日米軍は「抑止力」ではなく「先制攻撃=侵略力」であり、撤去を求めるべきです。

 4月8日、米オバマ大統領と露メドベージェフ大統領がプラハで調印した新核軍縮条約は、第1次戦略兵器削減条約(START1)を引き継ぐものです。発効後7年以内の履行目標は、配備する戦略核弾頭を各1550発、運搬手段は実戦配備各700基、未配備を含め各800基を、上限としています。配備しない戦略核弾頭と戦術核兵器(射程到達距離が短い)は含まれず、核兵器の全体数を規制するものではありません。

 4月13日、核安全保障サミットが閉幕し、核テロ対策として、核物質の管理体制強化を含むコミュニケを発表しました。又、会場でクリントン米国務長官とラブロフ露外相は、両国がプルトニウム各34トン(68トンは核兵器17000発分)を処分する合意文書に署名しました。

 これらの動きは「核抑止の立場に立った核軍縮」であり、核兵器の廃絶を展望していません。
核軍縮に関する合意の誠実な実行と共に、「核抑止の立場を捨てた核兵器の全面的廃絶」を求める世論と運動が、ますます大切になっています。






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2010年3月21日号(部内資料)



3月6日、「春を呼ぶ平和のつどい」が、開催されました。
~核兵器のない世界をめざして~

主催 生駒市平和委員会
後援 生駒市、生駒市教育委員会

3月6日(土)13:30~16:00
生駒市南コミュニティセンターせせらぎホール

吃堯.ープニング 生駒コーラス「樫」   
署名センターと「樫」の活動報告   
ニューヨーク国際共同行動(5月2日)への派遣予定者の紹介
局堯々岷蕁 嵌鑁晗圓箸靴董△修靴堂奮惻圓箸靴董廖
    講師 沢田昭二 
(名古屋大学名誉教授・原水爆禁止に日本協議会代表理事)
13歳のときに被爆、母親を助けられなかった。
物理学者として原爆放射線急性症状と被爆線量の研究。最近は原爆症認定訴訟やウラン弾被害などに関わっている。 
原爆開発に関わった科学者、原爆被害を隠ぺいした科学者、核兵器廃絶に生涯をかけてとりくんだ科学者などを対比しつつ、自分の研究体験を通じ原爆被害の実相を語る。

賛同 
「核兵器のない世界を」国際署名生駒市センター、
生駒コーラス「樫」、「憲法九条の会・生駒」、   
生駒革新懇話会、生駒市母親大会実行委員会、
日本年金者組合生駒支部、新日本婦人の会生駒支部、   
ならコープ平和の会、奈良反核医師の会、
原水爆禁止奈良協議会、奈良県平和委員会

3月8日、奈良県下「九条の会」事務局長会議で、
 5月3日付朝日新聞奈良版に、
 意見広告(個人一口1000円)を、掲載することを決めました。

3月9日、外務省は日米間の密約について、「有識者委員会」の報告書を発表、歴代政権が密約の存在について、嘘をつき続けてきたことが明らかになりました。

又、報告書の内、1960年1月6日の討論記録を、核兵器持込の密約ではないとする判断は間違いで、今後の核兵器持込の余地を残しました。

現政権は、1960年以降も核兵器が持ち込まれていたことから、
「非核三原則」を「二・五原則」に後退させ、核兵器持込を容認する動きを強めています。 

3月19日、鳩山内閣は、7年前のアメリカのイラク侵略に伴う自衛隊派兵を、「合憲」と閣議決定し、前政権までのアメリカの侵略戦争支持を、引継ぐことになりました。


3月23日(火)「生駒・北葛城「九条の会」交流会」を、開催

3月26日(金)『鶴彬』上映会・第2回実行委員会を、開催
   

核兵器のない世界を(10) 生駒市署名センターからのお知らせ 
(3月17日現在) 署名 7658筆  募金 199,059円

署名活動などの予定

3月29日(月)13:00~14:00 生駒駅改札前
4月 6日(火)11:00~12:00 生駒駅改札前
4月 9日(金)14:00~15:30 署名活動交流会(喫茶ゆ~ほ~)
  〃     16:00~17:00 生駒駅改札前

4月12日以降、高校(生駒・奈良北)前、帝塚山大学前で、
中央公民館前などでは、催しに合わせて随時、署名行動をします。
日時・場所は、お問い合わせ下さい。


生駒での署名(真鍋がニューヨークに持参分)は、
4月25日で、締め切ります。



・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 

4月13日(火)~24日(土)、俵口小学校区・憲法九条の会
「平和のつどい」として、 『平和の作品展』が、開催されます。    

 

 5月3日、核不拡散条約(NPT)再検討会議が始まります。

 

 5月5日(祝)、13:30~『小森陽一憲法講演会』を、開催します。 於奈良県文化会館小ホール       

主催 「九条の会」奈良 奈良市内九条の会 憲法九条の会・生駒 九条の会・やまと郡山

 

 5月18日、国民投票(改憲手続)法が、施行されます。


第70回運営委員会のお知らせ

2010年3月30日(火)  
9:15~11:45 中央公民館研修室 1
当会は運営委員を決めていません。
当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2010年2月28日号(部内資料)



あなたの署名を、国連に届けます
国際署名「核兵器のない世界を」は、原水爆禁止2008年世界大会で呼びかけられ、「核保有国をはじめすべての国の政府が,すみやかに核兵器禁止・廃絶条約の交渉を開始し、締結することに合意するよう」呼びかけています。

 

日本の目標は、1200万 筆
生駒市署名センターの目標は、 12000 筆

 

核兵器のない世界を(9) 生駒市署名センターからのお知らせ
(2月22日現在) 署名 6348筆  募金 172,234円

署名活動などの予定
3月6日(土)  11:00~12:00 生駒駅改札前
   〃     13:30~16:00 「春を呼ぶ平和のつどい」
3月9日(火)  14:00~15:30 交流会(喫茶ゆ~ほ~ )  
                  船積み(3月16日出航)する署名用紙を、集めますので、お持ち寄り下さい。
                  後の署名は、真鍋がニューヨークに持参します。
   〃    16:00~17:00 生駒駅改札前 

