本会創立14周年記念、「南京事件」の映画と講演会、無事終る

 私たちの「憲法九条の会・生駒」創立14周年にあたる今月の1日(土)、生駒市コミュニテイセンター文化ホールで、映画「南京・引き裂かれた記憶」(85分)の上映と、その撮影と編集に尽力された松岡環監督の講演会を開き、生駒市内外から127名が参加して鑑賞しました。
かつての戦争によって、日本がアジアの国々とその地に住む多くの人々に、どれほど大きな被害をもたらし、どれほど大きな罪を犯したか、をきちんと認めない人たちが、いま日本国憲法を、とりわけ戦争放棄を謳った9条を変えようと画策している今日、改めて南京事件をはじめとする、あの巨大な戦争犯罪を糾弾しなければならない、そして憲法9条は絶対に守らねばならない、その思いをいっそう強くした1日でした。
 みなさんから寄せられた感想の中に、被害に遭われた中国人やその犯罪に参加した元日本軍兵士のナマの証言を聞き、その犯罪の恐ろしさを知り、戦争は決してもう二度としてはならない、という思いを強くした、との感想が多く寄せられました。

 

 


◎ 12/1南京映画と講演会の感想文より抜粋


1.私は地域の小学校6年生に、戦争体験(満州引揚げ)の語り部をしています。1936年に生まれ1946年まで満州(奉天)で過ごしました。父は奉天で日満併合の会社で商売をしていました。両親は1926年に渡満し引揚げまでの20年間、過ごしたことを母が手記に残してくれたので、母の手記を参考に語り部をしています。手記の最後に、絶対戦争をしてはいけない、若い人々、沢山の人々の犠牲の上に今があると遺言を残しています。これからも声の出る限り、語り部を続けたいと思っています。今日の映画はいろいろ思い出して、涙があふれ出ました。すごい映画です。


2.つらい体験をよく語ってくれた。戦争は絶対ダメだとつくづく思う。南京問題は気にはなっていたが、改めてちゃんと聞けてよかった。30万人殺害説の是非の問題は、仮にこの数字がオーバーだとしても、大量虐殺は事実であり、強く非難されるべき問題だ。


3.松岡さんのインタビューの仕方がすごいと思う。相手が言いたくもないことで、言葉を濁しそうになっても、本当にどうやって殺したか、どう強姦されたか、何を見たか、の事実の1つ1つを確認しつつ聞き出した、これは相手との信頼感を作れたからこそ出来たのだろう。その熱意に感服!


4.戦争は、人間を狂気にし、動物以下にしてしまう。日本にいれば普通の善良な兄さん、お父さんのはずが、赤紙1枚で戦場に送られれば、殺人、強盗、強姦、放火、略奪などあらゆる巨大な罪を犯す人間と化す。いや、そうさせられる。本当に狂気になった人もいる。善良な日本人をそうさせたのは誰か? そのように日本を引っ張った責任者は誰か?


5.松岡先生へ、語尾が聞き取りにくかった。高齢者が多い集会、マイクの使用、もう少し工夫を! ありがとうございました。

 


この1年、安倍政権は結局国会へ憲法改悪の提案を出せずに終わりました。


これは多数の署名を集め、改憲反対の国民世論をつくってきた国民のたたかいと、国会内野党共闘の粘り強いたたかいが結びついた成果です。


しかし、安部政権は諦めてはいません。来年は、国会の改憲発議を許すかどうか、国民投票を許すかどうかの最大のヤマ場です。改憲阻止3000万署名の目標達成へむけて、世論に訴え、さらに粘り強く、大胆に広げましょう。



●12/1(土)「憲法9条の会・生駒」創立14周年記念集会(13:30~ セイセイビル)あります
映画「南京引き裂かれた記憶」上映と松岡環監督講演

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