憲法九条の会・生駒

 第二回 憲法連続講座のまとめ
(第一回はこちら・第三回はこちらから)

6月12日(日)13:30〜16:30 於図書会館大会議室
参加者数(72名)・募金&賛同募金(52050円)・感想文(5名)・賛同人申込(10名)・ハガキ(15枚)
講師 前田徹生 桃山学院大学教授、法学部部長
演題 憲法9条の意味と意義

感想文(5名)

〇 憲法の解釈に、いろんな説あるとのことで、その説明をしていただきましたが、私にとっては=戦争=に、侵略とか、制裁とか、自衛とかなく、全て戦争という様にしか思えません。自衛のため・・というのは概念的に少しありうるのかという気もしていましたが、実際上は自衛という先の戦争だと思います。 論争上、解釈は正しくすべきですが、私のような 1国民 1市民としては、単に全ての戦争はイヤ・・ということを強く思います。
  息子が スイスで働いて 住んでいます。
  日本国憲法のことの大事さを思う時・・又自衛隊のことを考える時・・スイスの永久中立国ということと兵役義務――国民皆兵ということが、どうなっているのか知りませんでしたが、今日のお話ですっきりしました。やはり常備軍――軍隊は不必要ですね。
 各自が武器を管理しつつ、そのことでの問題が生じない 国というもの 国民性というもの すごいですね。改めてスイスについて学びたいと思いました。
     常備軍≒自衛権
とてもきになるけど・・・ちょっとむずかしい 憲法 を 身近な生駒で考えられる機会があることに感謝します。

〇 1時間ぐらいの講演にしていただき、1時間半〜2時間程度は討論会にするような形式のやり方の方がより深い議論や参加意義の強まる講座になるのではないでしょうか?

〇 前半は 自分の体力的なこともあって 頭にはいりにくかったですが 後半はがんばれました。
  論理を深める面白さを お話を通じて感じました。
  9条の役割 ますます心におちつつあります。

〇 いわゆる軍産複合体の話を聞いて思い出したのですが、私はカール・ポパーの所説を真に受けて(?)、戦争原因説明の枠組みとしての陰謀理論・心理主義・運命論を批判しています。
  たとえば陰謀はめったに成功しない、人間の心も社会的産物である、説明になっていないなど。
  でも、かりに一般論としての陰謀理論が間違っているとしても、それは直ちに陰謀が原因となった戦争はあり得ないということを意味しません。そして、現にいわゆる軍産複合体の問題は、陰謀が原因となった戦争があり得ることを示唆しているように見えます。
  しかし、陰謀が原因となった戦争があり得るという主張は、単に事実言明にすぎません。必ずしも埴谷雄高が批判したような「やつは陰謀家だ。陰謀家を殺せ(そうすれば戦争は終わる)」という実践的主張を帰結するわけではありません。でも、実際にはそうなりかねない危うさはあります。
  だとすると、いわゆる軍産複合体の問題は(最終的には状況分析の方法を活用するとしても)、事実言明と規範言明をいかに分離するかという問題の一種だと考えたらよいのでしょうか。あるいは、少しひかえめに言えば、その側面から解決方法を考えても、的外れではないでしょうか。

〇 憲法九条条文そのものの読みと解釈を改めて学習し、認識できたことは収穫でした。
 緻密な資料の読みを深めたいと思います。
  こんな機会に快く協力してくださる前田先生に感謝です。
2005/6/14記

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