4月、授業が始まったら、帝塚山大学と高校(生駒・奈良北)正門前で、署名を訴えます。
中央公民館前などでの署名活動は、催しに合わせ随時実施します。

 

 ☆小明台に続き、鹿ノ台でも、 『地域への署名の呼びかけ』 が始まりました。



2月1日、米国防総省が、QDR「4年ごとの国防計画見直し」を、発表しました。

 

これは米国の軍事戦略の基本方針で、「軍事同盟」を米国の国防戦略の中心要素と位置付け、「日米同盟」と「米韓同盟」を、米軍のアジア展開の基礎としています。
軍事同盟のない世界へ ~これまでの50年~

1947年、モスクワ外相会議で米ソ対立が表面化した。

 

1949年、米主導による北大西洋条約機構(NATO)が結成され、その後、軍事同盟が世界中に拡がった。

 

1951年、旧日米安全保障条約が、吉田茂首相(当時)の独断で調印され、米軍が日本全土を使えるようになった。

 

1960年    

軍事同盟下の国の数  52カ国(国連加盟国の53%)                      

軍事同盟下の国の人口 20億4000万人(世界人口の67%)
     

冷戦下で軍事同盟に加わることを拒否する動きは、インド首相ネルーの議会演説に始まり、 1954年ネルー・周恩来会談(平和五原則)、1955年アジア・アフリカ29カ国が集まったバンドン会議(平和十原則)を経て、1961年、第一回非同盟諸国首脳会議に引き継がれた。非同盟諸国は、2007年現在118カ国である。 

 

1955年発効した米国を盟主とする東南アジア条約機構(SEATO)は、ベトナム侵略戦争に利用されたが、アメリカの敗戦により存在意義を失い、1977年解散した。一方ベトナム侵略戦争中の1967年に創立された東南アジア諸国連合(ASEAN)は、平和への協力を進め、ベトナム侵略戦争終結(1975年)後の1976年、「戦争放棄」を明記した東南アジア友好協力条約(TAC)を締結、タイやフィリピンの米軍基地が撤去された。

 

TAC加入国は、ASEAN10ヶ国のほか、東ティモール、パプアニューギニア、モンゴル、オーストラリア、ニュージーランド、日本、中国、韓国、北朝鮮、米国、ロシア、パキスタン、インド、バングラデシュ、スリランカ、フランス、EUの、計27カ国・組織になり、人口は37億人、地球人口の57%に達している。 

 

又、非核地帯・国が世界に拡がり、現在113カ国、陸地面積の50%以上、世界人口の 30%(21億人)になっている。   

 

(注)日本は、世界から非核国と認められていない。 

 

2010年    

軍事同盟下の国の数  31カ国(国連加盟国の16%)               

軍事同盟下の国の人口  10億8000万人(世界人口の16%)

 

 殆どの軍事同盟が解体・機能停止した中、現在機能している軍事同盟は四つである。

 

 )迷臉祥両鯡鶺々宗複裡腺圍蓮法28ヶ国)   
アメリカのイラク侵略戦争について意見が分かれるなど、無条件にアメリカの戦争に追従してはいない。  

 

◆(胴詁洩繊1952年、ANZUS条約=米・豪・ニュージーランドとして発効)     

1982年、ニュージーランドが非核政策を採用したので、米国は条約上の義務を停止、       
以降は米豪間で軍事協力を進めている。

 

 米韓同盟(米韓相互防衛条約)1953年調印。

統制権は、平時は韓国軍、南北衝突時は、韓国軍は米軍の指揮下に入る。

 

ベトナムやイラク侵略戦争に韓国が参加する根拠になった。  

ぁ‘鏸篤洩繊米鏸動汰簡歉秕鯡鵝1960年発効。     

 

在日米軍は、陸・海・空・海兵の4軍をそろえ、世界最大の出撃基地群になっている。 

 

日米軍事同盟は、諸国の平和への努力を妨げています。

 

 ・・・ 政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し ・・・

            ―日本国憲法前文より―

 

 

 

日豪両政府は、核兵器廃絶が、議題にならないよう ???

2008年、NPT再検討会議に貢献するためと称して、日豪両政府が主導して発足した
「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会(ICNND、共同議長=川口順子元外相、エバンズ
元豪外相)」は、2009年12月15日に最終報告書を発表、鳩山首相、ラッド豪首相(訪日中)に提出した。

2012年まで  米ロの戦略兵器削減交渉の早期妥結。
包括的核実験禁止条約(CTBT)の発効。

2025年まで  核兵器先制不使用の宣言、核兵器禁止条約にむけた行動など。

2025年以降 「核兵器を抑止力として役にたたなくさせる状況をつくり出す」
と、述べるにとどまり、核兵器全廃にむけた提言はない。

※ 委員会設置は福田内閣時、議長任命は麻生内閣時。

 

 

 

「2020ビジョン」と「ヒロシマ・ナガサキ議定書」について

平和市長会議は、2020年までに核兵器廃絶を目指す「2020ビジョン(核兵器廃絶の
ための緊急行動)」を、世界的に展開している。その中で、各国政府等が遵守すべきプロ
セスとして、2008年4月「ヒロシマ・ナガサキ議定書」を発表、核不拡散条約(NPT)
第6条の補完として、2010年NPT再検討会議での採択を目標としている。

2015年まで 核兵器の取得や配備等を禁止する条約の締結。
2020年まで 核兵器の廃絶と生産、運搬、発射等のシステムの廃止。

(参考) 核不拡散条約(NPT)第6条
核締結国は、核軍備競争の早期の停止及び核軍備の縮小に関する効果的な
措置につき、並びに厳重かつ効果的な国際管理の下における全面的かつ完全な
軍備縮小に関する条約について、誠実に交渉を行うことを約束する。

 

 

「核兵器廃絶を求める1000万署名」について

連合・原水禁・核禁会議の3団体は、平和市長会議の「2020年ビジョン」を支持し、
NPT再検討会議が核兵器廃絶の道筋について合意し2020年までにあらゆる核兵器の
廃絶を実現することを求めて、「核兵器廃絶を求める1000万署名」に取り組んでいる。

