当面の活動についての提案
私達は、今日「憲法九条の会・生駒」を結成しました。そして、この生駒から、憲法九条を守り、さらに
世界へ拡げていくための、確かな一歩を踏み出しました。
この会の目的は「九条の会のアピールを全市民に届け、賛同を求める」ことです。
この目的が、単なるスローガンに終わってはいけないと思います。
この目的は、私たちの日々の行動についての指針を示していると思います。
そこでこの運動を前進させるために、私たちが当面どのような活動に取り組むべきかについて提案します。
まず、九条の会のアピールを全市民に届けるという目標があります。これは簡単に出来ることではありません。
生駒市の人口は十一万余、世帯数は四万余です。戸数でも四万近いと考えられます。そこでまず、「全戸に
アピールを届けること、配ること」が最初の目標になります。この運動に賛同していただいた方々に、ご近所の数軒、
数十軒にアピールのビラを配っていただくこと、その集まりが生駒市の全戸に届くことが、最初の目標になると
思います。この活動は沢山の賛同人に参加していただかなければ実現できません。しかし、賛同していただ
いた方々のみんなにビラを配って頂けるとは限りません。さしあたり賛同人の数は、数百人ではなく,数千人と
考えています。賛同人になっていただくこと、賛同人が賛同人を増やしていただくことを、お願いします。
次に、市民に賛同を求めることが必要です。ご近所や知人の方々と憲法について語り合い、九条を守ろうという
気持ちになっていただくことは、簡単なことではありません。九条については、いくつもの解釈があります。また、
自衛隊が存在するという現実に、憲法の方を変えて、合わせようという考え方も根強いと思われます。私たち
自身が憲法を読みなおし、また「九条の会のアピール」を深く理解する事が大切です。身近な賛同人が集まって
無数の学習会を組織しましょう。
以上の二点を、当面の活動として提案します。
尚、この活動は、今まで生駒では経験したことのない、大規模な市民運動です。これを支える強力な運営委員会
と事務局が必要です。皆様方のご参加をお願いして提案を終わります。