憲法九条の会・生駒

 第三回 憲法連続講座(最終回)の報告
(第一回はこちら・第二回はこちらから)

7月24日(日)13:30〜16:30 於セイセイビル402号室
参加者数(65名)・募金&賛同募金(29500円)・感想文(8名)・賛同人申込(2名)
講師 前田徹生 桃山学院大学教授、法学部部長
演題 改憲論の系譜と憲法9条

感想文(8名)

〇 小森陽一郎さんの話をきいた時、憲法は国民が国家権力にむけて守れと要求すべきことを・・ということをきき、その後大阪の9条の会の時、たしか井上ひさしさんもそのことを強調されていた。今まで憲法は国民が守るべききまりの一番根拠という風に理解していたのは大きなまちがいだと気づかされた。その上で今日の話のはじめにもその説明があり、すごく納得いった。
私の様に憲法というものを国民の側からのものとしてとらえていない人も多いと思う。九条については多くの人が大切に守るべきと思っているのは確かだ。日本人は何事においても、個人の位置、人権について意識がまだまだうすいのではないかと思う。憲法論争についても、この基本の立場のところをもっと広く明確にすべきと思う。
これからどうやって憲法を守っていけばよいかは私達の運動でしかというのも分っているのですが裁判所等、三権分立なので学者も運動するとか裁判所でも違憲にするとかできないものか・・と思います。少子化で軍隊が出来るのか今の若者で徴兵制ができるのか? 2回目はむずかしかったけれど、1回目、3回目がとっても分りやすくよかったです。
〇 改憲者(立法者)の自覚のレベルが低いとのお話しがありましたが、それをそのまま反映したマスコミの影響で、改正の論点が極めて幼稚な形ですすめられる気がしてなりません。そのへんをどうするのか心配の種でしたが、いくつか楽になった点もありました。このような催しを(講演に限らず)つづけていただければと思っています。
〇 即物的に言えば、政治の目的は問題解決であって、立憲主義の採用とそれに基づく憲法の制定、改正もそのための一手段にすぎないと思います。
 だから、憲法を改正すべきかどうかは、決断する際には、当該問題を解決するという目的との合理的関連性が問われなければならないはずです。
 しかし実際には、改憲という手段の採用についての思考実験は乏しい、すなわち、目的に対する手段の適合性と予測される弊害結果との比較考量を経た価値判断がなされているようには見えません。また、さまざまな概念操作の努力(たとえば自衛力)にもかかわらず、それが十分なテストに耐えられるかどうかも怪しいと思います。これは「論」としての改憲論の弱点だと思います。
 しかし、いわゆる護憲論がこの弱点をうまく衝けているとは思えません。「運動」としての改憲論に対抗する形で、いわゆる護憲論も「運動」に専念しているように見えます。私はもはや生の問題についての即物的な討議がしたいのですが、どうも私の方法はテクニカルすぎて、どちらの論者にもウケが悪いようです。
〇 改憲論議の経過がよくわかった。説得力があった。
 非武装・中立・反戦の戦いを何としても果たしていかなければいけないと思っています。それと米国追従でなく自立国・日本を建設していかなければならないと思います。
〇 改憲の歴史を学ぶことができました。改憲の機をうかがっていたことは、ばく然とわかっていましたが。二つの明文違憲論で歴史的に理解できました。
 軍事力、他国の軍事基地があることは一番危険だと思います。守られている感じはまったくありません。
〇 3回連続講座は非常に貴重なものと思います。これをまとまったパンフ等として販売活動されてはいかがですか?参照とされた資料も掲示していただいて。
 9条生駒の財政活動、世論をつくるうえでも、良いかな。
〇 戦争を実体験した者の一人として理屈抜きに、二度と争いに巻きこまれるのはいやだとの思いいっぱいです。
 地元生駒で九条の意義を聴かせていただき、改めてこの条文が守られている事の大切さを実感(改憲論の流れについても・・)しました。
〇 戦後生まれの戦後育ちで平和があたりまえと思っていたが、こんなに平和が危ないということがよく分った。憲法がどのように出来、どのような流れで自衛隊ができてきたのかがよく分った。今まで系統的に考えることがなかったので大変勉強になりました。もっと続けてほしいと思う。
2005/7/25記

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