 

 


 2月2~4日、「グローバルゼロ」の、初の世界サミットが、パリで開催されました。「グローバルゼロ」は、期限を切った核兵器廃絶協定を目指す国際的な運動で、2008年、カーター元米大統領やゴルバチョフ元ソ連大統領などの呼びかけで、結成されました。

 

2月23日、「小森陽一憲法講座(仮称)」第1回実行委員会で、奈良・郡山・生駒の
「九条の会」が、事務局を担当することになりました。

 

2月27日、『鶴 彬-こころの軌跡-』上映会・第1回実行委員会を、開催しました。
(実行委員長)崎本冶三郎。 

○ 生駒市と生駒市教育委員会の、後援を頂きました。
○ 宣伝は、チラシのポスティングと、ポスターの「公民館・コミセン」や、
「自治会の掲示板への掲示依頼」に、取り組みます。
○ 又、前売券の販売は、「会」としては、始めての取り組みです。
    協力頂ける方は、連絡をお願いします。

 

3月6日(土)、『春を呼ぶ平和のつどい』が、開催されました。   

 

3月8日(月)午後、「小森陽一憲法講座(仮称)」第2回実行委員会を、開催しました。



・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 

3月23日(火)、10:00~12:00 「生駒・北葛城「九条の会」交流会」を、開催します。
3月26日(金)、『鶴 彬』上映会・第2回実行委員会を、開催します。

4月13日(火)~24日(土)、

第5回俵口小学校区・憲法九条の会「平和のつどい」として、『平和の作品展』が、開催されます。

作品展示を希望される方は、ご連絡下さい。

5月5日(祝)、「小森陽一憲法講座(仮称)」「九条の会・なら」主催を、開催します。
5月23日(日)、小説「鶴 彬」の著者 吉橋 道夫さんと「語る会」を開催します。
6月13日(日)、13:30~ 『鶴 彬-こころの軌跡-』上映会。 

         於 コミセン文化ホール。

第69回運営委員会 報告

2010年3月10日(水)  
9:15~11:45 中央公民館研修室 1
無事終了しました。ありがとうございました。

当会は運営委員を決めていません。
当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2010年1月31日号(部内資料)


あなたの署名をNYへ

国連核不拡散(NPT)再検討会議は、
5月3日から4週間、開催されます。

 

昨年5月、ニューヨークで開催された
国際反核運動ネットワーク「Abolition(廃絶)2000」は、5月2日、ニューヨークで国際
行動デーを開催、署名を共同提出すると、決めました。

 

生駒から、現在2名参加予定。

 

私達は、核保有国をはじめすべての国の政府がすみやかに核兵器禁止・廃絶条約の交渉を開始し、締結することに合意するようよびかけます。

  ― アピールより ―




核兵器のない世界を(8) 生駒市署名センターからのお知らせ 


(1月27日現在)  署名5443筆   募金140,225円

署名活動などの予定

2月6日(土)  11:00~12:00 生駒駅改札前
2月9日(火)  14:00~15:30 交流会(喫茶ゆ~ほ~)
2月9日(火)  16:00~17:00 生駒駅改札前 
3月6日(土) 「春を呼ぶ平和のつどい」で活動報告




1月8日、第67回運営委員会で、

「憲法九条の会・生駒・創立五周年記念のつどい」に代える企画として、

映画 「鶴彬-こころの軌跡-」 上映会 開催を決めました。 

 

 1月19日、安保条約がワシントンで署名されて50年、日米安全保障協議委員会(2+2)が、共同文書を発表しました。   

安保50年、日本は世界への侵略戦争の出撃基地に

 

1月19日、現行日米安保条約署名50周年にあたって、日米安全保障協議委員会(2+2)が共同文書を発表しました。文書は21世紀を通じて、地球的な規模で日米同盟を強化することを確認しています。これはブッシュ・小泉両政権が合意した『米軍の地球規模のプレゼンス(米軍による威嚇・戦闘)を21世紀中続けよう、日本もこれに参加する』という狂気の戦略を引き継ぐものです。
世界の大勢は非(軍事)同盟であり、最近ではエクアドル・スペイン・ニュージーランドなどが外交交渉で米軍基地を撤去させていますが、日本には海兵遠征軍・空母打撃軍・強襲揚陸艦隊・航空宇宙遠征軍など、他国への侵略のための出撃基地が集中し、さらに強化されています。
日米同盟による米日軍の強化と一体化を停止し、この根源となった日米安保条約とは何かを、50年間の事実(ベトナム・イラクなど)と現状に基づいて考え直すことが必要です。
憲法九条に敵対的な条約=憲法違反の日米安保条約を廃棄し、日本国憲法に即した対等・平和・友好の関係を築くよう、アメリカに提起するべきです。

・・・ 平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意 ・・・

          日本国憲法前文より



1月24日、名護市長選挙で、辺野古への「新米軍基地建設」に反対する市長が誕生しました。
     普天間基地の国内移転先を探すのをやめ、即時・撤去を求めるべきです。

 

1月26日、生駒・北葛城「九条の会」交流会を開催しました。  

 

 ・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・

3月6日(土)、生駒市平和委員会主催の「春を呼ぶ平和のつどい」が、開催されます。

春を呼ぶ平和のつどい ~核兵器のない世界をめざして~
主催 生駒市平和委員会

 

後援 生駒市、生駒市教育委員会

 

3月6日(土)13:30~16:00(13:00開場)
生駒市南コミュニティセンターせせらぎホール

 

吃堯.ープニング 生駒コーラス「樫」   
署名センターと「樫」の活動報告   
ニューヨーク国際共同行動(5月2日)への派遣予定者の紹介
局堯々岷蕁「被爆者として、そして科学者として」 
    講師 沢田昭二 (名古屋大学名誉教授・原水爆禁止に日本協議会代表理事)

 

13歳のときに被爆、母親を助けられなかった。物理学者として原爆放射線急性症状と被爆線量の研究。最近は原爆症認定訴訟やウラン弾被害などに関わっている。 原爆開発に関わった科学者、原爆被害を隠ぺいした科学者、核兵器廃絶に生涯をかけてとりくんだ科学者などを対比しつつ、自分の研究体験を通じ原爆被害の実相を語る。

 

賛同 
「核兵器のない世界を」国際署名生駒市センター、
生駒コーラス「樫」、「憲法九条の会・生駒」、   
生駒革新懇話会、生駒市母親大会実行委員会、
日本年金者組合生駒支部、新日本婦人の会生駒支部、   
ならコープ平和の会、奈良反核医師の会、
原水爆禁止奈良協議会、奈良県平和委員会

 

3月23日(火)、10:00~12:00 「生駒・北葛城「九条の会」交流会」を開催します。 於 大和郡山市民交流館(JR郡山駅前)

 

5月2日「核兵器のない世界を」国際共同行動(於 ニューヨーク)。

 

5月5日(祝)「小森陽一( 九条の会 事務局長 )講演会」を、開催します。
 会場:奈良県文化会館小ホール 

 

「憲法九条の会・生駒」や、奈良市・大和郡山市などの

「九条の会」で実行委員会を立ち上げて取り組みます。 ご協力をお願いします。   

 

6月13日(日)、「映画「鶴 彬 -こころの軌跡-」上映会(予定)。

 

「憲法九条の会・生駒」としては、初めての有料の取り組みになります。

ご協力いただける方は、ご連絡をお願いします。  

 

映画 “ 鶴彬(つるあきら) こころの軌跡 ” 上映会について 神山征二郎監督

上映前に、「憲法九条の会・生駒」の、創立以来の活動などを紹介(予定)

日時(予定) 6月13日(日)午後
場所(予定) 生駒市コミュニティセンター文化ホール
入場料(案) 前売券(900円)当日券(1200円)
___________________
 この企画は、鹿ノ台在住の会員Nさん(児童文学者)に吉橋 道夫氏から、氏が持っておられる上映権(12万円)を「鹿ノ台」で使っていただいてもよいとのお話があったことから、「生駒」で取り組むことになりました。
吉橋 道夫氏は昨年出版された「小説 鶴 彬 ~暁を抱いて~」の著者で、児童文学の師匠です。
具体化は、実行委員会を立ち上げて進めたいと思います。
ご協力のほど、よろしくお願いします。
___________________

鶴 彬(つる あきら)について :フリー百科事典(Wikipedia)より

1909年1月1日、石川県河北軍高松町(現かほく市)で生れる。
プロレタリア文学の影響を強く受けた代表的な反戦川柳作家。
本名、喜多 一二(きた かつじ)

・ 小学校在籍中から、『北国新聞』の子ども欄に短歌・俳句を投稿。
・1917年上京。近所の川柳家、岡田太一(澄水)に川柳の指導を受け、句作を
はじめる。
・1924年、ペンネーム「喜多一児」で「北国歌壇」(『北国新聞』)に作品発表。
・1925年、田中五呂八の指導のもと、川柳雑誌『影像』『氷原』に作品発表。
・1926年、養父経営の工場が閉鎖、いとこを頼って、大阪で工場労働者として1年はたらき、高松町に帰郷。このころ森田一二の影響をうけて、プロレタリア川柳へと傾斜。『氷原』『影像』など、川柳誌で続々とボイコットの対象となって、発表の場をせばめられる。
・1927年、上京して、井上剣花坊・井上信子に師事。活動の軸を『川柳人』にシフト。
・1928年、高松町に帰郷。「高松川柳会」を設立し、プロレタリア川柳を唱導。全日本無産者芸術連盟(ナップ)高松支部結成。高松川柳会への弾圧で喜多一二ら4名検束される。筆名を「山下 秀」、さらに「鶴 彬」と。
・1930年、徴兵検査で甲種合格、第9師団歩兵第7連隊(金沢)に入隊するが、陸軍記念日の「質問」などにより重営倉に。
・1931年、『無産青年』所持等により、いわゆる七連隊赤化事件の主犯とされ、治安維持法違反で大阪衛戍監獄に収監、刑期1年8か月。
・1935年、上京。
・1937年、東京深川の木材通信社に就職。12月作品が反軍的として治安維持法違反で再逮捕、中野区野方署に留置される。
・1938年、野方署で赤痢に罹患。豊多摩病院に入院、同年9月14日死去。29歳。

参考文献
・「現代仮名遣い版 鶴彬全川柳 手と足をもいだ丸太にしてかえし」
(邑書林)1977年
・ 一叩人編「反戦川柳人・鶴彬-作品と時代-」(たいまつ社)1978年
・「反戦川柳家 鶴彬」 深井一郎著(日本機関紙出版センター)1998年
・ 一叩人編「鶴彬全集」澤地久枝 増補改定版(500部限定)1998年



第68回運営委員会 お知らせ

2010年2月10日(水) 9:15~11:45 
生駒市中央公民館 研修室 1
*運営委員会は、一日運営委員(当日参加された会員)で構成しています。
お時間許す限りご参加をどうぞよろしくお願いします。
   






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2009年12月23日号(部内資料)


2009/12/13 「九条の会」近畿ブロック交流集会

12月13日「九条の会」近畿ブロック交流集会に700人
全体会講演で、渡辺治一橋大学大学院教授(九条の会・事務局)は、改憲反対の世論を拡げてきた運動の意義を確認するとともに、鳩山政権下での解釈改憲の危険性を指摘、
「九条を生かす活動を強め、改憲の動きを止めよう」と訴えました。

 「九条の会」近畿ブロック交流集会(感想文)


<近畿ブロック交流集会に参加して>  
憲法九条の会・鹿ノ台校区 崎本 冶三郎
憲法九条の会の近畿ブロック交流集会。当日の参加者の多いのにびっくり。

渡辺治氏の講演から多くの事を学びました。
(1) 九条の会は鋭い運動ではない。大きな輪をつくり、無理をしない。一致点を大切にしてがんばる運動であるという視点に納得。
(2) 「九条の会」の三つの特徴
  ヽ弯靴僚祥茲離錺から出て、保守の人達もまき込んだ「戦争はダメ」という一致点での幅広い運動であること。
◆\鏝綣匆餘親阿涼罎濃呂瓩特羚眷が主力となった運動であること。

(当日もその年代の参加者がほとんど)
 個人のイニシアティブ重視のネットワーク型の運動であること。
      この三点でも納得。
(3) 「九条の会」今後の課題
    仝柔権下での「解釈改憲」の動きに、学習と機敏な対応。
   ◆ 峽竫,鮗蕕襦廚ら生活の中に憲法を生かす運動。
  若い世代への呼びかけ。
(4) 大きな輪をつくるために。
網目のような校区ごとの九条の会の役割は大切。講演後の各地の九条の会から出た経験交流からも学びました。
有意義な一日でした。

<わかりやすい目標> 谷山 清
その1 午前の全体会で渡辺治さんの講演のあと、近畿各府県より一人ずつ代表が地域九条の会の取り組みを報告されましたが、その中で奈良を代表して「橿原9条の会」の大槻烈さんは、基本方針として「5・5・5運動」(ニュース5回、ワッペンつくり5000人、署名5万人)を目ざしていると、わかりやすく工夫のある方針を話されました。
その2 午後「東北アジア・世界の平和と憲法九条」の分科会に参加しましたが、講師の梅林宏道さんは「北東アジアの非核兵器地帯をつくる」という自分の提案をして、「3+3案」を出されました。
   この意味は「3つの非核国」(日本と韓国と北朝鮮)と、「3つの核兵器国」(中国とロシアとアメリカ)が交渉によって協力する体制をつくるという、わかりやすく工夫のある話をされ、なるほどとおもいました。

<九条の会の新しい課題は> 丸山 楠雄
大学街を久しぶりに歩いた。私たちの頃は、本屋、麻雀屋、飲食店、玉突き、などがあったが風情は時代の変化か? 変わっていた。
  渡辺治氏の講演「民主党政権と改憲の行方~九条の会の新しい課題を探る」を聞きたくて参加した。2010年の5月には「改憲手続き法」が国会で審議される。私たちの運動が益々重要と先生の話で確認した。
民主党内では「日米軍事同盟維持、将来は改憲」で一致しているので、外からの運動無くして民主党の変化は無いと言われた。しかし、今、改憲と言えないのは、護憲派の力があるからとも分析された。
  その他大きな流れを聞き、また、分散会で他の9条の会とも経験交流した。学習したことを、私たちの会の今後の運動に活かして、さらに一歩前進していきたい。

<核の傘に依存しない第3の選択肢で、九条の傘を世界に>多田 元子
分科会「東北アジア・世界の平和と憲法9条」(NPO法人「ピース・デポ」の梅林宏道さん)は、レジュメとスライドによる判りやすい解説でした。

オバマ大統領がノーベル賞授賞式で、イラクからアフガンに侵攻を移したことの正当性を知らしめるためなのか、「戦争の選択肢も解決の方法としてやむをえない」との発言に、やっぱりと思うと同時に何故、今、この時に、とがっかりしました。

「大胆なビジョン-核兵器のない世界-なくしては、これらの行動が正しいことも、緊急であることも理解されないであろう。逆に行動なくして、このビジョンは、現実的であることも、実現可能であるとも思われないことであろう」

「核兵器のない世界へ」のオバマ発言の基になったのは、シュルツ・ペリー・キッシンジャー・ナンの提言(2007年1月4日、ウォール・ストリート・ジャーナル)だと言われています。

日本が核の傘からいつまでたっても脱却できないのは、日米安保条約を締結しているから、近い将来には安保条約を廃棄し、友好条約を結ぶことが一番だと感じました。

また北朝鮮脅威論、アメリカの核の傘、6カ国協議や、地球上に非核地帯を張り巡らすことにも触れられ、「核兵器のない世界へ」来年5月に開かれるNPT会議の成功に向けて、署名行動など、一人ひとりが何が出来るかを考え、草の根の活動を拡げていくことが近道の第一歩になると思いました。
 

第4回の集い 生駒台校区「平和や憲法を考える会」主催


11月28日、人形劇「えだまつこずえリュックサック劇場」を開催しました。参加者は大人40名、子ども36名でした。子供達の笑い声が絶えずあり、アンケートでは大人も子どもも評価が良かった。

声高ではないが平和の大切さや9条の大切さが表現されていました。
今回は、子どもや若いお母さん、お父さんの参加を期待してこのような内容を選択し、教育委員会の後援も受けました。
市内の全小学校、生駒台近隣の学童保育、幼稚園を訪問したり、校区の全戸にチラシを配布し、宣伝カーも走らしました。インフルエンザの影響もあって当初の予定より参加者が少なかったですが半数以上が今まで接点の無い方の参加で、それなりの目的が達成できたと感じています。   丸山 楠雄

第4回俵口校区・憲法九条の会「平和を考えるつどい」


12月5日(土)第4回「平和を考えるつどい」を、俵口集会所で開いた。参加者は20名ほどで少なかったが、内容のあるつどいになった。

昨年に続いての柿崎さん、板倉さんと新たに岡藤さんの三人で朗読をしていただいた。岡藤さんは賛同人で、「私が出来ることで九条の活動を」ということで朗読をしていただくことになった。

賛同人自身が、自分の出来ることで活動に参加していただくのは、6月の「平和の作品展」に続いてであり、その意味で、とてもよかったと思っている。

さらに、「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」「はじめての町」「マザーテレサの瞳」などの朗読だけではなく、作品を選んだ朗読者の思いを語っていただいた。

「朗読」のあとの「平和を語ろう」では、谷山先生から「田母神発言について」語っていただき、「相手の身になって考える」ことの大切さを訴えられた。

また、最近賛同人になった方からも、「田母神がマスコミに持ち上げられている。マスコミはおかしい」とご自身の思いを語っていただいた。

一人ひとりが出来る「九条の運動」、一人ひとりの平和への思いを語れる「九条の活動」を地域で続けることに意味があると考えている。

次回「第5回平和のつどい」は、今年賛同人になっていただいて辻本さんの協力で、2010年4月13日から24日、ギャラリー&カフェE.R.「平和の作品展」をすることが決まっている。

より沢山の作品を展示できたらと考えている。                         長尾 強志


12/22 地域九条の会・交流会

12月22日、(鹿ノ台・生駒台・俵口)小学校区の「地域九条の会・交流会」が開催されました。


核兵器のない世界を(7) 生駒市署名センターからのお知らせ

(12月15日現在)  署名 5001筆   募金 132,072円

署名活動の予定
1月6日(水)  11:00~12:00 生駒駅改札前
1月9日(土)  16:00~17:00 生駒駅改札前 
1月11日(成人の日) 9:30~10:00 書名用チラシ配布
           10:00~ 生駒駅改札前
            成人式終了後、署名回収


インド・ネパールで484筆


地域全戸訪問を始めました

近鉄小明台(220戸)に、12月7日、署名用紙・封筒・お願い文をセットにして配り、12月14・15日と訪問しました。

配った翌日、私のポストにカンパを添えて入れて下さった方、訪問するのを待っていて下さった方、「ご苦労様です」とねぎらいの文を添えて下さった方など、次々と届けられています。

 12月15日現在、43軒・104筆・カンパ7200円になりました 

平日昼間はお留守が多いので、次は土・日に訪問しようと思います。     真鍋洋子


解釈改憲の策動に反対しましょう

民主党小沢幹事長が主導する「国会改革」で、官僚の答弁を禁止する「国会法改正案」を通常国会に提案する準備が進んでいます。

 

内閣法制局は、これまで内閣の憲法解釈を担当、今の所、海外での武力行使は認めていません。小沢幹事長は、従来から「国連協力」の名目で、海外での武力行使を主張し、内閣法制局と対立しています。

 

 憲法第62条(議院の国政調査権)は、『両議院は、各々国政に関する調査を行い、これに関して証人の出頭および証言並びに記録の提出を要求する事が出来る』と決めています。

 

内閣法制局長官の答弁禁止は、一部の政治家の判断で憲法解釈を変える可能性に道を開きます。

 

小沢幹事長の私見で「憲法九条の解釈」を、変えさせてはなりません。

 

 議会制民主主義を守り、憲法九条を生かす活動を強めましょう



・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 

2010年1月24日(日)生駒市長選挙投票日

 -市民による、緑豊かな、平和で、住みよい生駒を-

2010年1月26日(火)10:00~12:00

生駒・北葛城「九条の会」交流会を開催します。

場所 斑鳩中央公民館

参加をご希望の方は事務局(奈波)までご連絡下さい。

 

 






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2009年11月21日号(部内資料)


・・・・・・・ 呼びかけ人を更新しました  ・・・・・・・・・ 


「憲法九条の会・生駒」の呼びかけ

生駒の皆さまに呼びかけます。
今、憲法九条を変えて、日本を戦争をする国にしようとする動きが、かつてなく強まっています。
日本の知性と良識を代表する九人の方々が、日本と世界の平和な未来のために、日本国憲法を守るという一点で手をつなぎ、
「改憲」のくわだてを阻むため、二〇〇四年六月十日「九条の会」を結成し「アピール」を発表されました。
私たちは、この「アピール」に賛同し支持します。
そして、全ての生駒の皆さまに、この「アピール」を読み、賛同して頂きたいと思います。
今、日本は、アメリカに従って「戦争をする国」になるのか、国連憲章を守って「話し合いで平和を目指す国」になるのか、の岐路にたたされています。

半世紀以上、他国で人を殺さなかった日本。
戦争の放棄と戦力を持たないことを規定した「憲法第九条」。
「平和な、戦争のない二十一世紀」を築きあげる上で日本国憲法第九条は、世界にとってもかけがえのない宝です。
九条を守り、さらに世界に拡げたいと思います。
そこで、この思いを実現するために「憲法九条の会・生駒」を結成しました。

私たち一人ひとりに出来ることとして、「九条の会のアピール」を読んで、「憲法九条の会・生駒」の賛同人になって頂くよう、呼びかけます。
      
二〇〇四年十二月十九日  



呼びかけ人(二〇〇九年十一月十五日現在)

愛須 勝也  
    弁護士
青山 達   
    秋津の住人
池田 順作  
    高校教師
石倉 康次  
    立命館大学教授
一木 晃   
    元会社員
稲次 直樹  
    医師
上殿 紀久子 
    奈良のうたごえ協議会会長
上野 周二   
    自営業、機械メンテナンス会社経営者
植村 圭子  
    生駒市精神障害者施設後援会長
小倉 正宏  
    劇作家、ドイツ文学研究者  
桂 良太郎  
    立命館大学国際関係学部教授
菊川 徳之助 
    近畿大学教授、演出家
北村 勝一  
    生駒市腎友会会長
日下 珠枝  
    看護師
久保 礼
    エコシティ生駒世話人
熊本 一
    演出家
栗田 悦子
    書家、ことばを書の作品に表現  
河野 アサ
    日本基督教団生駒伝道所伝道師
斎藤 清
    関西フィルハーモニー管弦楽団バイオリン奏者
崎本 冶三郎
    憲法九条の会鹿ノ台校区事務局長
佐道 和夫
    医師
髙砂 光雄
    不登校引きこもり相談員
田中 晃
    アマチュア写真家
田中 彰治郎
    いこま原風景を楽しむ絵画教室主宰者
谷 智恵子
    弁護士
谷村柊丘峯久とうきゅうみねひさ
    新古典派日本画家・民俗芸能研究保存調査会嘱託研究員
谷山 清
    小平尾の住人
谷山 正道
    天理大学教授
辻本 英子
    元教員
坪井 裕志
    奈良反核医師の会代表
坪田 博
    グラフィックデザイナー
長尾 強志
    俵口小学校区憲法九条の会
中筋 恵子
    日本の伝統食を考える会編集長
中村 梁幸
    日本の凧の会、奈良県支部世話人
夏原 幸子
    シャンソン歌手
奈波 宏
    憲法九条の会生駒事務局長
西谷 聡
    医師
藤原 徳治
    元中学校校長
逸見 啓
    阪南大学教授
前田 徹生
    桃山学院大学法学部長
正木 志保
    バレエ ダンサー
真鍋 洋子
    生駒市平和委員会事務局長
丸山 楠雄
    生駒台校区平和や憲法を考える会事務局長
溝川 悠介
    大阪府立大学名誉教授
村井 映子
    元教員
山上 浩功
    生駒市平和委員会会長
吉岡 紘子
    筝曲家



核兵器のない世界を(6) 生駒市署名センターからのお知らせ

(11月9日現在)   署名  3948筆   募金  115,432円

署名活動の予定

11月24日 14:00~ 奈良北高校前
11月27日 9:30~ コミセン文化ホール・ホワイエ
 (旭山動物園物語上映中)
11月6日  10:00~12:00 生駒駅改札前
11月9日  14:00~15:30 喫茶「ゆうほう」署名活動交流会
     16:00~17:00 生駒駅改札前 



辺野古新基地計画は「普天間の代替・沖縄県民の負担軽減」ではありません

普天間基地は海兵隊のヘリコプター訓練用で施設は老朽化し、米軍は最新鋭の新基地を求めていました。弾薬は嘉手納まで搭載に行きます。(人のいる場所が近すぎて弾薬庫を置けません)

辺野古新基地計画が出来る経緯は、

1966年1月 キャンプ・シュワブに、駐屯・訓練・弾薬庫の三つの複合基地群を持つ米海兵隊が、ベトナム戦争の出撃基地として辺野古の浅瀬を埋めて滑走路長3000mの飛行場を計画しました。

同年 12月 前記の飛行場計画に海軍が、水深の深い大浦湾に軍港計画を加えました。

1995年   少女暴行事件をきっかけに、基地返還の運動が盛り上がりました。

1996年12月 基地返還の合意(SACO)の後米国防総省が出した構想では 滑走路長1500mの飛行場を2本の桟橋で陸地とつなぎ、CALA=戦闘機装弾場(飛行機に銃弾や爆弾を積み込む場所)が追加されました。

2002年7月 日本政府が閣議決定した構想は、前記の米軍構想と同様でした。但し、政府は「米軍構想は見たことない」と発言しています。

2005年10月 日本政府は、滑走路長を1800mに延長しました。

米軍は、辺野古基地に、普天間基地に配備されているヘリコプターCH46Eに変えて、オスプレイMV22を配備する予定です。オスプレイはプロペラの方向を変えられる飛行機で、ヘリコプターに比べ搭載量は3倍、速度は2倍、航続距離は5倍です。技術的に未完成で2000年末時点で15機配備した内4機墜落しています。一旦は生産中止になりましたが、普天間配備を視野に、去年から再び生産されています。


日本は、これからも米軍の出撃基地機能を強化するのか?

 

10月20・21日、来日中のゲーツ米国防長官は鳩山首相、岡田外相、北沢防衛相と会談、「普天間の代替施設なしには海兵隊のグアム移転、兵員の縮小、土地返還をしない」と発言した。

 

これを受けて23日岡田外相は「県外移設はない」、27日北沢防衛相は「キャンプ・シュワブ沿岸(名護市)への新基地建設は、県外・国外への移設という公約を満たしている」と発言した。

 

11月13・14日、オバマ米大統領が来日、首脳会談で「核兵器のない世界」他の共同文書に署名、普天間問題については「ハイレベルの作業部会を設置し、出来るだけ早く解決する」とした。

 

又14日の講演では、核兵器が存在する限り強力な「核の傘」提供を誓約し、日米同盟の深化や日米軍事同盟の維持・強化に言及した。

 

世界では外国軍基地撤去の取り組みが進んでいます。日本政府には、在日米軍基地の侵略・出撃基地としての機能を廃し、米軍基地撤去を目指す方針が求められます。


第6回憲法学習会に30人参加


11月15日(日) 前田先生の憲法学習会 を、開催しました。

「普通の国」論の問題点を、自衛権の解釈の変遷、自衛権=自衛力権への変化、又、軍事力によって戦争を避ける事が出来るのか(抑止力論)などから学びました。
「人間らしく、人間として」生存するためには、まず戦争をしないこと、この叡智を言語化し、規範化したのが憲法九条だという考え方に納得しました。

以下、感想文
○ 大変判りやすく、自衛権、自衛力の変遷について、ご説明いただき、久し振りに勉強になりました。今後のますますのご活躍を期待いたします。

○ 「自衛」の概念も時代によって変化していくのでしょうか。アメリカによる侵略に対する国民の抵抗戦は、自衛権として認められるのではないでしょうか。

○ 国民投票法のことがとても気になっていたので、先生のお話をきいて、九条の重みが改めてわかりました。お忙しいところ、いろいろお話下さってありがとうございました。

○ 憲法9条に関しては超初心者で、これから勉強していこうと思います。今回の講義はかなりレベルが高くむずかしいことも多かったのですが、たいへん勉強になりました。単純に人が殺し合うことや、戦争のない世界になっていくよう、考えていこうとおもいます。

○ 前田先生のお話で、改めて憲法九条について考えなおしました。ありがとうございました。


その他、
10月31日、「コーラス & ひとり芝居(朴 明子さん)」が、開催されました。

11月5日、県「九条の会」学習会が、開催されました。

11月12日、生駒・北葛城「九条の会」交流会を、開催しました。

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定 ・・・・・・・・・ 


12月5日(土)

俵口小学校校区「第2回 平和を考えるつどい」が、開催されます。

第66回運営委員会 
2009年12日4日(金)  9:15~11:45 中央公民館研修室4
当会は運営委員を決めていません。
当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。

 

12月13日(日)

「九条の会」近畿ブロック交流集会」が、開催されます。       

会場 関西大学千里山キャンパス  参加費 一人1000円 

10:00~12:00 全体会 最新情勢を踏まえた報告と学習

 講師 渡辺 治(一橋大学教授)         

 各地の九条の会活動報告 

13:00~15:30 分科会・分散会    

15:30~16:00 全体会・分科会・分散会のまとめ   

参加申込は事務局までご連絡下さい。






「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2009年10月11日号(部内資料)


核不拡散・核軍縮に関する安保理決議 1887号について


核不拡散・核軍縮に関する安保理決議 1887号 について

本決議は、安保理史上最初の「核兵器廃絶」をめざす歴史的決議です。
前文と本文29項から構成され、核関連の全分野(核軍縮、不拡散、原子力の平和利用、
核セキュリティ)を包括的にカバーしています。
要旨、下記の通りです。

1、「核兵器のない世界」に向けた条件を構築することを決意しています。
2、NPTの重要性を再確認し、2010年再検討会議で現実的で達成可能な
目標を設定するために協力することを呼びかけ、NPT加盟国に、
核軍縮への効果的な措置と廃絶条約への交渉開始を要請し、
NPT非締結国に、NPT加入を要請しています。   
3、米ロによる「STARTⅠ」後継条約に向けた核兵器削減交渉を歓迎し、
NPT第6条に基づく誠実な核軍縮交渉を要請しています。 
4、非核兵器地帯条約締結への動きを歓迎・支持し、非核兵器地帯が
核不拡散体制を強化し核軍縮に貢献することを確認しています。
5、すべての国が核実験を行わず、CTBT(包括的核実験禁止条約)に署名・批准し、
同条約が早期に発行することを要請しています。
6、早期にカットオフ条約(兵器用核分裂性物質生産禁止条約)につき交渉することを
要請しています。
7、不拡散体制への現在の主要な挑戦として、北朝鮮・イランに関する安保理決議を再確認し、
関係当事国に関連安保理決議の遵守を要求しています。
8、核テロを懸念し、来年の核セキュリティ・サミットへの支持を表明しています。
9、原子力平和利用の推進を奨励し、平和利用の「奪い得ない権利」(NPT第4条)を
確認しています。
10、IAEA保障措置は、核の不拡散と原子力の平和利用のための協力推進に
不可欠とし、追加議定書への署名・批准・実施を要請しています。
11、あらゆるNPTの目的を推進する上での市民社会の貢献に留意しています。

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用語説明

核拡散防止条約Nuclear Non-Proliferation Treaty、(通称:核不拡散条約 略称:NPT)
1970年3月5日発効   現加盟国:190ヶ国
(第六条) 各締約国は、核軍備競争の早期の停止及び核軍備の縮小に関する効果的な
措置につき、並びに厳重かつ効果的な国際管理の下における全面的かつ完全な
軍備縮小に関する条約について、誠実に交渉を行うことを約束する。

STRTⅠ(第一次戦略兵器削減条約)
1991年、米国とソ連/ロシアの間で締結された。
核弾頭数、大陸間弾道弾ミサイル(ICBM)、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、戦略爆撃
機などの削減を決めた。今年末で期限が切れる。

  包括的核実験禁止条約(CTBT)
1996年締結(署名国178、批准国144)
     この条約の発効には高度な原子力技術を持つ44カ国の署名・批准が必要であり現在35カ国が
批准している。残る9カ国に内、未署名の国は、北朝鮮・インド・パキスタン、署名しているが
未批准の国は、中国・エジプト・インドネシア・イラン・イスラエル・米国である。  

カットオフ条約(兵器用核分裂性物質生産禁止条約)
核兵器の原料となるプルトニウムや高濃縮ウランなどの全面的生産禁止を目指す条約。
1993年の国連総会でクリントン米大統領(当時)の提案に基づき交渉開始を求める
決議が採択されたが、米国のブッシュ前政権が「検証など不可能」と主張、
交渉を始められない最大の原因となってきた。


「核兵器のない世界を(5)」

第6回憲法学習会「改めて憲法九条の意味を考える」






①  2010年5月2日NPT日本原水協代表団 

セントラルパーク前の署名活動と

パレード(タイムズスクウェア⇒国連)

9jo-Ikoma-Youtube




② 2010年5月30日(日) 奈良県母親大会(1)世界遺産⇒世界無残の旅

youtube投稿より 

 

その他の動画はこちらから

 


 


 

 

●憲法九条の会●
【憲法九条を変えようとする動きがあるが私たちはこの動きを阻み、
九条を世界に広めたいとの思いからこのサイトをたちあげました】

【日本国憲法第2章 戦争の放棄 第9条】
 ①日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

 ②前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。

 


 


 

慰安婦問題に関する意見書

かつての戦争において、日本が近隣諸国の人々に多大な被害を与えてから、既に64年を経たが、
いまだに戦争被害の傷はいやされていない。
そして直接の被害者のみならず、その子孫も親世代が傷つき、
いやされていないことで傷ついている。
日本軍「慰安婦」問題は、その象徴的な被害である。
 近年、フィリピンの外交委員会や韓国、
台湾の議会など関係諸国の議会でも、日本政府に対し、
「慰安婦」問題の責任を認め、公的に謝罪することを求める決議が採択され、
国連などの国際的な人権擁護機関からも早期解決を求める勧告が出されている。
 このように、国際社会は「慰安婦」問題を現在に
通じる重大な人権被害と認識し、
日本政府が誠実に対応することを要請している。
 「慰安婦」問題に誠実に対応することは、
戦争を遂行するために女性の性が利用されるという
人権侵害が二度とないようにするという日本政府の世界への
意思表示となる。さらに、アジアの人々の戦争被害の傷をいやし、和解し、平和的に共存していく道筋を作ることになる。
 1993年の河野内閣官房長官談話では、
第一次、第二次調査を経て、「我々は、このような歴史の真実を回避することなく、むしろ教訓として直視し、
歴史研究、歴史教育を通じ永く記憶にとどめ、
同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を表明し、
今後とも民間の研究を含め、十分に関心を払っていきたい」
旨の発表がなされている。
この精神を維持、発展させ、内容を具体化することが、
問題解決へとつながるものと確信する。
 かつての戦争から長い時間を経て、
被害者の訃報が相次ぐ中、被害者の存命中に納得できる
解決が急がれている。
 よって、国は、下記の事項について誠実に対応されるよう強く要請する。

1 河野談話に矛盾しないよう「慰安婦」問題の真相究明を行い、
被害者の尊厳回復に努め、誠実な対応を図ること。
2 「慰安婦」問題の歴史を踏まえ、次世代に事実を伝えるよう努めること。
以上、地方自治法第99条の規程により意見書を提出する。
          平成21年9月11日   
生駒市議会




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